日々徒然趣味日記

勇者、辞めます

　この作品はカクヨム原作ラノベですよね。原作者はクオンタム先生。第２回カクヨムコンファンタジー部門で大賞受賞作品です。あ、私は原作未読なので、アニメと原作の違いとかは分かりません。お約束のアレでございます。

　この作品は他のアニメ化ラノベと違い、全３巻。１クールで物語の最後まで描写されそうな感じですね。原作未読なので分からんですけど（汗）。

　あらすじは、世界を救った勇者が今度は魔王軍に入ってボロボロになった組織を立て直すと言うもの。前半は形を変えたお仕事モノと言う感じでした。そこから勇者の正体が分かって、最後には――と言う話ですね。

　よくあるファンタジーモノをひねって独自性を出しております。

　アニメのクオリティは悪くもなく良くもなく。標準的な感じ。多分予算に素直に作られていると言う感じなのではないでしょうか。私が見た限りではそう言う印象です。実はすごく凝っているとかだったらごめんなさい。

　作画崩れはないし、普通に見られるのでそれで十分ですけどね。何かが頭ひとつ抜けていると言うレベルではないと言うだけで。

　最初はＥＤみたいな平和なシーンが物語の終着点だと思っていたので、執筆時（１０話）の展開に少しビビっております。最後まで見ないと分かりませんけど。意外とあの展開からＥＤのシーンに繋がるのかも。原作未読なので何とも言えません。

　半分お仕事モノみたいな展開なので、中盤くらいまでは日常系みたいなノリで進んでいくんですよね。勇者の正体が分かったところからがこの物語の独自性が強く出てきます。ただ、展開は初期の方が好きだったかなぁ。平和だったし。

　ファンタジーにＳＦ要素を混ぜるのは昔は定番だったんですけど、ラノベの異世界モノが流行ると一旦その傾向が途絶えるじゃないですか。そろそろこの作品みたいにラノベ異世界モノでもＳＦ要素が交じる流れが一般的になってくるのでしょうかね。

　普通の異世界モノに飽きた人にオススメです。定番の展開じゃないと受け付けないって人には不向きかな。意外な展開が好きな人にもオススメ出来るかも。

　当然私も毎週楽しみに見ておりますよっ！