前のエピソード――ＥＵＲＥＫＡ／交響詩篇エウレカセブンハイエボリューション

　この作品は週刊少年マガジンに連載後に別冊少年マガジンに移籍して連載を続けている大高忍先生の漫画が原作のアニメです。移籍後は知らないのですけど、週刊少年マガジンに載っていた頃は連載を追いかけていました。とは言え、単行本を買うほどではなかったので、初期の話は朧気に覚えているくらいですね。

　物語は、武士が刀を使って鬼を退治する物語です。ん？　何か似たような話をどこかで見た事がある気がしますが、気にしちゃダメです。そう言うテンプレです。筋書きは似ていても細部は全然違いますから！　呼吸は特に大事じゃありませんから！

　話が進むとこの物語独自の鬼退治の戦法が出てくるのですが、アニメの最初の方ではまだ出てきませんね。だからでしょうか、ネット辞書でも詳しい説明がなされていません。ネット辞書を参考に説明しようとしようと思ってたのにぃ～。

　まぁ要するに、ちょっと複雑な条件を満たして鬼を退治しているのです。アニメもその内その下りを放送する事になるでしょう。

　アニメの出来の話ですけど、正直あまりクオリティが高い気はしませんね。あんまり動きませんし。いや必要最低限の動きはしていますよ。低予算アニメよりは動いています。つまり、そのくらいなのですよね。勿論、今後ガンガン動きまくる回があるのかも知れません。そうなったらそこで認識も変わるでしょう。

　正直序盤は見た事のあるような展開が続いてあんまり面白くはないんですよね。ここで初見の人が離れていかないといいのですが……。

　最初の鬼神が全然怖くなかったでしょ。全然攻撃してこないし。きっと原作でもそうだったのでしょうけど、そこは何かすごく違和感を感じましたねぇ。ちゃんと死闘をした上で勝って欲しかった。原作がそう言う展開だったとしても、アニメで強さを盛る事は出来るはず。そう言うアレンジはして欲しかったなぁ。今から殺されるぞって時ですらほぼほぼ無抵抗って……しかもそれがかなり強い設定の鬼と言うのですからねぇ。

　原作の流れを知っているので、ここから面白くなる事は知っています。だから見続けますけど、初見の人が最初の１、２話で切っちゃわないかとちょっと心配。でも切った人に戻っておいでとも言えんかなあ……。

　キャラ崩れはないので、原作ファンの人にはオススメ出来るかな。イケメンキャラが多く出てくるので、そう言うのが好きな人にもオススメ出来るかと思います。作品の世界観が気に入った人も見続けて大丈夫かな。

　今のところ、私が言えるのはそのくらいです。悪くはないんですけどねえ。