2021年の年間アニメ雑感

 今日で2021年も終わります。んが、終わる間にやらねばならぬのがこの総決算ですよね。まぁ仕事でもないし、私が勝手に義務に思ってるだけなのですが。紅白とかそう言うテレビ特番とか見ずにこれを仕上げない事には私の2021年が終わりません。と言う訳で、とっとと書き終わらそうと思います。

 多分やっつけ仕事記事になると思うので、最初に謝っておきます。雑な文章でごめんなさい。


 まずは、冬と冬クールと共に終了したアニメで良かったなと思う作品から。


 PUIPUIモルカー

 無職転生 ~異世界行ったら本気だす

 怪物事変


 名作は冬アニメに誕生すると言うジンクスは私が勝手に提唱しているだけですけど、今期も冬アニメに伝説が誕生してしまいましたね。そう『PUIPUIモルカー』です。ヒットの仕方はけもフレと一緒で、放送が始まってからSNSで人気が爆発した作品でした。海外でもブームを巻き起こして台湾では何度も放送、日本でもすぐに再放送、更にはTV版の映像そのままで劇場公開と、今年の前半はモルカー一色だったと言っても過言ではありませんでした。


 他の2作品も丁寧なアニメ化がとても好印象でしたよね。まぁ私の好みを強く出しちゃった部分はあります。個人の感想なので、それでいいじゃな~い。


 お次は、面白かった春と春クールと共に終了したアニメから良かったものを。


 オッドタクシー

 ゴジラ S.P<シンギュラポイント>

 SSSS.DYNAZENON


 春アニメでは、やはり『オッドタクシー』でしょう。ゴジラもダイナゼノンも良かったのですが、最終回まで含めた完成度ではオッドタクシーに一歩及ばなかった感じです。ダイナゼノンはともかく、ゴジラは続編を匂わせてましたけど、いつか作られるのでしょうか? 続きも見たいなぁ。あれで終わるのは消化不良ですよ……。


 オッドタクシーは最初から最後までギミックが詰まっていて、最後まで緊張感が途切れませんでしたよね。番組公式動画も作品に上手く連動していて良かったです。最後のホラーな落ちでゾッとしたのも記憶に新しいところ。

 この続きを映画でやってくれるそうなのですけど、あの状況で危機が回避される未来が全然見えないのですがそれは……(汗)。


 では、次に面白かった夏と夏クールと共に終了したアニメ。


 俺、つしま

 かげきしょうじょ!!

 月が導く異世界道中

 NIGHT HEAD 2041


 夏クールで私が一番楽しんだのは『月が導く異世界道中』でした。ラノベの異世界転生チーレムモノではあるのですけど、クオリティも高かったですし、絵柄も展開も好みでだったので一番楽しく見ていましたね。多分二期も作られるんじゃないかな。作られて欲しいなあ。


 他の作品も自分の感性に合っていて良かったです。『俺、つしま』は原作がちょっと馴染めなかったんですけど、アニメはすんなり頭に入ってきてつーさんの魅力にメロメロになりました。『かげきしょうじょ!!』も全体的に明るい作風だったのが良かったですね。『NIGHT HEAD 2041』は、私がその手の話が好きなので入れました。毎回意表を突く展開に目を奪われましたねえ。


 で、最後は面白かった秋と秋クールと共に終了したアニメ。


 吸血鬼すぐ死ぬ

 古見さんは、コミュ障です


 作品数は多かった秋クールですけど、その中から気に入った作品を挙げるとなると、この2作品くらいでした(※個人の感想です)。そして、厳選されたこの2作品ですので、どちらも最高に面白かったですね。2作品共少年マンガ誌に連載中の漫画が原作なのですけど、原作への理解度がむっちゃ高かったです。


 吸死は各アニメランキングでも常に上位にランクインするほどの人気になって、ファンが多く生まれたのは嬉しかったですね。主に声優さんのファンが人気を底上げした感じみたいでしたけど。むう……相変わらず腐の方々のパワーは凄まじいですな。

 古見さんは出来が良いのに話題にはあまりなっていないっぽいのが、ちょっと淋しかったですね。吸死の人気がすごすぎただけなのかもですが……。


 では、各クールの良かった作品の代表を抜き出してみましょうね。


 PUIPUIモルカー

 オッドタクシー

 月が導く異世界道中

 吸血鬼すぐ死ぬ


 この4作品の中で2020年で個人的に一番面白かった作品は――『PUIPUIモルカー』です! いやはや、まさか1話3分足らずのオムニバスストップモーションアニメがここまで刺さるとは思いませんでしたよ。モルカーは可愛くて健気でやんちゃで多くの人を虜にしましたよね。他の作品なら整合性とかを気にしちゃいますけど、この作品に限って言えば全く気になりませんでした。そもそもそう言う作品じゃないですしね。


 モルカーを別枠としたら、次に選ぶのは『オッドタクシー』ですね。計算されつくされた展開とキャラの掛け合いが最高でした。次話を一番心待ちにしていたのはオッドタクシーで間違いありません。こう言う一風変わった意欲作っていいですよね。

 意欲作と言えば、夏アニメの『サニーボーイ』もかなりの意欲作ではあったのですけど、意欲作過ぎて自分の中で上手く消化しきれませんでした。残念。



 次は、あんまり面白くなかった作品の方に移りましょう。基本的につまらなかったら途中で切るのでつまらないのに最後まで見たって作品はあんまりありません。それでも数作品は最後まで我慢して見たけどやっぱりつまらなかったよ……って作品があったりするんですよね。魅力があるんだかないんだかですな(汗)。

 作品数はそこまで多くないので、前回同様一年分を一気に紹介しますね。


 約束のネバーランド2期

 2.43 清陰高校男子バレー部

 シキザクラ

 マブラヴ オルタネイティヴ


 と言う訳で、2020年個人的にちょっと見るのがきつかったアニメ1番は……ここに挙げた作品全部です! と、言いたいのですが、やっぱネバラン2期かなぁ。この2期は多くのアニメファンを落胆させましたよね。原作改変の魔改造っぷりがひどくて、かつての封神演義を彷彿とさせてくれました。このせいでノイタミナ枠が不安と同義語になってしまったのも記憶に新しいところ。何て事をしてくれたんや……。

 様々な事情があってああなってしまったのでしょうけど、今後はこのような魔改造改変アニメが出てこない事を願うばかりです。


 と言った感じで、2021年のアニメ年間雑感を終わりたいと思います。2022年もたくさんのいいアニメとの出会いがありますように。では皆さん、良いお年を!

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