世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する

 この作品は月夜涙先生執筆のラノベが原作です。そして元々はなろう作品と言う事でなろうアニメですね。私は原作未読なので原作との比較は出来ません。ごめんなさい。ただ、この記事を書くにあたってネット辞書を参考にしたところ、アニメオリジナルの展開はあるみたいですね。物語の大筋はいじってはいないみたいですけど。


 なろうアニメと言えば異世界転生モノと言う事で、この作品もそのジャンルに当たります。タイトルでバレバレですけどね。で、転生のテンプレのスタイルで言うと、少し前にアニメ化された『超高校級~』と同じパターンです。つまり、転生前から超一流だった人物が異世界に転生すると言うもの。『超高校級~』と違うのは、元々一流の暗殺者だったところに更にチート能力も女神からもらうと言う事と、赤ちゃんスタートと言うところですね。うん、わるない。赤ちゃん転生は個人的にも好みです。


 1話は転生前に主人公がどれだけ一流かを見せる展開だったのですが、この展開を見る限りお気楽異世界転生モノではないなと言うこだわりを感じさせてくれました。暗殺者の描写が結構本格的だったんです。それもあっての割と予算をかけたアニメ化なのでしょう。キャラデザや背景、キャラ崩れやアングル、動きや演出などのアニメのクオリティは申し分ないものです。当然、声もキャラにピッタリ合っています。


 異世界に赤ちゃん転生してからは暗殺者の一族の貴族に生まれたとは言え、やはりファンタジー要素が多くなって緊張感からは開放されますね。1話の前世シーンは緊張感の連続でしたから。一流の暗殺者のスキルを持って生まれた主人公はトントン拍子に成長していきます。魔法のある世界で魔法の法則をすぐに見極めちゃうところとかはチート物のお約束展開を感じましたね。


 この作品は暗殺がテーマと言う事もあって、暗殺されるべきゲスな人物がテンプレ通りに描かれています。つまり、エロいシーンもあるって事。主人公が成長するに当たって父親が手ほどきをするのですが、体の成長を見るのに全裸になったりもします。ショタコンの人へのサービスシーンですな。

 アニメはまだ仕込みの段階で、本格的な暗殺のシーンはまだこれからになります。主人公が苦戦するシーンは1クール終わるまでに描かれるのかな。


 暗殺と言うテーマが新鮮なので、毎週楽しく見ております。主人公が常に余裕があるので安心して見られるんですよね。チーレム作品でもあるので、いつの間にか彼の周りに3人の女子が……もちろん好かれまくりですよ。イケメンで強くて紳士なのでモテて当然ですわな。


 そんな感じで私は楽しく見ております。暗殺モノが好きな人や、異世界ファンタジーが好きな人なら楽しめるのではないでしょうか。暗殺とは言え、今はそこまでハードな展開にはなっていないので、キツい話がダメな人も大丈夫ではないかと。今後の展開は分かんないですけどね。まぁラノベ原作モノですし、大丈夫じゃないかなぁ……。

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