日々徒然趣味日記

出会って５秒でバトル

　この作品は小学館の『裏サンデー』および『マンガワン』で連載中のはらわたさいぞう氏原作みやこかしわ氏作画の同名漫画が原作のアニメです。当然ながら私は原作未読なので、アニメと原作の比較は出来ません。申し訳ない……。

　ネット辞書によると、元々ははらわたさいぞう氏が描いたＷＥＢ漫画をみやこかしわ氏が商業作品用に描き直しているスタイルのようですね。『ワンパンマン』と同じですな。

　ワンパンマンはＷＥＢ漫画ととなりのヤンジャン版でストーリーが違ってきましたけど、この作品ではどうなのでしょうね。人気がなくてもやる気があれば続けられるＷＥＢ漫画と、人気がなくなると即終了のプロ作品では、流れが変わってもそこまで不思議ではないのですが……。

　と、アニメに関係ない話はここまでにしましょう。

　この作品はデスゲーム系の作品に分類されますが、直球すぎるタイトルでも分かる通りにバトルが重要視されています。謎の組織の幹部にいきなり殺された人々が謎の場所に集められて、そこで戦い合わなければいけないというストーリー。筋としてはシンプルですよね。

　本気のデスゲームと違うところは、必ずしも相手を殺さなくて良いところでしょうか。勿論凶悪な敵は平気でガンガン殺してるのですけどね。主人公側は出来るだけ不殺で話が進んでいきます。記事執筆時時点では、ですが。少年漫画系サイトでの連載ですからねぇ。

　キャラクターのバトルスタイルは様々ですが、主人公は頭脳系バトルを得意としています。不利な状況を戦略とハッタリで乗り越えていく話ですね。そう言う作品が好きな人には楽しめるのではないでしょうか。

　有無を言わさずに戦わされる展開で、現実に戻る事が物語の最終目的。この手の話は今までにも沢山ありました。主人公が頭脳派って設定も。お約束の塊だからこそ、そこからこの作品らしい展開がどう進んでいくのかも楽しみなところです。

　アニメの質で言えば、悪くないですよ。ただ、すごくいい、と言うところまでは行かない感じかな。アクションの派手さより、この展開をどう切り抜けるか、って言う演出に比重が置かれているように感じます。ちょい地味って言うか。そこをどう感じるかですね。波長が合えば面白いと思います。

　声優さんもキャラに合ってますし、背景にもそれなりに力が入っています。特に気になるところはなかったかな。

　原作ファンや、頭脳系バトルが好きな人にオススメです。能力系バトルアニメでもあるので、そう言うのが好きな人にもオススメ出来るかな。あ、それとデスゲーム系の話が好きな方にも。