僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション
と言う訳で、この夏話題の映画を観てまいりましたよー。本来なら封切られてすぐにでも観る予定だったのですが、あの長雨とタイミングが重なっちゃって観られずじまいでした。先日ようやく観られましたよ。
ただ、遅かったので大スクリーンでは観られなかったのですけどね。まぁそこはしゃーない。観られただけで良かったのだわ。
いきなり結論を書きますけど、面白かったです。ラストバトルはちょっとモブサイコ100を思い出したりして。制作スタジオが同じだからね、仕方ないね。
個人的にですが、このラストバトルの部分だけちょっとツッコミポイントがあります。でもネタバレになるので語れないんだぜ(汗)。簡単に言うと、いや先にアレを破壊すべきでしょってツッコミですな。これは是非映画を観た人全員が突っ込んで欲しいポイントです。
ジャンプ漫画作品映画なので、今作でも一番伝えたいテーマはあきらめない事です。鬼滅の刃でもそうでしたよね。まぁ鬼滅の映画は原作エピソードなので、ちょっとスッキリしない終わり方になってしまっていますけど。
原作が少年漫画なのであきらめないと言うのを強調するのも分かるのですが、あきらめなければ絶対に何とかなっちゃうと言うのも呪縛だよなあと思ったり思わなかったり……(汗)。
あきらめてもいい、逃げてもいいよって言うのは大人の作品のテーマなのかも知れませんね。邦画ではありがちっぽいと言うか。あ、でも自分、あんまり邦画は観ていません。何となくイメージで語ってしまいました……あはは。
映画のクオリティは流石ボンズ作品、大スクリーンでの鑑賞に耐えうるべきものとなっております。映画題払っても観る価値あり。途中の激しすぎるアクションで一瞬訳が分からなくもなったりしますけど、きっと私の動体視力が衰えただけなのでしょう。素早くグリグリ動くカットが苦手になるとは、トホホ……。
映画の舞台はちょうどデク達がエンデヴァーのもとでインターンをしている頃に起こった事件と言う設定です。なので、デクは黒鞭を使いこなしています。そのアクションがどう見てもスパイダーマンのそれでした。これがやりたくてあの能力を思いついたんだなあと映画を観て初めて気付きましたね。
この映画では世界各国のヒーローとインターン生が活躍するのですが、基本はデクと爆豪、轟、後は映画のオリキャラのロディを中心にした物語ですね。特にデクとロディの旅は洋画のロードムービーを思わせる演出で、中々良かったです。
ロディはキーとなるキャラなんですけど、一般人枠なんですよ。そんな一般人がボロボロになりながらもデク達の信頼に応えようとするのが熱かったですね。
映画のヒロアカと言えば終盤のバトルが熱いと言うものですが、今作もかなり熱いですよ。どれも楽勝では終わってくれません。その辺りも楽しみにしている人の期待に十分に応えてくれるものと思います。
今回の映画は海外が舞台になっているのもあって、洋画のアクションモノをかなり意識しているストーリーになっていましたね。ぶっちゃけ、洋画で有名なシーンのツギハギっぽく見えなくもない感じです(汗)。
まぁそこはオマージュと言うかリスペクトと言う事で。洋画アクション映画のあるあるをヒロアカでやってみました――みたいな。深く考えちゃダメなんだぜ。
改めて個人的な感想を言うと、ラストバトルの組み立て以外は十分に楽しめました。あそこ、デクは頭の回転が早いんだからもっと効率的にバトって欲しかったなぁ。逆に、そう言うところが少年っぽいと言えなくもないんですけど……。
ファンの方ならもうとっくに鑑賞済みだとは思いますが、まだの人は是非映画館へ。損はさせない仕上がりになっておりますよ。この私が保証します!
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