日々徒然趣味日記

装甲娘戦機

　この作品はＤＭＭのゲームが原案になったアニメみたいですね。原案と言うのは、このタイトルのゲーム自体はないと言う事なんです。どう言う経緯があったのかは分かりませんけど、ゲームの話をそのままアニメにした訳ではないので、ネット辞書にもこの作品のページはありません。なので、今回はピクシブの百科事典を参考に記事を書いていきますね。

　アニメの元ネタのゲームタイトルは『装甲娘』。そこにダンボール戦機の戦機を足したのがアニメタイトルですね。そうして、ストーリー的には装甲娘の旧ゲーム版がベースになっているのだとか。私、ゲームは未プレイなのでこの辺りの事はよく分かりません。企画が進んでいる時にゲームの方が仕様変更してしまったと言うのが真相みたいですね。業界も色々ありますからなぁ。

　物語はＬＢＸを手にした主人公が突然パラレルワールドの日本に転移。その世界では謎の敵『ミメシス』とＬＢＸをパワードスーツにして戦う少女達がいた。主人公も転移した途端に手にしていたＬＢＸがパワードスーツ化。なし崩し的に装甲娘になってしまう。そこでその世界で戦う他の装甲娘と一緒に敵を倒す旅をする事になった。と言う感じですね。

　この主人公がですね、元々戦闘タイプじゃなかったのもあって、ポンコツなんですよ。バトル少女モノの系譜に当たる作品ではあるのですけど、ノリは独特ですね。

　主人公が戦闘未経験者な話はある意味定番なんですけど、普通の話の場合はすぐに上達していきますよね。似たコンセプトのアサルトリリイでもすぐにバトルで活躍していましたし。

　けれど、この作品では違うんです。主人公、７話の時点でも未だにポンコツです。最終話までには活躍出来るようになるのでしょうけど、いまいちシリアス度は低いんですよね。この作品、設定はシリアスな割に話の流れは割とのんびりしているんです。敵も倒すと言うか、うまく逃げ切る事に重点が置かれている感じですしね。

　活躍するのが女子のみなので、戦闘狂みたいなのはいないって言う設定なのかも。

　そんな訳で割と癖の強い作品なので、好き嫌いがハッキリ分かれるかも知れません。私は嫌いではないですけどね。バトルアクションの爽快感に期待する人は苦手かも。戦いは常に苦戦してますし。キャラのワチャワチャを楽しめる人にはオススメかな。