ダーウィンズゲーム

 この作品は別冊少年チャンピオンに連載されている漫画が原作です。私は当然未見なので、今のところ新鮮に物語を楽しんでおりますヨ。

 未見故に原作との相違点についてはよく分かりませんが、ネット辞書情報によると、1話は改変されているようですね。1話以降の情報が書かれていないので、2話からは原作と同じ展開なのかも知れません。分かりませんけど。


 物語のジャンルはデスゲーム系ですね。とは言え、最後の1人になるまで殺し合うタイプではない模様。飽くまでも最悪死ぬ事もあると言うゲームのようです。ま、死亡率はかなり高いのですが(汗)。

 主人公はこの手の作品のお約束の巻き込まれた系でゲームに参加する事になります。そうして、このゲームに参加すると特殊能力を貰えるのですが、やはりお約束の能力が謎って設定。探り探り自分に与えられた異能を確認していく展開ですね。


 デスゲーム系なので、ゲームに勝てばむっちゃお金を稼げたり、得する事がてんこ盛り。負ければ最悪死。そう言う物語です。と言う訳で、デスゲーム系の話が好きな人にオススメかな。

 序盤の展開こそ、ひとつ選択を間違えれば死ぬ緊張感がありましたが、仲間が増えた後はそう言う緊張感は薄れた感じですね。今後は分かりませんけど。


 デスゲーム系とは言え、負けを認めれば相手を殺さずに戦いを終えられたりと、全員が死なないと終わらない物語ではないので、その点は安心して見られますね。そう言う意味では純粋なデスゲーム系でもないのかも。なので、デスゲーム系作品の王様ゲームとか12大戦みたいな緊張感はありません。


 この物語のキモはゲームに参加した事で与えられた異能シギルをどう使いこなしてピンチを脱するかと言うものですね。異能の種類はかなり豊富で、すごく賢くなったり、超能力っぽかったり、単純な武力だったり、植物を操れたり、物を作り出せたりと、多岐に渡っております。


 なので、バトルシーンは頭脳戦がメインとなります。この頭脳戦を楽しめるかどうかで、この作品を面白く感じるかどうか決まる感じかな。デスゲームと言えば頭脳戦ですものね。すごいピンチになった時に覚醒する主人公補正シーンもない事はないですが、ちゃんと考えて必死に逆転を狙うシーンがほとんどなので、この手の物語の好きな人は楽しめるかと思います。


 私も、この作品独自の世界観を割りと楽しんでみておりますヨ。色々と伏線があるっぽいのですが、1クールで終わるならそのほとんどは明かされないままなのでしょうね。それでも面白ければ良しです。深夜アニメではよくある事ですからねー。

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