超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!

 イキリキャラが異世界でイキリ倒す話は今までにも沢山アニメ化されてきましたけど、この作品は異世界に転移する前からイキってた、もとい、チート能力を保持していた人達がそのまま異世界に転移して無双するお話です。正直、主人公達補正が強すぎてもうね。


 最初はすぐに切ろうかとも思ってたのですけど、初期の商人の話が割と面白かったので、この路線なら見てもいいかなと思ったら……その路線はすぐに終わってしまいました。残念。


 では何故見ているのかと言うと、そのチートっぷりの描写のアレコレを突っ込むためです。あれはありえねーよってね。後、ラノベの時点で読者を引き込むための要素、エロ描写がね、気合が入っていますので。

 本当、アニメの作画レベルが高くなかったら3話あたりで脱落してました。マジで。そこで見続けてしまうのも我ながらチョロいのうと思いつつ(汗)。


 この超人高校生のありえなさは全てに渡っているのですけど、一番有り得ないのは発明家女子高生、大星 林檎の存在ですね。ドクターストーンがヒイヒイ言いながら科学技術の失われた世界で科学を再復興しているのはとても自然に見えますけど、このキャラのこれ作ったよはもはやドラえもんレベルです。

 いやドラえもんだって未来のデパートで買った製品を紹介している体なので、まだドラえもんの方が説得力ありましたわ。


 そんな感じで本当に主人公側にが都合いいので、見ていてツッコミしかないんですよね。商人エピソードで感心したように、説得力があればまだいいんです。きっとあの商人エピソードはしっかり勉強していたので書けたのでしょうね。後はずっとファンタジーなんだろうなぁ。


 剣豪の描写にしてもリアルな剣豪についてしっかり調べたよって感じではないです。忍者とかマジシャンにしてもね。お医者さんだって衛生面的には~とか、そもそもお薬とか医療道具とか、突っ込みどころしかない。


 主人公達が無敵だよって言うのを表現するのに敵側が間抜けすぎてもあんまりすごく見えないので、敵側もある程度は強キャラを出してくるのですけど、この世界の魔法が割としょぼかったり、いまいち障害になりそうな気がしません。苦戦を描くのがコンセプトじゃないからね、仕方ないね。


 今(※執筆時)放送中のエピソードですごい魔法を使って街ひとつ焦土と化すぜーみたいな魔法の存在が提示されましたけど、きっと色んな条件があってホイホイ使えるものじゃないのだろうなぁ。

 ネット百科事典を読むと、この語、発明家ちゃんが核ミサイルを作るそうなので、ああ……とため息しか出なかったり。


 と言う訳で、この作品は色々とアレです。イセスマとは別方向で極まっております。エロ描写でお客さんを釣ろうとか、そんな罠にひっかからなクマーみたいなアレ。

 ニコニコみたいな、画面にコメントの流れるコンテンツで見ると楽しい作品ですね。あ、飽くまでも個人の感想ですよっ(汗)。

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