日々徒然趣味日記

『彼方のアストラ』のＳＦ論争

　２０１９年の夏にアニメ化もされた『彼方のアストラ』ですが、生粋のＳＦマニヤの方々から激しいツッコミを入れられているみたいですね。これ、本当にお気の毒様だなとしか言えません。

　作品自体は話もよく練られていて、私は最後までとても面白く見る事が出来ました。多分多くの人はそうだと思います。２０１９夏アニメの中でも一番の作品に挙げる人も多いのではないでしょうか。

　いやだからってアンチな意見絶対反対と言う訳ではありません。ただ、そのツッコミの内容が、重箱の隅をつつくと言うか、この作品に不必要なものなので困ってしまうんですよね。

　とは言え、マニアって言う人種は往々にしてそう言うところがありますよね。どのジャンルのマニアも面倒くさいものなのかも。

　かつては異世界ファンタジーのじゃがいも論争とかもありましたし。

　ＳＦ警察の厄介さについてはこの作品が参考になるかと。

　小生とＳＦ警察　サンカク

　https://kakuyomu.jp/works/1177354054880609905

　描写の正確さだけを追求したら、破天荒な話は書けない事でしょう。そう言うジャンルもあっていいとは思いますけど、それ以外は認めないと言う風潮は少し淋しいかなと。

　ＳＦはサイエンスフィクションだったりサイエンスファンタジーだったり少し不思議だったりスペースオペラだったり……そんな感じで多岐に渡るのですよね。

　一般的には未来の世界の話だったらＳＦってイメージだと思います。少なくとも私はそうです。そう言う意味では連載当時の北斗の拳だって、私の中ではＳＦなのですよ。

　この話題、あんまり長々と語るべきものでもないので手短に結論を書くと、ＳＦ警察面倒臭いと言う事で。設定の疑問を突っ込むより物語の面白さで語れよ！　と、私なんかは思うのですけどねぇ。

　科学の教科書じゃないんですから、野暮な事は言いっこなしって事でひとつ。

　と言う訳で、私からは以上です。スタジオに返しまーす。