昔は個性の強い監督も作品で黙らせてきた……今は?
今も昔も癖のあるアニメ監督はいましたけど、昔はどれだけ監督が個性的でも作品で黙らせてきました。逆に言えば、名作を作る監督ほど、性格が厄介だったりしたんですよね。
勿論温厚な名監督も当時からいらっしゃったとは思います。ただ、作品の評価が高いからこそ、性格がとんでもなくても許されていた、そう言う側面もあったのではないでしょうか。
誰よりもこだわりが強いからこそ、隅々まで監督の個性のにじみ出る作品を作る事が出来た、とも言えます。製作中に無理難題をふっかけて現場のレベルを上げたりとか。強い嫉妬心が作品の向上に繋がったりとか。
昔気質の職人のように、いい仕事はするけど気難しい、そう言うアニメ監督が昔はそれなりにいたと思うんです。今でも活躍中の名のあるベテラン監督の中にも性格のきつい人ってきっと普通にいますよね。
で、今、ネットやSNSを駆使して逆張りを繰り返したり、視聴者に対して対応のヒドいアニメ監督とかいますよね。炎上ばかりする人達。そう、現代の厄介監督達。
彼らと昔の監督との違いは――こう言っちゃなんですけど、作品の質にあると思うんです。
現代の炎上監督と言えば名前を思い浮かべるのは、ヤマカンとか木村監督とかですよね。彼らの作り出した作品に名作はあったでしょうか? アイカツ! は、今や監督の手腕であのクオリティになった訳じゃないと言うのが一般的な認識となってしまいました。実際は監督もそれなりに頑張ったとは思います、思いますけど……。
けもフレ2も関わった上層部全てがアレだったので、出来上がったモノもああ言うアレになったと言うのが真相ですけど、SNSでの対応から見る限り、どちらにせよあの監督も困った人なのは間違いありません。
問題ある行動を起こしていたとしても、いい作品で帳消しに出来たのが昔のアニメ監督です。今の炎上監督は作品で黙らす事が出来ていない。もしかしたらその不満が炎上と言う行動に走らせているのかも知れません。ただ、それって悪手でしかないですよね。
せめて仕事のオファーがある内にその性格を抑えるなり、せめて表に出さないようにするか、帳消しに出来るようなヒット作を生み出して欲しいと思います。
でないと、せいぜいネット民のおもちゃにされるのが関の山ですよ……(汗)。
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