ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション

 エウレカセブンのリブート企画、ハイエボリューション第二弾、「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」を観てきました。地元じゃ今頃(※執筆時)上映しているんスよ……。


 今回は全て新規映像なのかな~って期待していたら、そんな事はなかったぜ。やっぱテレビ映像を再利用していたシーンには違和感がありましたね。この調子だと第3弾の完結編も映像が再利用されているんだろうなぁ……。


 ハイエボリューション1作目を観た時、映画の最後にエヴァの新劇のように次回予告が流れたのでしたが、すっごいハイテンションでアホっぽい内容だったんですよ。本当にそんな話になるのかなと思っていたら、映画本編のちゃんとした予告では内容が全然違ってました。だよなって思うと同時にちょっと残念に思ったり(汗)。


 ハイエボリューションはTV版と別の話として再構築しているので、このANEMONEでも全く違う話が展開されていきます。この映画ではアネモネが日本人ハーフになっているのですけど、エウレカセブンの時でもそうなんでしたっけ? 世界観は別でもキャラは同じだったはずなのでそうなのかもですけど(敢えて調べません)。


 ストーリーはやっぱよく分からんかったです。テーマ的なものは分かったけど。制作陣側もテーマが分かればいいと言う考えなのかも知れません。説明不足なんじゃよー。ちなみに、そのテーマは親子の絆です。1作目と一緒ですね。3作目もそうなのかも。

 元々趣味日記の映画感想は出来るだけネタバレを書かないと言うスタンスなので、話が訳分からん方が好都合かも知れません。よく分からないからネタバレ要素を書かずに済むしねえ。


 映画の作劇方法で言えば、この作品にはひとつの特徴があります。それは2Dと3Dキャラの混在です。今までの作品って手書きなら手書き、CGならCGと統一されていたじゃないですか。この作品ではどちらも登場するんですよ。

 最初は手書きキャラから始まったのでそのつもりで見ていたらあれ? って違和感があって。よく見たらそのキャラ、3Dモデルなんですよね。場面によって2Dだったり3Dだったりもしました。これ、第1弾の時はしていなかったように思います。どうだったかのう?


 3Dのアネモネやエウレカは微妙な感じでしたねぇ。見慣れていないだけなのかもですけど。手書きより幼い風な印象がありました。そう言うデザインに敢えてしたのかな。法則性が何かありそう。


 エウレカの特徴である激しい戦闘シーンは力入ってましたよ。テレビ映像の再利用シーンも第1弾よりは少なかったです。今回は他にもジブリ映画っぽい演出も入っていて、エンターティメント性は高かったように感じました。


 今回は映画の最後に予告映像が流れなくて残念。またアホっぽい嘘予告が流れるものと期待していたんだけどなぁ。

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