メイドインアビス

 私が2017年夏アニメで一番期待していたのがこの作品です。まずは絵柄が気になって、次に公式サイトでPVを見て一気にその魅力に取りつかれ……。本放送を今か今かと待ちわびていました。


 原作は未読なのですが、漏れ伝わる情報を目にする限り、可愛いキャラの皮を被ったハードなサバイバルモノと言うのがこの作品の特徴らしい事が分かります。

 ハードなのがどの程度のものなのか気にはなりましたが、それもひっくるめて楽しみになりました。


 そうしてついに放送が始まります。初めて目にした第一印象はちょ、これ、クオリティ高過ぎ! と、言うものでした。夏アニメも作品ごとにクオリティはバラバラでうわっ……と思うものから、スゲェ……って思うものまで様々です。


 ハッキリ言ってこのメイドインアビスのクオリオティは夏アニメで一番だと思います。一体どれだけお金かかっているんだろう? スタッフが豪華ですよね。美術とか劇場アニメクオリティですし。それだけのスタッフを動かせる程に原作に魅力があると言う事でもあるのでしょう。


 キャラは魅力的だし、アビスの深淵は怖いし。ほのぼのに見せかけてハードだし……。本当に毎週楽しみに見ています。


 特にロボット? のレグの性格がすごくいいんですよ。ここまで行儀のいいアンドロイドって初めてみたかも知れない。リコも可愛いですしね。と言うかこの作品に出て来る人間に悪い人はいませんね。今(※執筆時)のところですが(汗)。


 この作品のストーリーはアビスと言う大きな穴の底に向かって降りていく探窟家の話です。その底で待つと言うメッセージを受け取った主人公のリコが、その少し前に知り合ったアンドロイドのレグを連れて母親に会いに行くと言う筋書きなんです。


 レグは必殺の火葬砲を持っているんだけど、これを使うと二時間は昏倒するのでここぞと言う時にしか使えません。未知の世界のアビスは危険がいっぱいで必殺の技があっても都合良くは使えないんですね。レグの特徴にゴム人間みたいに伸びる腕があるんですが、これが冒険で大活躍します。


 この作品の特徴のひとつに上昇負荷って言うのがあるんですが、アビスは降りる時はいいんですけど、逆に上昇する時は体に負荷がかかってしまう設定なんです。

 人間ではないレグはこの上昇負荷も大丈夫なんですが、人間のリコはその上昇負荷に思いっきり影響を受けてしまいます。それでいかにこの負荷を回避しながら冒険するかって言うのも見ものなんですよね。


 やっぱ冒険アニメっていいなぁ。メイドインアビスを見ていると往年の冒険アニメのあのドキドキ・ワクワクした気持ちが蘇ってきます。

 アニメはもうすぐ終わってしまいますが、原作はまだまだ続いていていますし、下手にアニオリで無理やり終わらせるんじゃなくて、1期が終わったって感じで次に続けられるような終わり方をして欲しいと思います。


 後、最後のエンドカードが豪華なんですよ。第一回の放送のエンドカードからぼのぼののいがらしみきお先生でしたからね。エンドカードで有名なイラストレーターが参加する作品は数あれど、大御所の先生のエンドカードが見られるのはメイドインアビスだけ!

 特に衝撃だったのはかりあげクンやコボちゃんの植田まさし先生のエンドカードですね。これは本当にインパクトが大きかったです。


 ここまで来ると最終回のエンドカードが誰なのか気になりますが、私の予想ではポプテピピックの大川ぶくぶ先生ではないのかとwポプテピピック、秋アニメの予定だったからそこに繋げる感じでw

 でもポプテピピックは冬アニメになっちゃんたんでその線はなくなったかなあ。


 って言うか流石に最終回は原作者のエンドカードでしょうね。

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