ヘラクレスの栄光III 神々の沈黙

 懐かしゲーム紹介シリーズ、今回はヘラクレスの栄光です。

 簡単に説明しますとギリシャ神話の世界が舞台になっているRPGです。シリーズとして主にFCとSFCでゲームになりました。GBやDSでもゲームになっています。


 私がプレイしたのは『ヘラクレスの栄光III 神々の沈黙』です。IVもプレイしたかも知れませんが記憶にないのでこれは語りません(汗)。


 当時、いや今もでしょうか。RPGは最後のボスを倒してハッピーエンドになるものが主流でこのゲームのエピローグのようにハッピーエンドでない作品は珍しいものでした。


 ネットで検索してもこのシナリを評価する声は高いみたいですね。みんな同じ事を思っていたようで安心しました。


 神々の沈黙の主人公は記憶を失っているんです。ゲームを進める内に主人公は少しずつ自分の記憶を取り戻していきます。そして自分の犯してしまった罪も……。

 そう言えばこのゲームの主人公も不死身設定でした。記憶喪失で不死身……ロストオデッセイとかぶってる!(ガーン!)


 ゲームシステムはオーソドックスなドラクエ方式で、適当にボタンをポチポチ押すだけで戦闘が終わる楽なゲームです。

 私はすっかり忘れてしまっていましたが、どうもこのゲームはレベルが上がるごとに敵も強くなっていくシステムだったようです。RPGのお楽しみのひとつの楽勝プレイを許さぬとはこれまた手厳しい仕様ですナ。


 そんな感じで24年前のゲーム故にゲーム自体の記憶はほぼ風化しかかっているのですが、そのシナリオの素晴らしさに感動したと言う体験はいつまでも私の胸に残っています。このゲームをすればRPGにおいてはシナリオが一番大事だと言うのがよく分かります。


 ギリシャ神話がベースと言うのも良かったのでしょうか。システムはオーソドックスでも、シナリオの進ませ具合とかとても新鮮に楽しめました。オーソドックスだからこそ、安心してシナリオを楽しめると言うところもあったのでしょうね。


 最初にネタバレしましたがこのゲーム、ハッピーエンドじゃないんです。現在でも遊ぼうと思えば、WiiUのヴァーチャルコンソールで遊べますので該当ハードを持っていて興味のある方はプレイしてみるのもいいかと思います。

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