左門くんはサモナー
左門君はサモナーとは週刊少年ジャンプで連載されている(※執筆時)悪魔召喚学園ギャグ漫画です。最近始まったジャンプの連載でも一番注目されているのがこの作品ではないかと私は思っています。
連載が始まった時、何このタイトル?と思ったくらいタイトルのセンスはないと思います。もうちょっとかっこいいタイトルは思いつかなかったのでしょうか?ギャグ漫画だからこれでいいと言う判断なのかも知れませんが、あんまりだと思います。
しかしこの漫画はそのアレなタイトルを差し引いても面白いです。この漫画の一番の特徴はボケに対するツッコミですよね。ツッコミのキレが本当に素晴らしい。特徴的な単語一言の突っ込みとか、シュールなギャグが好きな私にはツボすぎます。
話の流れとしてはヒロインの天使過ぎる天使ヶ原 桜が主人公の左門 召介から召喚悪魔などを使っていじられるって展開が多い訳ですが、最近はキャラが増えて来て色んなパターンの話が展開されていますね。最新の話(※執筆時)では桜が女子悪魔達と組んで悪魔界のアイドルなんてやってますし。
でもこの話は彼女が最終的に闇堕ちするまでのお話って連載初期から何度も明示されているんですよね。今は和気藹々としたほのぼの展開が続いているんですけど、いつかこの路線が変わってしまうのではないかとちょっと心配になります。ずっとほのぼのしていて欲しいなあ。
この漫画、確かにギャグ展開の話が多いんですけど、たまにそうでもないエピソードをぶっこんでくるんですよね。まだ語られてない伏線にヘビーでハードなものが隠されている可能性はあります。油断出来ませんな。
この作品に出てくる悪魔って悪魔って言う割にいい人(?)ばっかりなんです。人間界にやって来て苦労して暮らしているとかですね。だからギャグ漫画にもなるんですが。とにかくそんな人間臭い悪魔達が憎めないんですよ。
これが召喚士次第では好戦的な悪魔に変わったりするんでしょうか?もしそうなら今後話がハードな展開を迎える時に、結構きつい運命が待っていたりするかも知れません。そうならないかも知れませんけど。
今まで見た中で一番笑ったのは作中でヤンキー悪魔が出た時ですね。特攻の拓風のキャラが特攻の拓風のリアクションを取っていて最高に笑いました。作中のキャラもあまりの時代錯誤に笑ってましたっけ。
この作品、業界の受けもいいですし、原作のストックが溜まったらアニメ化されるんじゃないかと思っています。最近は最低1クール持てばアニメ化されるから、既に水面下で色々動いているのかも?
ただ、この風潮は正直好きじゃないですね。ヒーローアカデミアにせよ最低2クールは続いて欲しかったです。この作品がアニメ化されるならやっぱり深夜アニメなんでしょうね。
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