競馬場の神様

 耳と頭の中にぬいぐるみを合計五つばかり詰め込まれて、そのままプールの底に沈められたような気分だ。ひどくゆらゆらと体が不安定で、聞こえてくる音は全部、鈍くくぐもって聞こえる。

 どうやら僕の近くで男女が言い争っているらしい。なんだか、ひどく懐かしい声だ。

「全く、シュンをダシにしたところで、あんたを許すと思ったら大間違いだからね!」

「ダシとか言うなよ。運ばれて来たから、連絡しただけだろ。そもそも、誤解だって何度も言ってるのに。」

 懐かしいが、うんざりする言い争い。僕は何度か、この男女のケンカの仲裁をしたような。

「どこもケガしてないのにあたしに連絡するなんて、完全にダシにしてんじゃないの。ここにシュンが運ばれて連絡よこすなら、頭が割れてるとか、胴体が真っ二つになってるとかいう場合だけにしてくれる?」

「んなもん、連絡するまでもなく死んじまうって……それと、あんまり大きい声出すなよ。ケガしてなくても、俊介くん、意識不明なんだぞ。」

「頭に外傷もないし、脳波も正常なら、そのうち起きるわよ。マインドのプロのあたしに、講釈垂れないでくれる?」

「お前、脳神経外科を敵に回すぞ……」

 むちゃくちゃを言う妻、疲れ気味ながらも、冷静に対応する夫。この妻の方に、僕も日頃、振り回されている。

「ね……ねえ、さ……」

 力を振り絞ったのに、口は少ししか動かず、かすれた声しか出ない。肝心の「静かにして」が言えない。もちろん、言い争いをヒートアップさせる姉夫婦に、それが聞こえるはずもなかった。

 そう、言い争っている夫婦の妻は僕の姉。精神科医のくせに僕の気分なんてみじんも気にかけない姉。救急病棟に勤める外科医の夫とケンカしてからずっと僕の家に居候していて、そんな僕が白いベッドに寝かされているのに、僕の枕元で夫婦喧嘩をするような姉。

「あら、弟さん、意識が戻ったみたいですよ。先生方、とりあえず痴話ゲンカは後になさったら? それと、谷川先生、また急患が来ますから、こっちへ。」

 うっすら開けた目に映った白い天井と、それを遮って僕の方を覗き込む、年配の看護師さん。その看護師さんと義兄が去っていく足音。そして。

「シュン! よかった、目が覚めて!」

 白々しく喜ぶ姉・衿子。

「……ケンカ……聞こえてた、んだけど。」

「バカ言わないで! 一応心配はしてたのよ! だって、あんたが起きてくれないと、誰が洗濯してくれるの!」

 そう、これが僕の姉だ。どうやら意識を失っていたらしい僕だが、意識不明の重体、なんて言葉の重さに反して、いつも通りすぎる姉の言動に、自分を取り巻く日常がそう変化していないことを感じて、かえって安心した。

 これだから、僕はこの姉にいつまで経っても振り回されるんだけれども。


 僕が目を覚ましたのは、義兄が務める病院の救急病棟だった。聞けば、僕はシンザンゲートの前で気を失って倒れていて、深夜にランニングをしていた近所の学生に発見されたらしい。

 気を失っていたのは丸一日ということだから、月曜日の夜に青柳さん、いや、プリマヴェラに会ったことを考えれば、今は水曜日ということになる。

 あれは全部、夢だったのだろうか。

 救急病棟の人に聞いても、淀で倒れていたのは僕だけで、他には誰もいなかったらしい。僕はずっとあの場所で、夢を見ていたのだろうか。

 でも、それにしては、あの夜の出来事はどれも鮮やかに僕の中に残っている。ゲートが開いた夜の競馬場の中の風景、場内のしんとして冷たい空気。僕を導いた馬の足音。握った手の感触、唇の柔らかさ。そして、最後に彼女が見せてくれた、本当の姿とゴールの瞬間。

 星空に消えて行ったプリマヴェラ。

 思い出してみれば、あまりに非現実的で夢のような出来事だが、夢や幻にしては鮮明に、見た光景や感じた気持ちはよみがえってくる。

 でも、あんなことがあったなんて、もちろん誰にも相談できなかった。こと相談相手として一見適任と思われる精神科医の姉なんかに話したら、僕の頭がどうにかなったと思って親戚を呼び集めかねないばかりか、「弟の頭がおかしくなった」とか言って、搬送された僕を診察した義兄に因縁をつけかねない。

 誰にも、言わない方がいいのかもしれない。

 結局あの夜のことは、僕とプリマヴェラだけの秘密にするべきなのだと僕は思った。誰かに話して笑われるのは嫌だったし、僕とプリマヴェラ以外の誰かと共有すべき思い出でもないと思ったからだ。

 そう自分の中で結論をつけると、退屈な病棟の中、僕は深く考えることがなくなり、何だか急に楽な生き方を身につけたような気分になった。普通病棟に移り、検査のために数日入院している間、見舞いに競馬雑誌を持って来てくれたショーさんとシホさんにも、僕は心からの笑顔と感謝を向けることができた。

 プリマヴェラの死は悲しいことだが、彼女との最後の会話が、僕の心を解き放ったのだと思う。考えてみれば彼女の死以外に、僕の人生に深刻な影を落とすものなど何もなかったのだ。その死を、死んだ本人(馬)に乗り越えてと頼まれたのだから、明るく生きる努力をしなければならない。

 強くそう意識したわけではないが、何となくそういう気持ちになった僕は、自然と笑顔でいることが増えたのだと思う。

「何や、思ってたより元気そうやな。心配して損したわ。何か、ええことあったんか?」

「ええ、まあ。」

 尋ねるショーさんに笑顔で返した僕は、「ええこと=かわいい女医さんと出会った」と勝手に解釈するショーさんに対しても、もうため息をつくことはない。あきれ返るシホさんと目配せし、僕は苦笑した。


 検査が全て終わり、少し様子を見てから翌日に退院することが決まったある日、病室に義兄が訪ねてきた。

「俊介くん、ちょっといいかな。」

 義兄は背が高くて顔も端正、しかも医者と、いつ会ってもなぜズボラで暴君なうちの姉を、と思いたくなる高スペックの人物だ。

「ええ、どうぞ。」

 病室のドアをノックした彼に僕が答えると、義兄は白衣をなびかせて入ってきた。ベッドサイドの小机に、ペットボトルのお茶が置かれる。こういう気遣いも、姉は絶対にしない。僕はむしろ、この人が実の兄弟なら、と思うことがよくあった。

「ちょっと確認したいんだけどね。」

「何でしょう。」

「君に面会したいって人がいるんだけど、親族でも会社の人でもないみたいだから、聞いておかないといけないんだ。ノベヤマさん、という人だけど。」

 一瞬、楽に生きるばかりになりそうだった僕の脳に、ぴりっとした何かが走った。

「知り合いかい?」

「ええ……」

 僕の微妙な反応を、義兄は察したらしく、

「帰ってもらった方がいいかい?」

 と聞いてきたが、僕は少し深く息をして、再び笑顔を作った。

「いえ、来てもらって大丈夫です。」

 一瞬、義兄は僕の顔を窺っていたようだが、僕の頭がちゃんとしていることは、検査で明らかになっていたし、僕もしっかりした目をするようにしていたから、大丈夫だと判断してくれたらしい。

「じゃあ、ちょっと待ってて。」

 義兄がそう言って病室を去ると、少し間を置いて、病室のドアが再びノックされた。僕が「どうぞ」と言うと、白髪交じりの髪を丁寧になでつけた、えんじ色のスーツを着た紳士が入って来た。

「やあ、しばらくですね。」

 ノベヤマさんは優雅な歩き方で僕が腰かけていたベッドに近寄り、「座っても?」と声をかけ、優雅な仕草でベッド横の椅子に腰かけた。

「あの、どうして……?」

「どうして私が、あなたがここに入院していることを知っているのか、それとも、入院しているということそのものを知っているのか……それとも、何のために私がここに来たのか。どれからお答えしましょうか。」

 ノベヤマさんは、僕が聞きたいことを三つとも言って、穏やかに笑っている。僕はどう言っていいかわからず、黙っていた。ノベヤマさんがわざわざ僕に会いに来たことが、僕にそれだけの疑問を抱かせたことを自覚し、どの疑問から片付けていいかわからなくなっていたのだ。

「一つずつお答えすることにしましょうか。といっても、何のことはありません。職業上、医療関係の方とはつながりがありまして……競馬場で倒れていた青年が搬送されたと聞いて、よく聞いてみればそれがあなたで、ここにいるとわかった、それだけのことです。」

 二つの疑問をいっきに片付けたノベヤマさんだが、その口調は、まるでそれらは重要ではない、とでも言いたげな様子だった。

「そして、なぜ私があなたに会いに来たか、ですが。」

 ノベヤマさんの目が僕を見つめる。穏やかに、いたずらっぽく微笑むその顔の中で、僕の心を見透かすような、ある種の不気味さを感じさせるほど澄んだ目だけが、静かに光っていた。

 数秒の沈黙。僕は、こちらを見つめるだけのノベヤマさんが、僕なりの考えを聞きたがっているとわかり、やっと口を開いた。

「あなたが、彼女の……青柳さんの、身元引受人だから……?」

「……半分は当たりで、半分は外れです。」

 ノベヤマさんの目が細まり、彼はにこやかに笑った。

「実は、今日はあなたに……黒木さんに、ご相談がありましてね。他でもなく、私の患者である、青柳はるかのことで。」

 青柳はるか。それが彼女の、僕が会っていた彼女の本当の名ではないとわかった今も、その名は僕を強烈に引きつけた。

 でも、青柳さんのことで相談とは、何だろう。僕は、彼女が正体を明かし、僕に別れを告げた夜のことを思い返した。僕と会っていたとき、彼女は青柳はるかではなく、青柳はるかの体を借りたプリマヴェラだった。とすると、彼女がこの世を本当に去った今、青柳はるかの体はどうなっているのだろう。

 プリマヴェラは、彼女が体を借りるまで、青柳はるかは植物状態だったと言っていた。それに、彼女が青柳はるかの体を借りて、この世に留まる期限は三日間だったとも。

 僕が競馬場で拾ったノベヤマさんのメモには、青柳はるかは記憶喪失で失声症、と書かれていた。記憶の有無なんて、植物状態の人では調べようがないから、彼女は目覚めた(プリマヴェラとしての)状態で、ノベヤマさんと会っていたことになる。

 だが、僕が彼女と会ったのは土曜日の昼前。彼女が与えられた三日間という時間の、ほんの初めの方だ。植物状態から目覚めた人を、そのまま競馬場に行かせるようなことを、普通、身元引受人がするだろうか。

「ノベヤマさん、あなたは、一体……?」

 もしかしたら、ノベヤマさんだけは、全て知っていたのかもしれない。僕はそう思うと、目の前で穏やかに笑うノベヤマさんに対して抱いたある種の不気味さが、いっそう増したように感じた。

「きっと、あなたの考えは当たっていますよ。たしかに、私は青柳はるかを目覚めさせたのが……彼女の体に宿ったのが何者であったのか、知っています。」

「そんな、まさか……」

「しかし、それは今、問題ではありませんし、そう不気味がらなくても大丈夫です。私はほんの数点、あなたに聞いておきたいだけですよ。あなた自身をどうこうしようというのではありません。いや、ことによると、あなたの今後にも大いに関わってくることなのですが……少なくとも、悪い影響があるとは思いませんよ。」

 そう言われたところで、もちろん僕は安心などできない。鼓動が速くなる。そんな僕とは対照的なほど静かに光る、目の前のノベヤマさんの目に、不安は増していく。

 ノベヤマさんは続けて僕に尋ねた。

「あなたは、彼女が……青柳はるかの体を借りていた方の彼女が、好きですか?」

 発する言葉の数々から、ノベヤマさんが、プリマヴェラが青柳はるかの体を借りていたことを知っているのはほぼ間違いなかった。

「……はい。」

「愚問でしたね。では、これはもしも、もしもの話ですが、彼女がこの世に再び戻って来て、死ぬまで……この場合、青柳はるかの体が寿命を迎えるまで、この世に留まるとしたら……あなたは彼女と人生を共にするくらい、彼女を人間として愛することができますか?」

「それは……彼女が戻って来るという意味ですか?」

「今はわかりません。ただ、そうなるかどうか、少なくともあなたの答えを聞かなければ、私にはわからない、とだけ申し上げておきましょう。」

 ノベヤマさんの目に、鋭さが増した気がして、僕は口ごもった。僕は今度は、あの夜のことではなく、彼女と一緒に過ごした週末のことを考えた。生まれて初めてレースに向かう弟を見守る目。次の日の約束をし、笑顔で去っていく姿。レストランでベジタリアンだと言ったその言葉も、今なら納得できる。

 僕はゆっくりと、しかしはっきりと、ノベヤマさんの問いに答えた。

「……そうですか。それを、いちばん確認しておきたかった。それから、これも愚問なのですが……彼女が戻って来たとして、彼女に、私の仕事を継いでもらうことを、あなたは了承してくださいますか?」

「ノベヤマさんの仕事……?」

 たしか、初めて会ったときにもらった名刺によると、ノベヤマさんはカウンセラーの仕事をしているはずだ。でも、それを彼女に、というのはどういうことだろう。

 僕の胸に生じた新たな疑問を、ノベヤマさんは敏感に感じ取ったらしい。彼は困ったように笑いながら、手をひらひらと振った。

「いえいえ、何も彼女をカウンセリングの専門家に、というのではありません。私が引き継ぎたいのは、私がやっている『特別な仕事』です。」

「特別な……?」

「彼女のような、未練を残したまま死んだ魂に、やり残したことを実行するチャンスを与える仕事です。黒木さん、あなたなら話しても笑わないし、秘密も守ってくださるでしょうから、話しておきましょう……」

 ノベヤマさんは、ちらりと病室の入り口を窺ったが、誰もいないとわかると、静かに続けた。

「実は、私も一度死んだ身でしてね。やはり私の前任者から、やり残したことを実行するチャンスをもらい、通常ならそのやり残したことが完了すれば、この世を去るところが、後継者としてこの世に留まるよう、言われたのです。

 それ以来、私はいくつかの魂と出会い、望みをかなえてやってきました。しかし、私がこの仕事を引き継いで二十年、後継者にふさわしい魂はなかなか現れませんでした。そこで出会ったのが、彼女なのです。

 私が借りているこの体は、お世辞にも先が長いとは言えません。だから私も、できることなら彼女に、もう一度この世に戻ってほしいのです……それが許されるかは、まだわかりませんが。」

 信じられない話だったが、まだノベヤマさんの口から出る「言葉」だけで、目の前で不思議な光景が繰り広げられるわけではない分、僕は冷静に彼の話を聞くことができた。それに、あの夜を経験した以上、信じないわけにはいかなかった。

 もちろん、ノベヤマさんの話は、その「特別な仕事」にまつわる不思議な事象の一部しか明らかにしていないから、疑問は無数に湧き上がる。どうやって馬の魂をこの世に呼び戻すのか。どうやって未練を抱えた魂を見分けるのか。だが、こういうことを今、ノベヤマさんに尋ねたところで、僕には何のメリットもないし、また、尋ねてはいけない、とも僕は考えていた。

「……それで」

 話し終わり、また静かな微笑を浮かべて、ノベヤマさんはジャケットの内ポケットから手帳を取り出した。

「彼女に仕事を引き継ぐこと、あなたは了承してくださいますか?」

「ええ……」

「では、ここにサインを。」

 言われるまま、ノベヤマさんの手帳の一ページにサインをした僕は、用は済んだ、とばかりに手帳をしまい、ともすればすぐにでも椅子を立ってしまいそうなノベヤマさんを、思わず呼び止めた。

「あの、ノベヤマさん、僕からも、お尋ねしていいですか。」

「私に答えられること……明かしても良いと決まっていることなら。」

「彼女が戻ることを『許される』かはまだわからない、っておっしゃいましたけど、『特別な仕事』をされているノベヤマさんでないとすれば、誰が『許す』んですか?」

 ノベヤマさんは寂しそうに笑う。

「……申し訳ありませんが、それは、あなたには明かすことができません。ただ、そうですね……『競馬場の神様』とでも申し上げておきましょうか。」

「競馬場の、神様……?」

「ええ。他に、何か私にお答えできることで、お聞きになりたいことはありますか?」

 話しながら椅子を立ったノベヤマさんに、僕はもう一つ、質問をした。

「ノベヤマさんが一度死んだとき、やり残したことって、何だったんですか?」

 今度は、ノベヤマさんは恥ずかしそうに、いたずらがばれた子供のような顔で頭を掻いた。

「いやはや、これはお答えしても何ら問題ないのですが、何分昔のことで……黒木さんは、かつて『砂の女王』と呼ばれた馬をご存じですか?」

「ええと……父から聞いたことがあるような気もするんですが……」

 確か、父がそんな馬の話をしていたような記憶がある。あれは、何と言う馬の話だったか。

 考えあぐねている僕を見て、ノベヤマさんは苦笑した。

「無理もありません。私が一度死んだ、二十年前のことです。あなたはまだ小さかったでしょう。私は、その馬を一目、見たかった。その馬の走りを見たかった……それだけのことです。」

「見られたんですか?」

「それは、もちろん。私の前任者はベテランでしたから。前任者の言う通りにして、私は三日という短い日限で、その馬が走るレースを見て、戻ってくることができましたよ。」

「それは……よかったですね。」

 安心したような、救われたような、不思議な優しい気持ちをほのかに感じながら、僕はノベヤマさんに笑いかけた。その僕の声や表情から、もう何も聞くことはない、と感じ取ったのか、ノベヤマさんは「では」と僕に会釈して、病室のドアへと向かう。が。

「ああ、そうそう。」

 病室のドアの手前で、ノベヤマさんは僕を振り返った。

「よろしければ、『砂の女王』について調べてみてはいかがでしょうか。彼女が……青柳はるかが目を覚ましたとすれば、それは『砂の女王』のおかげでもありますから。」

「どういうことですか?」

「『砂の女王』も、プリマヴェラと同じく、非業の死を遂げた馬でした。そのとき私は、女王の魂を呼び戻しました。彼女の望みをかなえ、その後は私の後任に、と考えたのですが……」

 ノベヤマさんはため息をついて苦笑した。

「女王には、申し出を断られてしまいました。ですから、青柳はるかが私の後任に『認められ』、目覚めたとすれば、かつて女王が私の申し出を断ったおかげです。」

 それが、僕がノベヤマさんと直接会話をした最後だった。

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