トランスフォーマー/ビースト覚醒

 今回は今日観てきた映画の感想を大雑把に書きますね。実写版映画版トランスフォーマーと言えば、マイケル・ベイ監督の第一作から何作も出ておりますけど、私は途中からシリーズを追うのを止めております(汗)。

 ネット辞書を読むと、この作品で7作目に当たるそうですね。ストーリーは全て続いているのかしら? 途中からパラレルになっているのかしら~?


 さて、何故途中から追うのを止めていたのに今作を観たのかですけど、それはこのシリーズにビーストウォーズのイボンコチームが合流するからです。イボンコペッタンコ! シリーズを途中離脱していたのに楽しめるのかなぁ~? と思っていたんですけど、それは杞憂に終わりました。

 勿論全部追っかけていた方が奥深く観られると思うのですが、知らなくても前作からの引き継ぎ要素が少なかったので、のほほんと楽しめましたよ。


 と言う訳で私は昔の雰囲気を楽しみたくて吹替版を観てきました。そこでちょっと不満が。イボンコチーム、メインのゴリラさん以外台詞が少なかったんです。面白アドリブもなし。残念。登場キャラも少なくてねえ。チータスはいたんですけど、ラットルがおらんかったんや。なんでや……。

 そのチータスも語尾は「~じゃん」と御馴染みのノリだったんですけど、二言三言くらいしか喋ってないんよね。残念じゃん。まぁ、登場しているのに全く喋んなかったキャラも居るからそれよかマシだけれども(汗)。


 映画版トランスフォーマーでは人間にパートナーが出てくるのがお約束なのですけど、吹き替えを担当したのがジャニーズのアイドルだったんですよね。今作のパートナーは黒人系の青年だったのもあって声、合ってなかったです(汗)。アイドル使っちゃうところが洋画吹き替えなんだよなあ。残念。

 演技、すごく悪いと言う事もなかったんですけどね……浮いてました。


 ヒロインは知的な黒人のお姉さん。ポリコレに配慮してぽっちゃり気味な感じの人でした。まぁリアルっちゃあリアルかなぁ……。ヒロインと言うか女友達的な感じでしたね。映画でもお互いに意識するようなシーンはなかったですし。


 実写トランスフォーマーの売りと言えばあのごちゃごちゃした変形シーンなんですけど、これは今回も健在です。アレを楽しみにしていた人なら満足出来るんじゃないでしょうか。


 そうそう、前作との繋がりと言えば、この映画はバンブルビーが主役だった作品の続きみたいなんですけど、あの作品も人間とパートナーになっていましたよね。私は本編を見ていないので落ちは知らないのですが、あの映画に出ていたパートナーの人は本作には出てきません。出てこないような内容だったのかしら?

 ちなみに今作は続編を匂わせていましたので、続編映画が出たら多分今作の人間パートナーは続投しますよ。シリーズが7作も続いたんだし、続編が出ないはずがないと信じたいところです。


 今作は今までのメンバーとビーストメンバーが合流する関係上キャラが少ないです。何故か敵キャラは更に少ないんですよ。多数のキャラが出てくるのが魅力のシリーズなので、そこは物足りなかったですね。その分、敵の印象は強いんですけどね。


 多分シリーズのファンなら楽しめると思いますけど、内容のボリューム的に言っても物足りなさを感じる人もいそうな気はします。今作は新シリーズの序章みたいな感じでしたからね。

 続編が出るなら、もっとキャラを出して欲しいところです。増えないならもっとサブキャラに台詞をお願いします。登場しているのにセリフなしだと存在感ゼロですから。


 私はそれなりに楽しんだ感じですね。時代設定が1994年だったので、現実の時間軸になるまでどんどんシリーズを作り続けるつもりなんだろうな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る