ミッションインポッシブル デッドレコニング

 と言う訳で、初の前後編になったミッションインポッシブル、早速観てきましたよー。体感時間5分……とまでは言いませんけど、観終わった後に「えっもうこんなに時間過ぎてたの?」と思うほどあっと言うまでした。2時間くらいかなと思ってましたからね。今回前後編に分けたから短かかったなと思ったら、上映時間は163分あったと言う……。全然短くなかったです。

 つまり、それだけ集中して楽しめたし、長さを感じなかったと言う事ですね。これ以上の褒め言葉もないでしょう。うん(自画自賛)。


 今回の映画の敵はイーサンがイーサンにならざるをえなかった因縁の相手なのですが、真の敵は別にいます。ただ、予告でそれが明かされていないので、私もお口チャックしますね。この感想はネタバレしないのがモットーですので。

 ミッションインポッシブルと言えば最初はお国の司令で動くけど、途中から支援がなくなるのがお約束。今作では割と初っ端からその支援がなくなっちゃいます。仲間の手助けだけで不可能なミッションに臨む事になるのですが、この孤軍奮闘ぶりがこの作品らしくて良かったですね。


 このシリーズの魅力と言えば、何と言ってもトム・クルーズの超絶アクション。今回も予告であった壁からの決死のダイブとか、たくさんの見どころがありました。すごいのは、あの決死のダイブ、すごい事をしているのにサラっと流したところですね。もっと大袈裟な演出をするのかと思ってました。

 あっ、ネタバレを書かないと言いつつ、結構ネタバレを書いてしまっていますね。ごめんなさい(ぺこり)。


 スパイ映画ですけど、アクションがメインだなんて今更の話ですし、世のスパイ映画のほとんどがそう言う作りになっていますよね。とは言え、しっかり頭を使うシーンも出てきます。今回は敵の方が上手なので、ことごとく手玉に取られてしまいますけど。


 前後編なのもあって、前編だけでこう言う作品だった、良いだ悪いだとかは語れません。ただ、シリーズファンならば楽しめると思います。

 気になるのは、デッドレコニングと言う副題。これ、ちょっと検索したところ、航海用語みたいなんですよね。 航行した経路や進んだ距離、起点、偏流などから過去や現在の位置を推定し、その位置情報を元にして行う航法の事なのだそうです。そこから、本作はイーサンのこれまでの軌跡を辿る集大成の物語になる事を意味しているのだとか。


 つまりは、今作でトムはこのシリーズから卒業するのでは? とも取れそうな雰囲気なんですわ。トムの年齢も年齢ですしね。メインで体を張るのもそろそろ限界かなあと思ったりはします。

 ハリウッドってまだハリソン・フォードを担ぎ上げていたりとうまく世代交代出来ていませんし、しっかり若手に引き継げるといいなあと思うのですよね。007はちゃんとそれが出来ていますし。


 とは言え、トム自身はまだまだやる気があるようなので、もしかしたら更に次回作でも主演をするのかも知れません。出演はしても徐々にサポートに回るようになる方がいいとは思うのですけどねえ。トムの後釜を任せられるスターがいればいいのですが……。


 今作のイーサンは砂漠やらヨーロッパを転々と移動します。様々なトラブルやアクションを経て、旅はまだ途中と言ったところで物語は一旦終わりました。後編できっちりとケリがつけられる事を期待して、今回の感想を終えたいと思います。

 ほぼ中身のない内容になりましたけど、シリーズのファンなら100%楽しめるよと言う事で。今回はこれだけ覚えてくれれば十分です。私からは以上です!

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