コマンドー 4Kニューマスター版(吹替)

 久しぶりの実写映画日記ですけど、そこで取り上げるのがこの作品だったりするのが私です。そう、コマンドー。もはや説明の必要のないほどの名作ですよね。若き日のアーノルド・シュワルツェネッガーの肉体美を愛でるだけの映画です。

 そのコマンドーが4K画質になって劇場で観られるんですよ。とんでもねえ、待ってたんだ!


 映画は当然のように吹替版であり、そのキャストは有名なTV版でお馴染みのあの方々のやつです。もう、実家のような安心感ですよね。面白さは保障済みなので、スクリーンで展開されるシュワちゃん無双を眺めているだけで上映時間が終わってしまいました。体感時間は30分くらいかな。まぁ実際90分しかないんですけどね。


 時間が短いので中身は濃い濃い。ストーリーの説明は今更不要だとは思いますけど、もうね、深く考えちゃダメです。考える暇はないです。無茶苦茶なんですから。これ、ストーリーを全然知らなかったらワクワク出来たかも。私も観た記憶をかなり忘れていたのですけど、そのシーンが展開されると次々に思い出しちゃってね。ああ、こうだったこうだったと、記憶との答え合わせをしている内に終わったって感じがしますよ。うーん、そこがちょっと残念。


 やっぱね、観ているとシュワちゃんの復讐劇に付き合う羽目になったシンディがどんどん協力的になっていく流れがイマイチ分からんのです。ですが、こまけぇ事は気にしなくていいのでしょう。偶然何もかもが上手く行って最終的にハッピーエンドになった。これでいいのだ。


 今まであまりにも多くテレビで放送されているので何の説明も必要ないためにここで語る言葉もほぼないのですが、やっぱり大きいスクリーンで観るのはいいですね。迫力が違います。鑑賞時、座席指定だったので少し前の場所を選んでしまって後悔したのですが、かえってより迫力のある映像を体感出来て良かったかなと。

 

 唯一不満点があるとしたら、EDのスタッフロールで日本語吹き替え版スタッフの紹介がなかった事くらいかな。これはテレビ朝日版1989年1月1日放送『日曜洋画劇場放送版』をそのまま使っているためなのかも。

 それでも声優さんの紹介くらいはして欲しかったよね。やっぱりね。


 と言う訳で、面白さ保障済みのコマンドー。もし最寄りの劇場で上映されていて、他に観るものがない時は選んで損はしませんよっ! 

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