フッド:ザ・ビギニング
フッド:ザ・ビギニング、ガンガン劇場で予告が流れていたので、弓好きとしてはもう速攻で観に行ったって感じです。とは言え、安く観られる月曜になってからですけど(汗)。
弓矢アクション、予告の通りに素晴らしかったです。アクションを観たい方は満足するのではないでしょうか。後、主役の俳優さんのファンもね。物語も王道できっとこうなるなって想像の通りに進みます。
ただし、なろう作品じゃないので主人公無双は続きませんよ? ピンチの時はちゃんとピンチになります。飽くまでもハリウッド王道展開のテンプレに則った感じ。
とまぁ、簡単な感想と言えばそんなところでしょうか。ハリウッド作品らしく続編を匂わせて終わるのもお約束です。作られるかどうかは映画のヒット次第なのでしょうけどね。
ちょっとロビンフッドで調べると、同じタイトルでいくつもの映画が作られているのですね。ストーリーもそれぞれ違っているのだとか。だから今回の話も独自解釈なのでしょう。
共通しているのは主人公が十字軍に遠征していた、と言ったところでしょうか。
今回の感想はビギニングなので、ここからはちゃんとビギニングの感想に戻ります。
映画の予告を見た人は御存知の通り、この作品の倒すべきボスは地元の偉い人です。偉い人が悪事を働き、民衆が苦しんでいるのでロビンが立ち上がるのですね。まぁ各ロビンフッドも同じ始まりだと思います。私は未見なので想像なのですけど。
で、映画は十字軍でロビンが苦戦するシーンを割と丁寧に描いているんです。リアルかそうじゃないかはまぁ映画なので気にするべきではないと思うのですけど、現代の戦争におけるライフルや機関銃を弓で代用しているんですよね。弓すげえなあと思いましたよ。イスラム側の弓兵器が強すぎて十字軍側がすごく不利な感じでしたね。
それで色々あって、ロビンは地元に戻ると見慣れた景色がボロボロになっていると。あんまり書くとネタバレが続いてしまうので筋書きの話はこの辺にしますね。
映画情報を雑誌とかで読んでいる方は御存知だと思いますが、今回のロビンは元敵側だったイスラム側の戦士とタッグを組んでいます。これって今の時代のロビンフッドと言うスタイルをイメージしているのかな?
このイスラム戦士が師匠となってロビンはメキメキと強くなっていくのですけど、その特訓のシーンがすごいんですよ。弓の可能性を感じました。
戦闘シーンが現代の戦争を弓とかに置き換えた感じなのは先に書きましたけど、クライマックスのロビンの苦悩とかも現代に通じるものがあるような気がするんですよね。過去を描きつつ現代を描いているのかなって思ったりもしました。
で、この映画は善と悪とが逆転しているってところもキーになるのですが、十字軍の戦い自体が……と、大きなネタバレになるので具体的には書けませんけど、まぁそう言う事を描いているんですよね。陰謀論的な話なのですが。
この手の話って向こうの方々には常識なのでしょうか。日本人で知らない人は多いと思うのですけど。多分映画用の脚色だと思う人は多そう。どうなのかなぁ。
そんな感じで、色んな見方から楽しめる作品でした。検索すると大コケって出るのですけど、見なかった事にします(汗)。少なくとも、私は楽しめましたからね!
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