レディ・プレイヤー1

 GW映画感想シリーズ第二弾はレディ・プレイヤー1です。皆さんはこの作品ご覧になりました? 結構な映画館で上映しているし、アメリカではそれなりにヒットしてるみたいですよね。日本での映画CMはそこまで多く見ませんけど。何ででしょうね。

 この時期(※執筆時)の映画TVCM、洋画ではアベンジャーズくらいしか目にしません。それだけアベンジャーズが予算ガンガン使ってるだけなのでしょう。私があんまりテレビを見ていないせいもあるのでしょうね。


 で、この、レディ・プレイヤー1なのですが、知らない人のためにちょこっと説明するとVRゲームが一般的になった未来、多くの人々はVRゲーム漬けになっていてVR廃人がたくさん生まれていました。で、そのゲームの創始者が死亡、死亡直前にゲームの株とかの権利をお宝にして隠したと発表したんです。で、お宝探しが始まったと言う筋書きです。


 VRが舞台の物語と言うと日本ではSAOが有名ですけど、似たようなもの……なのかなぁ? 私、SAO見ていないので知らないんです。今(※執筆時)外伝がアニメ化されてますけど、外伝の雰囲気とちょっとは似ています。


 映画のお約束としてそのお宝を狙う大企業がいて、主人公はちょっと底辺のちょっと冴えない少年で、お宝探しをしている中でヒロインと知り合って、主人公の仲間達と力を合わせて大企業と対決して……と、言うハリウッドのお約束を何ひとつ間違えずにそのままトレースしたような典型的なボーイミーツガール映画でした。あれ? 映画の内容は殆ど喋ってないはずなのに、ほぼネタバレを書いてしまったような気がしてきたぞ……(汗)。


 問題のVRの表現なのですが、FFのムービーみたいでした。未来設定なのでもうちょっとどうにかならんかったかなとも思ったのですが、敢えて分かりやすく表現したのでしょう。分かりやすさは大事ですからネ。


 この映画の日本での評判として、そのゲーム世界内で日本の物語のキャラがたくさん出てくるよって言うのがあるのですが、分かったのはメインキャラが使っていたキャラくらいで、モブキャラがどう言うキャラを使っていたのかは一回見ただけでは気付きにくかったですね。大勢のキャラが軍勢で出てきますので。見落としが沢山あった気がします。


 巨大なVRの世界だけで完結しているような感じはサマーウォースをちょっと思い出しますね。参考にした可能性もあるかも知れません。ま、この手のイメージはもっと昔からあった気がしますけど。


 どんなにゲームが複雑になってもゲームはゲームとして楽しいものであって欲しいと言うメッセージ、どうかリアルでも勇気を出して恋にチャレンジして欲しいと言うメッセージ。リアルはリアルの中にしかないと言うメッセージ。この映画が言いたかったのはこの3つ、なのかな? ま、軽いお説教ですわな(汗)。


 テーマや展開はともかく、謎解きのシーンは結構面白かったです。私は推理モノでも最後まで犯人が分からないアホなので、謎が解ける度にいちいち感心していました。いいお客さんでしょう?(自画自賛)


 最初、映画タイトルを見た時に1ってなってたので、いきなり複数作る前提? って思ったらそう言う意味の1ではなかったのですね。うーん勘違い勘違い。この作品は映画の内容から考えて続編はないと思いますけど、ハリウッドだから分からんなぁ(汗)。

 もし続編が作られても2作目のタイトルに数字はつけられませんね。いきなり12になっちゃうし。

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