パシフィック・リム:アップライジング
時期的にGW映画の公開が始まっていますが(※執筆時)、私も御多分に漏れず、ホイホイと観に行きましたよ! やっぱ映画は映画館だぜ!
と言う訳で今回私が見たのはパシフィック・リム:アップライジングです。パシフィック・リムの続編となりますね。予告編などを見た人はイェーガーVSイェーガーの戦いがある事にも注目しているんじゃないでしょうか。
ぶっちゃけ言うと、なんかこう、ちょっと足りない、そんな作品でした。成功も失敗もしなかった続編と言うか……やっぱ監督が変わりましたしね。きっとそのせいもあるのでしょう。
映画は3Dで観たのですが、うん、流石の迫力でしたよ。ちなみに前作はIMAXで観ました。そんなに高画質とは思えなかったなぁ。別の映画なら高画質も実感したかもですが。
この上映方式は画質よりも音の重厚感がすごいらしいんですけど、こっちの方もあんまり覚えてません。集中していると分からなくるんですよ。2回目、3回目と続けて観たらその違いにもきっと気付けた事でしょうね。
さて、IMAXの感想はそれくらいにして映画の感想に戻りますが、バトルの迫力はそれなりにありましたよ。ここがメインなんで、ここさえしっかりしていたら後はぶっちゃけ整合性さえ取れていたら割と雑でもいいんですよ。ラストバトルの決着だけはちょっと不完全燃焼なのですが。
ここが一作目は流石うまかったですよね。しっかりと勝ったーって気になれましたから。アップライジングではカタルシスがちょっと地味めだったかなと。あ、個人的な感想ですよ、それと一作目との比較ですので。アップライジングで初めてパシリムを観た人にはあの決着を素晴らしいと感じる事と思います、多分。
ネタバレせずに感想を書くと詳しくは書けないのですが、シナリオ的にも説明不足な点が幾つかありました。これは上映時間的にな意味でカットされた結果なのかも知れませんけど。
幾つかネタバレにならない程度に挙げると、まず、主人公が最初軍隊を離れているのですが、何故そうしたかの動機が描写不足だった気がします。後、前作のヒロインが敵ロボットの情報を送信するのですけど、何故彼女がその事に気付けたのか、何故その地に敵ロボットがいたのかが説明不足。そしてその場所が敵ロボットの出現以外の役割を持っていないのもすごく変。
とまぁ、その他諸々の説得力の薄さがたまに露呈するんですよね、この映画。観ているとそこで首を傾げてしまい、意識が映画から離れてしまうので、説得力って大事だなと思いました。
説明不足なところ以外でも、観ているとあれれれれー? な展開が続くんですよ。ネタバレなので書けませんけど。
最後の舞台が日本なのはやっぱサプライズなんですかねぇ。ビルを破壊しまくりなバトルシーンはハリウッドが怪獣映画を作ったらこうなるんだなって思わせてくれました。予算かかってるゥ!
ちなみにこの作品、ハリウッド映画お約束の続編を匂わせる終わり方をしています。この映画がヒットしたら作られるのかも。
もし続編の制作が決定したなら、その時はいっその事全く違う作風になってもいいかも知れませんナ。
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