ジオストーム
つー訳で先日映画を観てきたんです。映画を観たら感想エッセイを書く事にしているので、ここで書かせてもらいますよ。
何の映画を観たかって言うと、もうタイトルでバレバレですがジオストームです。この映画、日本語吹き替え版もあったんですね。そこにはブルゾンちえみも声で出演していたのだとか。ま、地元上映は字幕版しかやってなかったんですけどね。
この映画、事前情報を曖昧な記憶でしか覚えていなかったので、てっきり人工知能の暴走で異常事態になったのかと思っていたんですよ。映画を観たら全然違ってました。一体どこでそんな思い込みをしてしまっていたんだろう?
あ、映画のあらすじですけど、簡単に言うと気象操作を可能にするシステムが実用化した未来に、そのシステムの不調か各地で異常な気象現象が起こり始めるんです。それを調べるために元責任者が宇宙に向かうんですよ。そうしてこの事件の裏の潜む陰謀が発覚し、宇宙の兄と地上の弟が協力してその陰謀に立ち向かうと言うお話です。
そう、この映画のテーマは兄弟愛なんですよ。これ、映画を観て知りました。
私が何を期待してこの映画を観たかと言うとですねぇ、当然災害表現なんですね。何せそれがこの映画の一番の見所なのですから。物語が進むにつれ、世界各地がものすごい災害に見舞われていきます。災害映画と言えば過去にも色んな名作が作られましたが、この映画の災害表現はちょっと極端ですね。現実寄りというかファンタジー寄りと言って良いでしょう。人が一瞬で凍る表現とか魔法ですよアレw
で、気象をコントロールするのが宇宙空間に浮かんでいる大掛かりなシステムなんですけどね。世界各地で頻発する異常気象を抑えるために世界中の人々が協力して作り上げたと言う設定の代物なんですわ。ただし、詳しい原理は作中で明言されていません。SF映画としてはうーん、ここは残念なところ。ハッタリでもいいから何とか説明して欲しかったな。宇宙から謎ビームを照射する事で気候が変動するのですが、一体どういう設定なのかしら?
陰謀に関しては、映画が始まってすぐにこれは人為的なものだなと言うのが分かる演出になっています。ここ、もうちょっと焦らしても良かったんじゃないかな、なんて事も思ったり。
ネタバレを避けるためにあまり詳しい事は書けないのですけど、典型的なハリウッド映画でした。ハラハラするところはハラハラするし、どんでん返しはあっても最後には安心する作風です。敵の犯行動機も、まぁ、ありがちかなぁ。おっと、これ以上書くのはやめておきますね。
突っ込みどころも色々あるのですけど、映画代くらいの満足度は十分ありました。これは是非ともスクリーンの大画面で観るべき映画ですよ! ただ、上映期間がそろそろ終わりそうなので観たい人は急いでくださいね。
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