自殺について

 よく自殺関係のニュースに『死ぬ気になれば何でも出来るのに』みたいなコメントを残す人がいるじゃないですか。ああ言うコメントを残す人は自殺に縁のない人ですよね。


 自殺って理屈じゃないんですよ。言ってみればそう言う病気。死ぬしかないし死ぬのが怖くないし死にたいから自殺するんです。お腹が空いたからご飯を食べるみたいに。死ぬのが目的の人に命の尊さを訴えるのって、嫌煙家の人にタバコの良さを伝えるようなもので、全く意味がないんですよね。


 某事件の自殺志願者の中に本当に死にたい人はいなかったそうですけど、まだメッセージを送る内は大丈夫なんですよね。大丈夫って言うと語弊がありますけど。

 本当に死ぬ人はふらっと遊びに行く感覚で特に覚悟もなくその方法を選択するのではないかと思います。喉が渇いたので水を飲むみたいに。


 遺書のない自殺はそんな感じだったりするんじゃないかな。遺書のある自殺は逆に死ぬ事に目的を見出しているので、その目的がどうにかならない限り防げないでしょうね。

 もしどうにかなったとしたら、それで防げる可能性もあるんじゃないかなと思います。


 自殺を止めるには、自分が必要だと思わせられるかどうかではないでしょうか。それが100%正解だとまでは言えませんけど、何割かの志願者には有効なんじゃないかと思います。


 病気のようなものだからこそ悪化もするし、治りもするし、また再発したりもするんじゃないかな。環境次第ですよね。そう言えば普通の病気だって環境次第だ。環境って大事だなぁ。


 なーんて、そんな事を今朝(※執筆時)突然考えちゃったんですよね。こう言う研究って普通に進んでいますし、素人の戯言なんて何の役にも立たない気もしますけど、思いついた以上は残しておこうと思ってこうして記事にしてみました。

 ここまで読んで時間の無駄だと感じた方がいらっしゃったらごめんなさい。

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