ネット依存になる理由

 皆さんインターネットは楽しんでいますか?この記事を読む人でネットって何?って言う人はいないと思います。だってそのインターネットでこの文章を読んでいるんですものね。


 さて、世の中には二種類の人種がいると言うのは色んな例えで使われます。男と女、大人と子供、リア充と非リア充、オタクと非オタク、FFかDQか、PCゲーマーかコンシューマーゲーマか、清楚系かギャルか、イケメンかそうでないか、美少女かそうでないか、カレーにソース派かカレーに醤油派か、広島風お好み焼き派か大阪風お好み焼き派か、うどん派かそば派か、きのこ派かたけのこ派か……まぁ言い始めたらきりがありません。


 そんな中に依存症かそうでないかがあります。言われていないかも知れませんが、私の中ではあると言う設定です。


 で、その依存症ですが、依存症にも色々ありますよね。有名なところではアルコール依存症とか薬物依存症とか……これらの依存症は摂取を止めると心身に異常を来たす為にとても危険です。

 次によく言われるのが恋愛依存症とかギャンブル依存症とか買い物依存症とかのそれをしている間は精神が安定すると言う依存症です。止めた時に禁断症状は発生しますが、必ずしも心身に異常が発生するとは限りません。


 んで、ここで出てくるのがまさにネット依存症。世の中にはさほどネットに執着しない人とネット依存症の人の二種類の人がいると思うのです。いささか雑な分類ですが。


 私は勿論ネット依存症でネットに繋がっていないと時間の使い方が分からなくなるくらいどっぷりハマっております。ネットのない時代から生きているのにこれはまたどうした事か……(汗)。産まれた時からネットに触れている世代は私なんかよりよっぽどネットにどっぷりハマっている人もいるのではないかと思います。


 で、ある時どうしてネット依存症になってしまったのか考えたんですよ。答えは簡単です。楽しいからです。


 現実世界では同じ趣味の人を探すのは簡単ではありません。向こうから接触してくれたら話は別ですが、そうでない場合は探り探り会話したり相手の言動から推理したり……思い切って少し濃い目の話をしたらドン引きされたりからかわれたりと一筋縄では行きません。勇気と時間と覚悟が必要になります。


 要するに手間とリスクがかかると言う事です。世間一般に広く認められてる趣味ならそうでないかも知れませんけど、アニヲタとかドルヲタとかの人は……(遠い目)。


 ところがですよ!ネットだとそんな同好の士がすぐに見つかります、簡単です。会話も弾みます。つまり楽しい訳です。だからどんどん依存していくんじゃないかなあ。本当の名前も何もかも知らない同士が同じ趣味と言うだけで繋がっている。

 ちょっと文通に近いのかも。文通もまたお互い合わずに交流するのが原則ですしね。


 産まれた時からネットがある世代って逆に知らない人とネットで交流出来ないっぽい感じみたいですね。知っている人とはリアルで話せばいいし、どこの誰だかわからない人とも交流出来るのがネットのいいところなのになぁ。

 私がFBやらないのも本名で交流しないといけないからですよ。プライベートは出来るだけ晒さないようにしたいのです。ネットは秘密の趣味。そう言う世代なんです。だから私にはTwitterがちょうどいいな。


 それと、必要以上の繋がりは求めないのでオフ会とか行く気はないです。こう言う繋がりは自分の中で想像を膨らませるからいいんですよ。出会い厨とは違うんですよ。って言うか知らない誰かに会うのってちょっと怖いです。コミュ障なんで会話も続かないと思いますし。

 ただ、向こうから会いたいって言われたら流石に考えますけどね。自分から会いたいって言うのはないかな。


 話が脱線しましたが、ネット依存症になってしまうのは共感してくれる人がネット上にしかいないからではないかと。そうでない人は多分ネットにハマっても依存するほどまでにはならないじゃないかな?と、そう思います。淋しいですね、私……。

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