インデペンデンス・デイ リサージェンス

 自分の中で夏と言えば映画のイメージがあるのです。そんな訳で先日、映画を観てまいりました。

 その映画がこのインデペンデンス・デイ リサージェンスです。観たのは7月なんでけどね。


 ぶっちゃけた感想を言うと何と言うご都合主義映画!って思いました、ええ。

 前作も観ていたので多少期待していたんですが、前作はまだ良かった。世界中がひとつになって宇宙からの脅威に立ち向かたぞ!って言う気概が作品にありましたから。

 今作にはそれがありません。どこまでネタバレしていいのか分かりませんけど、前作の良かったところが今作にはあまり反映されていないんですよね、それが残念です。


 リサージェンスって、敵の技術を研究してその成果が実用化されたSF世界になっているんですよ。その時点でね、あれ?系統が違うなと。それとウリの地球を覆うほどの敵宇宙船の描写が、やっぱり設定を大きくし過ぎたんですね。全然リアリティがない。あれなら超巨大な宇宙船がドカンと一機来るより、前作程度の大きさの宇宙船が無数に来た方が恐怖を感じますヨ。


 それと人類側の無力を表現するためか、人類側が本当にポカをやりまくるんですな。これもちょっと残念な感じだったなぁ。人類側も死力を尽くして、でも敵が一枚上手だったって表現ならもうちょっと感情移入が出来たかも知れません。


 観ていてああこうなるんだろうなあと思う通りに話が進んでいく映画でした。ハリウッド映画のテンプレに沿っていましたねぇ。悪くはないけど良くもないって言う。

 観た後に何かが残るような作品ではなかったです。個人的にですが。


 で、続編を匂わす終わり方をしていたのですが、マジで続編を作っているらしい?この映画のあの終わり方だと、続編は完全にスター・ウォーズの劣化版になる以外の道がない感じですよ。そうなったらもう私が観たい作品じゃない気がします。


 と言う訳で私のこの映画の感想は残念な続編と言う事に落ち着きました。監督が変わった訳でもないのにどうしてああなったかなぁ。続編を作る監督じゃなかったから続編の作り方が分からなかったのかもね。あ、これは某映画批評からの受け売りです(汗)。

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