　いやもう毎日暑いですよね(※執筆時)。暑い夏の必需品と言えば冷たい飲み物です。健康の事を考えれば夏でも冷たいものものは控えた方がいいらしいですけど、あんまり暑いとそんなの知ったことかーッ！と言いたくなります。

　さて、冷たい飲み物と言えばそれもまた沢山ありますが、夏の定番と言えば麦茶でしょう！異論は認めます！

　麦茶のいいところは体を一気に冷やしてくれるところですよね。真夏で喉カラカラでも５００mlを一気飲み出来ません。途中で冷え過ぎてインターバルを置かないと飲みきれないんです、私の場合。スポーツドリンクなら同じ状況でもあっと言う間に飲み干せるんですけどね。

　麦茶って原材料大麦じゃないですか。しかも多くの麦茶に使われている麦は輸入品です。私はふと思いついてちょっと検索してみました。海外の大麦が原材料なら海外にも麦茶はあるのかな？と。

　答えは、海外に麦茶(のような飲み物)はありませんでした。世界の麦茶で検索したところ、日本の麦茶を飲む海外の反応と言うページがトップに来ましたからね。あんなに簡単に出来る飲み物なのに海外にはそう言う発想が生まれなかったのかと思うとびっくりしました。

　でも考えて見れば、紅茶だって中国の茶葉が元々ですもんね。お茶の文化自体が西洋にはなかったんです。お茶はお茶っ葉で現地になかったんだから仕方ないですが、麦茶の原材料は大麦ですからねぇ。現地にもあるものなのに。不思議。

　ちなみにネット辞書で麦茶を調べると古代ギリシャの薬に似た製法のものがあったらしいです。伝説の存在と言う事ですね。

　そのままネット辞書で麦茶の歴史を見るとハウスがティーパックを作った所で爆発的に広がったそうな。歴史自体は平安時代からあったそうですけど、麦茶が身近になったのはすごく最近の事みたいですね。

　調べていて思ったんです。お茶ってその地域独自の文化なんだなあって。ジャワティーとかだって現地以外で飲まれるようになったのは最近だろうし、ウーロン茶だってそうですよね。緑茶も日本のものですし。お茶ってその地域で生まれてその地域以外にはあんまり広がらない地域と密着した飲み物なんだなあって。面白いですね。

　これが麦酒になると一気に世界各地で飲まれていたりして。アルコールの力すごい。

　そんな訳で夏には麦茶なんですよ。砂糖や塩を入れるなんて邪道なんですよ。入れてみたら美味しいのかも知れませんけど。あるサイトの情報によれば少し濃い目の麦茶に牛乳や豆乳を入れて飲むとカフェオレみたいで美味しいのだとか…‥アイディアですね。

　麦茶は健康にいですし、特に体温を冷やす効果は夏にうってつけです。皆さん、冷たい麦茶を飲んで暑い夏を乗り切ってくださいね。