No.008 雁ヶ屋匠
調査票 No.008 雁ヶ屋匠
名前 雁ヶ屋匠(Takumi Karigaya)
年齢:19歳
性別:男性
身長:177cm
体重:58kg
好きなもの:姉貴
嫌いなもの:運命
役割:『目的の為に世界を渡る男』
かつて彼は特殊な技能を持った平凡な青年だった。しかしある日、忽然と姿を消した姉を捜すため、彼は無限ループの中へその身を投じる。世界の奔流によって無限に繰り返される生と死の我慢比べを制したのは、たったひとつの情念に突き動かされた男だったのだ。
能力1:
能力分類:
条件:常時発動
効果範囲:自分のみ
効果時間:平行存在が尽きるまで
自分に降りかかる致命傷を無効化する。実際には『平行世界の自分』にその致命傷を肩代わりしてもらっている。一体何人分のストックがあるのかは未知数であるが、ルルナリィの十二世界完全(存在そのものの消滅行為)を真正面から受けても平然としていられる事から、数値化できない数が存在すると考えられる。
能力2:<この項目は後で解放されます>
能力3:<この項目は後で解放されます>
能力4:<この項目は後で解放されます>
能力5:<この項目は後で解放されます>
エピソード01:<この項目は後で解放されます>
エピソード02:<この項目は後で解放されます>
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【筆者注】
平行世界は因果律によって分岐した可能性の世界群の事であり、「特異点」にあたる人間が、ある「分岐点」について言及することを指します。
彼はそれに対するアンチテーゼとして「もし特異点が、平行世界や分岐点を意識しているにも関わらず同じ行動しかとらなかったら物語はどうなってしまうか?」という考えから生まれた存在です。
作中の世界の、その無限ループの中で彼が貫き通した『行動』はついに因果律の誤作動を引き起こし、『平行世界という概念』を破壊する力を得ました。
つまり、彼ではなく
ですが、彼自身は本来の目的である姉を捜し求めることはできていません。更に言ってしまうと、彼にとっては『運命に抗わない』ことこそがバグになってしまうため、運命に抗ってしまった『異端としての自分』に向き合う機会がいずれやって来ます。彼の物語はひとつ目的を達した後でも、終わる気配がないわけです。
そんなわけで、このお話に出てくる雁ヶ屋匠は『元々の雁ヶ屋匠』とは性格が異なっています。正解にたどり着くまでに性格が変遷したということと、『多重存在』となって今現在目の前に居る彼が『雁ヶ屋匠という存在達の総意』を表現するものだからです。(第07話の冒頭部分でやんわりとそのことを示しています)
長々とお話ししましたが、基本的には『殺しても死なない』『筋肉で何事も解決しようとする』をコンセプトとしたキャラです。性格も、とにかく頑なな印象で描いています。
学校の先生だったら専門は体育だろうな。
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