調査票 No.007 鋤島糸里 Appendix

名前 鋤島糸里 (Itori Sukizima)

年齢:26歳

性別:男性

身長:169cm

体重:59kg


役割1 警察官?

 警察官。階級は巡査部長……だったが、当然こちらの世界では職に就けなかったため、『協会』の警備担当主任となっている。時々、警察署員に扮して捜査資料を閲覧しに行っていたりするが、今のところ咎められた事は無い。


役割2 監視者と『切札スリーブ

 神在月泉、追儺幸と同じ世界からやって来た異能者。彼女らの世界ではそれぞれのグループが自治組織として警察の代わりに異能者を統率しようとしており、本来ならば警察に異能者が所属することはあり得ない。しかしながら自治組織『切札』は他の異能者自治組織の権力濫用を防ぐ為にある『監視者』であり、普段は素性を隠して一般人と同じように生活している。


能力 光の楔アップマイスリーブ

能力詳細:  条件:右手に日光を浴びる

       効果範囲:半径-0.001mm~3.79平方km(底面積)

       発生時間;1.13秒

効果時間:0.000078秒~六時間十一分

最大発生数:十本

能力分類:liu

 以下の特徴を持つ、巨大かつ半透明な光の六角柱を発生させる。

 ・必ず空(成層圏程度の高度)から、地面に打ち付ける形で落ちてくる

 ・硬さは黄玉トパーズと同程度

 ・柱同士が接触すると、接触箇所や質量に関わらず必ず柱全体が崩壊し、周囲に強い光を発する

 ・範囲に虚数を指定するとブラックホールが発生し、周囲(半径五メートル程度)にある物体を一瞬だけ引き寄せる。


エピソード01:「能力を奪われた?」

 かつて居た世界では、もっと違う能力を持っていたようだが、彼はその能力が何なのかを思い出せない状態となっている。

「知らない方が幸せなのかもな」


エピソード02:「同一他面シェアリィ

 こちらの世界にやって来る『瞬間』を目撃したことがある。

 そこには一人の老婆が立っており、『彼女も光の柱を発生させることが出来た』という。

「もしその婆さんがこっちの世界に来てたなら、俺と同じ能力を持つ人間がもう一人居るって事になるな」


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元ネタ作品名:「イレヴンス・ストリート」


元ネタシノプシス:異能者で仮面○イダー○武


名前の元ネタ:"好き"+"厭う"


容姿の元ネタ:黒髪公然猥褻カットで、生真面目を『演じている』風。見た目は某作品の主人公から。人でありながら、人でない立場にも身を置いているキャラです。


性格:秘密を守る事が第一なので、基本的に無口で淡々と行動する。本作中ではだいぶやさぐれたおっさんのように描写しましたが、これは原典に近づけると、設定がダブるキャラが大勢居そうだったからです。


能力:元々は違う能力をあてがっていましたが、今回の作品内では他のキャラに移動。元々は『巨大なハンマーで地面を穿つ』能力で、それに『オアシスの魔猫(人を近づけたり遠ざけたりする)』の設定が含まれているというものでしたが、ハンマーを持ち出す姿があまり想像しにくかったので「光楔」に変更。が、この能力は魔女の能力としても使いたかったので、『ふたりはこちらの世界にやって来るときに偶然出会ったせいで能力を共有するようになった』という設定を追加。で、鋤島は魔女に敬意を表して『揺』のひと文字を加えて『揺光楔』として使用しています。どうでもいいけど『揺光楔』って『南こう○つ』みたいですね。


キャラ所感:名前の語呂が最高。その上、不幸気味、天涯孤独、ぶっきらぼう、難聴系(多分)、割と年上と、詰め込みに詰め込んだ感じ。


TIPS:「能力分類」

 異能を10種類に分類した記法。草案を出したのは樋場莉玖と「さいあくの魔女」。だが彼女らは判別方法を明かしておらず、調査票にある日こっそりと記載されているという。現在分かっているだけで、

first 

twei 

san

пять(ビャーチ) 

liu

Sieben

neuf

となっている。異能を持たない人間の場合は空欄となる。

当然、4番と8番と10番に当たる単語がない事についても、言及はない。

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