第14話:気障すぎる、ライバル。

[星暦1549年8月15日]


「凛!」

 メグの危機に、マーリンが凛に行動を促すと、凛の下に召喚陣ゲートが現れる。ふっとその姿が消えると、次の瞬間、メグと対戦者の間に現れた。騎士の平服姿のままだったが、その背には2対の翼が顕現していた。


 対戦者が繰り出した大槍を掌で簡単に受け止める。バキーン、という金属の打ちあう音が響き、火花が散ると、そこに力場バリアが張られていることが見て取れた。

 観衆は予期せぬ乱入者にブーイングを浴びせた。観衆にはこの異常事態は知らされていなかったのである。


対戦者は何度も凛に打ち込むがことごとく弾かれる。凛はメグを抱き上げると力場バリアで対戦者を弾き飛ばす。そのまま彼は闘技場の地面に叩きつけられた。


「マーリン!」

凛の手もとににマーリンの杖である「カドゥケウス」が転送された。凛はメグを見つめる。至近距離から見つめられ、メグはドギマギしてしまった。


「凛⋯⋯なのか?」

恐怖で震えていたメグの震えが止まり、凛の腕の中にいる安堵感が広がる。


「メグ、大丈夫?」

凛は激しい戦闘中とは思えないほど口調は穏やかであった。メグが頷くと、凛はメグをゆっくりと離す。そしてそのまま上昇すると、4枚の翼を大きく広げた。そして光り輝く。その顔がどんな表情をしているか確認できないほどであった。


 対戦者は獣のような唸り声を上げながら立ち上がる。そして、雄叫びを上げながら凛に向かって垂直に上昇する。


 凛がカドゥケウスを二度振り下ろす。鋭い力場バリアが刃物のように斬撃となって対戦者を襲い、彼は再び地面に叩きつけられる。そしてそこで失神したようであった。


そして、そのまま凛は姿を消すと、元の姿に戻り、一観客に戻っていた。

「マーリン、これありがとね」

カドゥケウスをマーリンに返す。


 観客たちは呆然とその様子を見ていた。リックは内心複雑であった。

自分こそが栄光への道を歩まねばならないのに、すぐ側に、その全てを持ち合わせている者がいるのだ。

 彼の心の中には嫉妬、と「こいつに付いていけば何かと美味しい思いができるはずだ」、という打算が彼の心に渦巻いていたのだ。


 失神した対戦者は担架で運びだされた。そこに居合わせた医師である透やナディンが駆けつけ、診察と治療にあたった。

「『戦死判定』が出ています。どうやら『実戦バトルモード』に入っていたためのでしょう。ただ、そのおかげで身体の方は打撲程度で問題はありません。まあ、しばらくは動けないでしょうな。」

透はホッとしたように言った。


 「戦死判定」とは、天使グリゴリが実戦で破壊されたり、深刻なダメージを受けると機能を停止し、「戦死」したと判定されるシステムである。

 「戦死」者は向こう2年間、天使を装着できず、その天使も2年間の起動が停止される仕組みだ。こうすることによって、実際の戦争での戦死者を減らす、という目的がある。


 歴戦の勇士の記録に出撃何回、「戦死」何回、という記述があったりするのはそのためである。やがて息を吹き返した対戦者は、今日の試合の記憶を完全に失っていた。


「やはり、ドMのヤツの差し金で間違いない。」

彼の脳波をトレースしたゼルが断言した。


 試合は、空中戦マニューバは打ち切られ、マクベス騎士団の反則負け、ということになり、セットカウントは1対1のタイになった。


その後、団体戦トゥルネイ殲滅戦メレをヴァルキュリアが取り、ヴァルキュリア女子修道騎士会はホームの開幕戦を勝利で飾ることができた。


 しかし、メグはその日、立ち直る事が出来なかった。試合が終わるまで凛が彼女に付き添っていた。


「凛、なぜあの者(対戦者)を『戦死』させたのだ?」

操られていたに過ぎない者が 2年の時を奪われることに彼女の良心が疼いていたのだ。


「そのことでメグの心が傷ついてしまっていたのなら、ごめんね。でも、あの時はそうする他はなかったんだ、メグ。そうしなければ、彼は操られたままに君を殺すか、観客席へ突っ込んで観衆を殺すか、さもなくば自分を殺していただろう。

 ヤツは⋯⋯、モルドレッドは、そういうヤツなんだ。」

凛は吐き棄てるように言った。


「すまない。せっかく助けてもらったのに、責めるような事を言ってしまった。」

メグも謝る。


「しかし、散々な初陣になってしまったな。」

彼女は少し気が晴れたのか、笑顔が見えるようになった。


 凛とマーリン、そしてリックはその晩遅くのヴァルキュリア女子修道騎士会の祝勝会に招かれた。

女性の花園らしく、ワインやチーズなどが振舞われた。


「うーん、こうなることが分かっていたら、一品、いや幾つか持って行ったものを。」

料理上手のリックが口惜しがる。


「そうだね。料理『だけ』は最強だよな、リック。」

「たしかに。料理『だけ』は凄いですよね。」

凜とマーリンにちっとも嬉しく無い褒め方をされていた。


「いやいや、リックの料理の腕は大したものだと思うが。」

ただ、メグに褒められると

「いや〜〜照れるなあ」

ころっと喜んでいるのであった。


「ところで、凛、明日は御前試合があるのに大丈夫?」

心配そうに尋ねるメグにゼルは

「『御前』試合ですが、行われるのは『午後』なので、問題はありません。」

とまたブッ込んできたのである。


そこにふらっと現れたのが団長のグレイスであった。その姿を見た騎士たちは一斉に敬礼する。グレイスは手を振って楽にするように指示をすると、真っ直ぐに凛とマーリンの方へと歩いて来た。

 女性騎士たちはその行路を塞がぬよう道を開ける様は、さながらモーゼの奇跡によって開かれた紅海のようであった。


凛が敬礼をするとグレイスも答礼する。

「この度は団員を救ってくださり感謝致します。トリスタン。」

グレイスの礼に

「いいえ、礼には及びませんよ、レイノルズ閣下。この通り、働いた分のお礼はいただきました。……むしろメグを巻き込んでしまったのは私の方です。申し訳ありません。」

凛は謝罪する。


「それこそ、謝罪には及ばぬ、トリスタン卿。(最初に凛が襲撃された)あの日、透にメグを(飛空艇『赤兎馬』に)同乗させて欲しい、と頼んだのは私だ。……しかし、厄介なものだな。因縁というものは。」

グレイスはそう言ってグラスのワインを飲み干した。


[星暦1549年8月16日]

祭りの最終日である。正確には明日までなのだが、「片付け日」にあたるため、祭りといえるのは今日まで、と言えるだろう。


「ああ、身体が痛い。」

起き抜けざまに言う凛に、


「ジジむせえ」

リックが小声で悪口を言う。


「そうですね。昨日は少し張り切りましたからね。」

マーリンも声をかけた。

(『ドM』の奴、ちょっかいのかけ方がだんだん露骨になってきたな。)

凜は、メグを手許に置いておいた方が安全なのかどうか、考えあぐねていた。

(確かに、守るには楽だが、メグを狙ってくる回数も格段に増えるだろうな)


「俺、家族に土産を買いたいんだけど、付き合ってくれないかな?」

珍しくリックが二人を誘う。

「いいけど。どうして?」

「いや、メグっちが、凜と一緒に来るなら案内してくれる、って言うから。」

(リックはメグのことが気になるのでしょうか?)

プライベート・ラインでマーリンが凜に囁く。

(まあ、綺麗で可愛いからね。男の子なら誰であろうと、お近づきになりたいだろうね。)


しかし、リックの発想はもっともっと厨二面に堕ちていた。

(王家の姫こそ、この俺様の嫁に相応しい)


「すまない、随分と待たせたようだな。」

約束通りの時間に来たはずが、その随分前から来ている感じに驚いたようだ。

(ホントの約束の時間はいつだったんでしょう?)

スッとぼけてはいたが、30分くらい前もって乗り込んだようである。


「いや、全然問題ないよ。」

(こいつ、わざとか、わざとだな。)

笑顔で応じるリックに、ややイラッと来ながら、「グループデート」は始まった。


 リックは少年のわりに気が利く性質たちで爽やか『風味』な容貌も相まって、同年代や年下の普通の女の子たちにはきっと人気があったのだろう。

 しかし、残念ながらメグの場合は、王族という特殊な家庭環境で育ったため、あまりリックの気遣いにぴんと来ない様子であった。

 要は、彼女はお姫様育ちであり、「爺や」のように親切にされたところで、それを好意と受け取ることに疎いのである。


(そこに気が付かないと、メグの攻略はままなりませんね。)

マーリンはもはや習性である「観察者」目線を存分に楽しんでいるようである。

マーリンはこれまで、十数世紀の間、「人類史」という大局マクロ的な眼で観察してきたのだが、ここにきて人生という「個人ミクロ」史観を楽しむことを覚え始めている。


 移動手段は自動運転オートドライブのタクシーである。

行き先を入力すればどこへでも連れて行ってくれるし、タクシー会社と提携先の店であれば、そこまで無料で行ったり、クーポンでキャッシュバックしたりする特典もある。


 何軒かメグのお薦めの店を回り、リックは両親や弟妹たちへの土産を買い求めた。移動中の車内では専ら選挙大戦コンクラーベの出場騎士たちの論評や、今後の展開をリックやメグが語り、凜とマーリンがそれを聞く、というものだった。


(リックのヤツ、だいぶ予習したね。随分とマメなやつだなあ)

凜は感心する。

(きっと土産も『オレ君家族思い』というアピールかもしれませんねえ)

マーリンがプライベートラインで凜の思考に割り込んできた。


ところが、少し遅めのランチを済ませ、そろそろお開きにしようか、というあたりで事件は起こる。


 タクシーにリックとメグを先に行かせ、凜とマーリンが支払いを済ませて後を追うと、リックが若い男性と何やら口論をしていた。

「どうした、リック。声が大きいよ。」

凜とマーリンが近づくと、白いスポーツカーの運転席から、男が車を降り、ゆっくりと立ち上がった。


 身長は2mほどあるマーリンとあまり変わらないものだが、170cmくらいの

凜やリック、メグからすると見上げるようであった。


 思わぬ身長差にリックは一瞬ひるんだ。

「メグ。お知合いですか?」

凜の質問に男は明らかに不愉快な表情を浮かべた。

「ぼくをご存じないとか、随分と余裕だね、棗凛太朗=トリスタン(笑)くん。」


凜は自分の名前に(笑)を入れられて若干イラッとしたが、怒りを覚えるほどのこともないため、彼のことを思い出そうと努めた。

「人の名を笑うとは、さすがに失礼ではないのかな?、『ジュニア』。」

反対にメグが不快に感じたらしく、彼をたしなめた。


「私の知己が失礼を言って申し訳ない。凜、彼は『ハワード・テイラー・ジュニア』、執政官コンスルテイラー卿のご子息だ。」

ジュニアはその紹介の仕方が気に障ったようだ。

「ヘイ、ハニ―、『ジュニア』はやめてくれよ。できればミドルネームのアレックスと呼んでくれないか?」

ジュニアはメグの肩に手を回す。メグは迷惑そうな顔をこらえ、眉だけ動かした。

「彼は準天位騎士で、今夜の御前試合の出場者でもある。」


ここでやっと凜は彼の名を思い出した。

(他の出場者にまるで興味がなかったからな。)

「そうでしたか、それは失礼いたしました。で、何をもめていたの?」


「うむ。実は、ジュニアが私を騎士団まで送るときかなくてな。リックともめていたのだ。」

凜の問いにメグが答える。


「お二人はどんなご関係なの?」

凜はメグに尋ねたのだが、答えはジュニアからかえってきた。

許嫁いいなずけのようなもの、といったところかな。」

ジュニアの答えに


「『のようなもの』?」

凜は聞き返す。

「まだそう決まったわけではない。」

メグが答える。凜がメグの眼をみつめると明らかに嫌そうであった。


「アレックス卿。本日は我々がマグダレーナ姫のお時間をいただいております。今回は私共の顔を立て、騎士としての任務を果たさせてはいただけませんか?我々は明日にもこの都市まちを離れる身なれば。」

凜はジュニアに向かって片膝をつくとそう言った。

リックは屈辱で顔を真っ赤にする。

(なんでこんなヤツに)


しかし、多くの人がいる往来で騎士同士の私闘は当然ながら御法度である。

凛のへりくだった態度にジュニアは気をとり直したようで

「そうだね、ここは僕が大人げなかったね。護衛の方よろしく頼むよ、平騎士くん。」

そして、メグに向き直ると

「それじゃ、ハニー、今日の御前試合、見に来てくれるよね?」

そう言い残してスポーツカーに戻ると、勢いよく発進させた。


「凛、君に恥をかかせることになってしまって申し訳なかった。」

帰りのタクシーの中、メグが詫びる。

「いや、気にしないで、メグ。」

そう言ってから、凛は街の風景を眺めていた。


すると、メグからプライベートラインのコールが来る。

「どうしたの?」

面と向かっているのになぜプライベートラインなのか、訝しそうに尋ねる凛に、


「その、『花火の約束』は覚えているだろうか?」

そう、恥ずかしそうに切り出した。

「もちろん。待ち合わせにする? それとも、座標検索にする?」


凛が覚えていることを確認すると、もう、どこで花火を見るか決めていたらしく、レストランのオープンカフェを予約しているとを告げた。そして、その座標を凛に送信する。


「予約とるの大変じゃなかった?」

凛が驚くとメグは恥ずかしそうに頷いた。

「うん、1カ月前には予約してたから。それに、父上の名を使えば割と簡単だった。」


メグと別れた3人であったが、その足で御前試合の会場へと向かった。リックは出場しないが、ついてきた。

「リック、後学こうがくのために見学するように」

という『師匠』のゼルの御達しだったのだ。


 今年の御前試合は16名の騎士が変則トーナメントで闘う、いわゆる模範試合エキシビジョンマッチである。

 選挙対戦の年の御前試合の勝敗はポイントには関係ないが、祭りのクライマックスの一つであり、名誉なことでもあった。

いわゆる「次世代」のホープの披露や発掘を目的としている。

 まず8名の人位騎士同士がトーナメントを闘い、勝ち残った2名が地位、準天位の出場者を加えた8名と

再びトーナメントで闘い、勝ち残った2名がそれぞれ招待された天位騎士と闘う。そしてその勝者同士が最後に闘うのである。


 本来、凛もマーリンも平騎士であるが、人位の決勝大会で優勝しており、特別に出場権を得た。二人も無名の新人が出場するのは前例の無いことであった。


「あまりにもな番狂わせ、ですからね。」

マーリンが笑う。主賓は国王であり、その臨席のもと、円卓を占める「正統十二騎士団」の団長のお歴々も出席するだろう。


「不知火卿、今回は『珍しく』卿の麾下の者が出られるそうですな。」

執政官コンスルのハワード・テイラーは透に「嫌味」を言った。

「そうなんですよ、閣下。しかも、何と二人も。ビックリでしょう?」

透は嫌味を嫌味と取れないほどの聖槍騎士団の惨状を目の当たりにしてきたので、素直に喜んで見せた。


「実は、わしの愚息も出場予定なんですよ。」

テイラーは自慢気だ。

「もちろん、存じてますよ。優勝候補でしょう。」

透はおべっかを使う。


「しかし、招待騎士があのレイノルズ卿とは驚きましたな。」

実はグレイスが、招待騎士として若人ホープの前に立ちはだかる、というのである。


「お手柔らかに頼みたいものですな。」

お互い、作り笑いで二人は別れる。

その後、透はラドラーに声をかけられた。

「よお、噂の『台風の目』の騎士団長じゃないか。」

「よく言うよ。」


今度は心から笑う。

「いやいや、その『台風』を潰しに『女傑ハリケーン』がお出ましになるからね。」

「誰が『ハリケーン』だって?」

後ろからグレイスに話しかけられて二人は飛び上がらんばかりに驚いた。


「ああ、ビックリした。」

「人が悪いよグレイス。」


「人のいないところで悪口なんぞいっておるからだ。」

驚いた二人に対してグレイスは朗らかに笑う。


「そういえば、テイラー卿のご子息も出られるとか?」

グレイスの質問に、

「ああ、ジュニア君ね。立派な男だよ。娘婿には絶対したくないけどな。」

透がこき下ろした。


「テイラー卿にお手柔らかに、って言われてな。」

グレイスは困ったような顔をする。

確かに、テイラーとしては息子を華々しくデビューさせ、顔と名前を売り出したいところなのだろう。


「なんだ? わざと負けたらムコでも紹介してくれるとか?」

ほぼセクハラまがいのラドラーのジョークである。

「お前さんがそんなもので懐柔できるわけがないね。なにしろ手加減は不得手だものな。」

透も内心ハラハラしながら言う。グレイスは言い放つ。


「無論だ。姑息なやつは、ぶっ潰す。……たとえ執政官コンスルの愚息であろうと透卿のところの坊やであろうとな。そして、ラドラー、貴様の愚息についても同様だ。」

絶句する二人を背に冗談、冗談と手をひらひらさせながら立ち去って行った。


「おお、怖い。」

ラドラーは自分の『愚息ディック』が縮み上がっていることに気が付いた。


御前試合が始まる。


 上位入賞者は、王に謁見できるなど特典も様々なので、エキシビション・マッチの割には、みな真剣である。序盤のトーナメントは、あっさり凜とマーリンの勝ち抜けで決まった。

「おお、これは楽しめそうだな。」

グレイスの感想には『潰しがいがある』という意味にしか取れそうもなかった。


 「そう……、うん、動画で見ていた。勝ち抜け、おめでとう。」

プライベート・ライン(オンライン通話のこと。接続者リンカーランク2以上の義眼デバイス同士なら音声を外に出さずに通話できる。)で凜から連絡があったメグはまだ騎士団の自室にいた。


 御前試合の様子は逐一配信されるので結果は知っていたが、直接報告されるのは嬉しかった。しかし、懸念もあった。

「花火に……間に合うものだろうか。」


 インターバルを挟んだ第二トーナメントが始まった。トーナメントはなるべく『番狂わせ』がないように、より強いものに弱いものが当たるように調整される。


 それで、『順当に』、準天位騎士であるハワード・アレクサンダー・テイラーJr.の対戦相手は凜となった。

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