第2話 アーミン・プレストン卿と聖なる夜の友人(猫)

 今宵はクリスマスでございます。聖なる夜といえば、だれもがわが家の暖炉のまえに集って、ささやかな贈り物を交換する日でもあります。

 しかし悲しいことに旦那さまには、親兄弟がいらっしゃいません。すでにみな他界され、広い屋敷――プレストン・ホールにはわたくしを筆頭に召使だけが息づいているのでございます。

 日ごろ陽気な旦那さまでございますが、さすがにクリスマスになると元気がなくなられます。ご友人はみな、ご家族や親戚とともに静かに夜をすごされ、天涯孤独の身には寂しい聖夜でもございます。

 そんな旦那さまでしたが、秋に音痴矯正レッスンをきっかけにされたことで、親しい友人がお出来になりました。その名をウィリアム・オズボーン氏とおっしゃいます。氏はオズボーン男爵家のご次男でして、しきたりがうるさいご実家をきらってもおいでです。

 そのお話を聞かれた旦那さまは、それではクリスマスの夜は思う存分に飲み明かそう、と提案されました。そして、意気揚々とお二人の紳士は町の酒場へ出かけられたのです。

 つい、五時間ばかりまえのお話にございます。

 階下の執事室の柱時計が、午前一時を告げたとき、正面玄関のベルが鳴りました。ようやくご帰宅されたと、私は眠い目をこすりながらドアを開け、丁重にお出迎えしたのでございます。

 ぷんぷんとアルコールの臭いを漂わせながら、旦那さまはおっしゃいました。

「うえぃ、ひっく…………たっだいま~、ったら、おっかえりってなんて冗談? ひゃははははっ~!」

 ちなみにわたくしは、まだひと言も発っしておりません。

「おい、なんだよ、その顔? さては僕が酒場の姉ちゃんと、よろしくやってんじゃないかって、疑ってるのか? ざーんねーんでしたぁ。だって、僕、モテないんだもん。こいつ、こいつがいるかぎり、僕は、日陰のドクダミの花扱いなんだぁぁああ!」

 と、旦那さまは、片腕に抱きかかえた黒い物体を指さされました。

「こいつめ、片っ端から女性に一目ぼれされるんだぞ。髪が黒いからって、そりゃないだろー。僕だって好きで赤毛に生まれたんじゃないやい。な、オズボーン?」

「にゃあ」

「あーあ、おまえ、そうとう酔っ払ってやがるな。まともに人語を話せないのか。よし、今夜は僕の家でゆっくりしろ。熱い風呂にも入れ。というわけでビクスビー、湯の支度をしろ。いいな」

「オズボーンさまにでございましょうか?」

「あったりまえだ。なんか、どこもかしこも黒いし、酔ってどっかの道にでも転がったんだろ。泥を落とさないと、いい男も台なしだな。あははっ!」

「うにゃあ、にゃあ!」

「そうか、そうか。早く風呂だとよ、ビクスビー」

「…………」

 どうやら泥酔されておられるのは、旦那さまのようでございます。



 旦那さまは「あー、飲み疲れた」とだけ言い残し、さっさと寝室へ消えてしまわれました。仕方なくわたくしは、オズボーンと名乗らされた黒猫を階下へ連れていくことにいたしました。

 わたくしが抱っこをしようとすると、猫は抵抗します。するり、と腕からぬけてしまい、オズボーン猫はすばやく走っていきました。階段を上り、さらに廊下を渡り、彼が目指したのは、亡くなった奥さまの寝室でございました。

 あわててわたくしがあとを追ったものの、すでに間に合わず、オズボーン猫はがりがりとドアで爪とぎを始めたのです。

「こらっ、おまえ、傷をつけるな!」

 背後から捕まえようと腕を伸ばしましたが、さすがは猫。またもわたくしの追跡をかわし、さらに廊下を走って、今度は裏階段へ飛びこみました。

 残念ながら、わたくしはすでに老いた身。息をきらしながら、ようやく階下の使用人ホールにたどりついたものの、遅かったようです。事が盛大に始まってしまった状態でございました。

 興奮した黒猫が、わたくしが途方に暮れるのもかまわず、手当たりしだいに暴れ回っています。

 マントルピースに飛びつき、写真立てや燭台、小さなクリスマスツリーまでかたっぱしから落とします。その上から爪を立てて壁をよじのぼり、吊り下げランプに飛びつきました。見事、と喝采したいところですが、ブランコのように揺れる照明道具を見ると背筋が凍ります。

 ついに吊るしていた鎖が悲鳴をあげ、あっけなく落下してしまいました。食卓テーブルの上が、無残に散らばった硝子の破片できらめいています。

 オズボーン猫は、くるりと回転し、床に着地しました。捕まえようとするもまたも間に合いません。

 うなー、うなー、と威勢のよいかけ声とともに、火の消えた暖炉に突入すると、もうもうと煙のごとく灰が舞い散ります。これで、明日はボクシングデーだというのに、休暇そっちのけで朝から大掃除をしなくてはなりません。

 なんという、嘆かわしい客人いや、客猫でございましょうか!

「どうしたんです、ビクスビーさん?」

 部下である従僕が使用人ホールに顔を出しました。

「それ、捕まえろ、ベン!」

「なんです、うわっ!」

 さすがサッカーが好きな若者です。驚きながらも、やすやすと黒猫を捕まえました。

 よろしい。今週の給金に、捕獲手当をつけてやることにしましょうか。

「これ、サンタクロースがやってきた、っていうオチじゃないですよね?」

 あんぐりと口を開けたベンがそう言います。

「とんだ旦那さまのクリスマスプレゼントだよ……」

「明日の休暇はどうなるんです?」

「総出でやれば、影響ないさ」

「ええ、俺も掃除ですか? ハウスメイドにやらしゃあいいじゃないですか」

「できるならそうしたいが。どう家政婦に言いわけをするのか?」

「うう、ここの見張り当番は俺たちですよね」

「そういうことだ」

「にゃあ、にゃあ!」

 皮肉なことに、オズボーン猫のために、ほんとうに風呂を用意するはめになりました。



 午前二時。

 いやがるオズボーン猫をベンとふたりがかかりで押さえつけ、身体を洗ってやりました。リネンで拭いて、執事室の暖炉のまえのソファに座らせると、気持ちがよかったのでしょう。ようやくおとなしく眠り始めたのでございます。

 わたくしは猫の爪にやられた傷だらけの腕を見ては、ため息をつかずにおれません。

「なぜ、なぜ、よりによって猫なんです、旦那さま!」

 わたくしの魂の叫びが執事室にこだまいたします。

 いいかげん、眠ろうと思ったのでございますが、空腹をおぼえてしまいました。そうです、ずっと帰宅される旦那さまを待つために起きていたわたしの胃袋は、とうに耐え切れなくなっていたのです。

 仕方なく食料貯蔵室でソーセージを無断でいただき、厨房で焼くことにいたしました。しかしわたくしは大事なことを失念していたのでございます。

「朝にならないと、オーブンに火が入らないんだった!」

 わたくしの臓腑の叫びが厨房にこだまいたしました。

 まだゆいいつ火の気がある執事室にもどり、さっそく焼き網を暖炉の上に乗せました。ほどよく熱されたころ、ソーセージを置きます。じゅわじゅわと肉汁が焦げる音と、香ばしい肉の香りが鼻孔をくすぐります。

 そのあいだに茶を用意するため、わたくしはふたたび厨房に行ってやかんに水を注ぎました。匙一杯の茶の葉とともに執事室に足をいれましたら。


 な・ん・と・いうことでしょう!


「き、き、き、きさま。俺のソーセージ、食いやがったな。このどら猫めっ!」

 わたくしは日ごろの本分もすっかり忘れ、ほうきを持ってオズボーンと名乗る(といっても勝手に旦那さまがつけただけで、呼んでやるのもいまいましい)猫を、追いかけました。

 すっかりソーセージを平らげて元気になったのでしょう。電光石火のごとく、泥棒猫は廊下を疾走します。

「まちやがれ! 俺はな、猫がだいっきらいなんだよ!」

 つい、本音が出てしまいましたが、食い物の恨みはそれはもう恐ろしいのでございます。

 ぶんぶんとホウキを振り回してやるも、ひょいひょいと猫はよけ、たんたんと軽快に階段を駆けあがりました。そして息を切らしてわたくしがたどり着いたさきは、旦那さまの寝室のまえだったのでございます。

 酔われたまま旦那さまがドアを使われたためでしょう、いつもならぴったりと閉まっているのに、今夜にかぎって隙間がありました。猫はさっとそこから室内に入るものですから、わたくしも勢いあまって突撃してしまいました。

「うぎゃあああああ!!!」

 旦那さまの絶叫が屋敷に響きわたったとき、われに返ったわたくしは血の気が引く思いでございました。

 ああ、なんということでしょう…………。

 ホウキで思いっきり、旦那さまの頭をぶん殴ってしまったのでございます。

「おい、オズボーン。僕がついに美女と婚約したからって、嫉妬するなよな」

 それだけ言い残し、旦那さまは倒れるようにして横になられると、気持ちよさそうな寝息を立てられました。

 どうやら、アルコールがまだ残っていたため、何が起きたのか理解できなかったようすでございます。



◇◆◇◆◇



「ああ、おはよう、ビクスビー。なんか、頭痛いな~って思ったら、瘤ができてたみたいだ。昨日、だいぶ酔ったみたいだからなあ。どこかにぶつけたのかなあ?」

 朝、新聞と茶を持って、旦那さまを起こしたわたくしでしたが、どうやら昨夜のあれこれはご存知ないようでした。

「そうとう酔っておられましたからね。無理もございません。あと、オズボーン氏はどういたしましょう」

「オズボーン? そういえば、いっしょに飲んで、それから……」

 旦那さまは寝癖だらけの頭をかきむしり、唸り声をあげられます。

「覚えてない! ここに泊めたのか、なあ?」

「ええ、まあ、はい……」

「そういえば風呂に入りたいって、あいつ言っていたような」

「ええ、はい……」

「ん? なんかえらい歯切れが悪いぞ」

「あの、旦那さま。大変、失礼を申しあげますが、同衾されている方をオズボーンと呼ばれていましたので……」

「はあ?」

 すやすやとベッドで寝息を立てている黒猫を、旦那さまは怪訝な面持ちでながめておられました。

「このどこがオズボーンなんだ。そもそも人間じゃないじゃないか。頭はだいじょうぶか?」

「そのお言葉を、そっくりそのままお返ししとうございます」

「なんか、えらい不機嫌だなおまえ」

「……」

 拳を握りしめて、わなわなと震えてしまうわたくしでございましたが、事を荒立ててはならないと、必死にこらえました。

 そのとき、「おまちください~!」と叫ぶベンの声と、ドタドタと乱暴な足音が耳に入りました。

 勢いよくドアが開いたかと思いますと、怒りの形相そのものの本物のオズボーン氏が入ってこられました。旦那さまの胸ぐらをつかみ、揺さぶります。

「おい、きみ、僕を豚小屋に放って、さきに帰ったな。やけにごわごわした毛布だと思ったら、メス豚の背中だったじゃないか。おかげで糞まみれになって、農婦に起こされたんだぞ。どうしてくれる!」

 そうおっしゃる氏から、ひどく糞尿の臭いがいたします。旦那さまは鼻をつままれてしまいました。わたくしもです。

「ええ? 何のことだい? 悪いが、どうも僕、飲み過ぎて記憶がないようなんだ」

「残念だが、僕もだ。だから、どうしてだ、と問いただしているのに!」

「思い出せない」

「思い出せ!」

「にゃあん」

 目を覚ました黒猫が、旦那さまに頭をこすりつけてきます。あまりにも愛らしいしぐさに、険悪だった空気がたちまちなごみました。

「おお、猫か。かわいいな」

「好きなのか、オズボーン?」

「ああ。ただ母と兄がきらいでね。飼いたくても無理なんだ。ということで、きみ、屋敷で飼ってくれないか。だってここは広いのに、ほかに住人がいないじゃないか」

 いえ、わたくしとその部下どもがいます、と言いたいのですが。

 旦那さまに視線で「お断りくださいませ」と訴えたものの、お返事は気の抜けた承諾でございました。

「いいけど」

「おお」

「さきに婚約するなよ。きみはモテるからな」

「なんだそれ?」

「そのままさ」

「ふうん。そういう子どもっぽいところがだな――ま、いいか。それより、風呂に入りたい。あと着替えも用意してくれ。臭くてかなわん」

「だ、そうだ。ビクスビー」

「かしこまりました。オズボーンさま」

 なんと余計な提案をされるのでしょう、とわたくしは怒りで指が震えました。

 もちろん、氏には存分にお礼をしてさしあげましたとも。うっかりをよそおった熱湯風呂という手段で。



◇◆◇◆◇



 黒猫はウィリアムと名づけられました。さすがにオズボーンと呼ぶわけにはまいりません。旦那さまをわたくしが根気よく説得した結果にございます。

 ウィリアム猫はそれはもう、旦那さまになつかれました。朝昼晩、屋敷にいる始終、ごろごろにゃんにゃん鳴いては、旦那さまのあとをついていきます。ちなみにわたくしにはまったく近よってきません。

 まあホウキで追い回したのですから、仲良くしようという魂胆などそもそも持ち合わせていないのでございます。

 困ったのはウィリアム猫が、つねに旦那さまのおそばにいるものですから、毛がたびたび服や寝具についてしまうことです。おかげでベンの仕事が増えてしまい、毛取り手当を給金に上乗せしなくてはならなくなりました。よけいな出費もよいところです。

 そんな猫と旦那さまの生活でしたが、三週間と少々たった日、ついに終焉を迎えました。あのときの喜び、今でもわたくしははっきりと記憶してるほどです。

「あの、こちらで最近、黒い猫を飼われたそうですが、××町で捕まえた猫でしょうか?」

 内科医であるクック家の若いメイドがそう言って、裏口からわたくしをたずねてきました。猫ぎらいのわたくしの愚痴が、村から村へと流れ、ついに持ち主の使用人の耳にまで入ったようでございます。

 細かくお話を聞いてみますと、なるほど。クリスマスに小鳥を追いかけて窓から屋敷を飛び出してしまい、近くの町へとそのまま姿を消してしまったそうです。その黒猫はお嬢さまが、それはもう姉妹みたいに、かわいがっていらしたということでした。

 猫が行方不明になってからというもの、お嬢さまはいたく悲しまれ、お食事も満足に召し上がられないそうでございます。

 そのお話を旦那さまにおきかせいたしますと、このようなお返事でした。

「クック家のお嬢さまとやらは、美人なのか?」

 着眼点はそこでございますかっ!

 あいも変わらず美女、美女、美女と。それしか頭にないのですかぁぁぁ!

 ……そうお答えしたいのを我慢し、ふたたび階下にもどってメイドにきいてみました。するとすぐ笑顔ともに「はい。とても麗しゅうございますよ。それにお淑やかで心も美しい令嬢ですわ」と、言うではございませんか。

 こうなれば話は早いのですが。

 間の悪いことにウィリアム・オズボーン氏が、ウィリアム猫をかわいがるために、プレストン・ホールを訪問されました。ここでどちらが黒猫の主人なのかを、もめることになるのであります。

「居酒屋から連れ帰ったのは僕なんだ。僕がクック嬢を訪問する権利がある!」

 きっぱりと言い切る旦那さまに、オズボーン氏も負けずにおっしゃいました。

「いいや、僕が飼い主で、きみはたんなる世話係だ。その証拠に今日もこうやって、猫手当を持参してきただろう?」

「なにが猫手当だ。ただの玩具じゃないか」

「ほうら、こうやって――」

 オズボーン氏は紙袋からさっと、羽がついた細い竹の棒を取り出すと、猫のまえでひらひらさせました。目を輝かせた猫が食いついてきます。それはもう楽しそうに。

「おい、だまされるな、ウィリアム。あ――きみじゃないぞ。猫のほうだ。寝食ともにしている僕のほうが、主人だよな。な?」

 両手を組み懇願する旦那さま。目と目が合いました。猫と人間の思いが通じ合ったのでしょう。

「にゃん!」

 と鳴き、旦那さまの腕のなかへ飛びこまれたのでした。

「ふっ――僕の完敗だ」

 オズボーン氏はそう言い残し、颯爽とプレストン・ホールをあとにされたのでございます。



◇◆◇◆◇



 クック家の令嬢に黒猫をお返しした旦那さま。

 その後は、旦那さまがご期待されたとおり、麗しきパトリシア嬢との交流が始まったのでございます。

 ウィリアム――いえ、本来の名はエリザベス猫が大変、旦那さまになついたのを、令嬢はいたく気に入られました。そして話はあれよという間に進み、気がついたときはクック家公認の婚約者となった旦那さま。はっきりお断りするのが悪い、と、のらりくらりとかわしていたのがいけなかったようでございます……。

 今日も屋敷の居間で、旦那さまはご友人相手に愚痴を披露されました。

「なーにーがー、美女だ! どう見てもあと一〇年はかかるじゃないか!」

 頭を抱える旦那さまに、オズボーン氏は笑いを噛み殺しておっしゃいました。

「まあまあ、きみ。一〇年とはいわず、せめて五年待ってみろよ。ずいぶんとおきれいになられるぞ」

「他人ごとだと思って笑ってるな」

「いいじゃないか。まだパトリシア嬢が八歳ならば、浮気される心配はないぞ。僕のように、な?」

「ふん。三年ならまだしも、一〇年近くおあずけしなきゃいけない、僕の身にもなってくれよ。若いうちにいろいろ楽しみたいのが、男ってもんだろ、なあ?」

「だったら、クック氏に断れよ。無理ですって」

「そうしたら、後悔するような気もするんだよなあ……。うーん、我慢するかあきらめるか。究極の選択だな」

「この欲張りめ」

 オズボーン氏は苦笑しながら、肩をすくめられました。

 なんだかんだおっしゃっても、旦那さまも幼い令嬢をお気に入りのようでございます。お年は食っていらっしゃいますが、中味は子どもっぽいわがあるじ。

 わたくしもお似合いだと、屋敷でパトリシア嬢と話されているたびに思うのでございます。

 ここはなんとしてでも、おふたりの結婚式を見届けるまで奉公しなくては。

 わたくしは紅茶を給仕しながら、一〇年後のにぎやかな未来を想像いたしました。


おわり

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