第9話 封印の書
ミスト「封印の書〜っ??」
カイ「うん、この世界のどこかにあるみたいだよ。」
ミスト「なんかカッコいいなっ。」
ヴィント「でも、、、それって何??」
カイ「この世界を、今の状態に留めている幾つかの書物の一つらしいよ。」
ヴィント「それがなくなると??」
カイ「この世界に混沌が訪れるみたい。その混沌が意味するのがどんなものなのかは分からないけどね。」
ミスト「よしっ。手に入れようっ!!」
ヴィント「、、、大丈夫かな。。」
カイ「封印の書で封印されているのは、この世界に元々いた人達らしいよ。」
ヴィント「!」
この世界に元々いた人達、に心当たりがあった。
カイ「他にも、崩壊の書、救済の書、は崩壊する大地を止めたり、傷付いても戻れる仕組みだとかあるみたいね。」
ミスト「何で封印されたのかな?折角だから、僕らでその封印を解いてやろうぜ。」
カイ「折角だし、この世界を楽みながらさ、じっくり計画を立てていこうよ。」
ヴィント「のった!」
ミスト「楽しくなってきたなっ!」
ーーー
一節はこの頃から、二人と同じように名前を変えて、ヴィントと名乗った。
由来は以前説明した通り。
カイはこの世界の事を、すぐに辿り着いた国で、調べた。
カイは頭が良く、計画を立てるのも上手かったので、
図書館で調べたり、今後の予定を立てたり、と細かい事は彼が任された。
得た情報を二人に教えた。
その代わり、ミストとヴィントは働いてお金を稼いだり、必要な情報を集める為に聞いて回ったりした。
ミストはヴィントと違ってセンスが良く、要領も良く、明るく、どこでも目立った。
一つ目の国で、3人が興味を持った情報が、「封印の書」というアイテムについてだった。
それを知って、彼らのやりたい事は決まった。
ただ、それを達成する為には、彼らは幼過ぎるし、能力が無かった。
それで、能力を身に付ける事にした。
この時、彼らは3人共、10才だった。
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