アリアンロッド2E・リプレイ・フォーリナーズ オレたちが異世界トリップして、エリンで無双する？

◆Climax 03◆

●第３ラウンド

▼行動値

グシオン　　　　　25

ゼロ　　　　　　　23

ラヴィニア　　　　９

ポメ郎　　　　　　２

戦闘図版↓（お手数ですが下記URLをコピーして、ブラウザに入力してください。図版を閲覧できます）

http://www.fear.co.jp/kakuyomu_gazou01/37-C_R03-01battle_out.pdf

ＧＭ：では３ラウンド目のセットアッププロセスです。グシオンは、ラヴィニアのエンゲージに向かって、《逆上の叫び》！　［逆上］がついていないと《逆上の友誼》が使えませんので。

ラヴィニア：なるほど。《妨害》がなくなったので、２Ｄで判定できるが（ダイスを振る）……出目２でファンブルして［逆上］！　抵抗する気もないですわ（笑）。

ゼロ：（ダイスを振る）……ピンゾロなのでファンブルして同じく［逆上］！

鉄也：なんて［逆上］しやすい人たちなんだ！（一同爆笑）

ポメ郎：ボクは強心丹の効果で＋１Ｄされているので、３Ｄ＋11で判定。（ダイスを振る）……出目13で達成値24。抵抗したポメ。

ＧＭ：では、【行動値】23のゼロ。

ゼロ：《オーバーリミット》。命中判定と回避判定の達成値＋５。

ポメ郎：ボクの番ポメ。《ファイトソング》を使用し、《インタラプト》を復活させる。

ラヴィニア：たぶん、それが最善手のはずですわ。

ＧＭ：それではセットアッププロセスが終了。グシオンの行動です。スキルを使用した攻撃は《インタラプト》でつぶされるので、爪で攻撃します。

ラヴィニア：まぁ、そうするよな。

ＧＭ：では、ラヴィニアにエンゲージして、爪で至高のプリンセスを攻撃！　「ラヴィニア、お前を潰す！　このランディの愛を受けた爪でなぁウキキ」（笑）

ゼロ：ランディの支援がここで活きるのか（笑）。

ラヴィニア：ランディの愛ってなによ!?

ＧＭ：「もちろん、“究極のダイアモンドプリンセス”ルティへの愛がお前を殺すのだ！　ウキキ」《エンチャントウェポン：光》の効果で命中判定＋１Ｄ。命中判定は５Ｄ＋15（ダイスを振る）…………うわっ、クリティカルだぁーっ!!

ラヴィニア：ぎゃー!!　まじか！（一同爆笑）

ＧＭ：これがルティ様への愛の力！　意外と強い力でしたね（笑）。

ラヴィニア：ふざけんなよぉーっ!!　そもそもグシオンはルティを見限ったってのにランディもしつこい男ですわね。

ゼロ：おそらく、ピンクダイアモンドのチャームはしばらく継続する性質なのかと。

ポメ郎：それはそうと、ここは行動を放棄してめっちゃいい笑顔でラヴィニア様をカバーするポメ。死を覚悟し、愛と哀しみの籠もったつぶらな瞳でグシオンを見つめてみるポメ。

ＧＭ：「……こんな愛らしいポメロを殴るなんて、とてもできない……わけあるかウキーッ!!」と（ダイスを振る）……出目が低いが、82点の〈光〉属性魔法ダメージです。

ゼロ：ポメ郎ーっ!!

　このダメージはさすがに《プロテクション》などのスキルを駆使しても防ぎきれず、ポメ郎は戦闘不能に陥ることに。

　続くゼロの〈火〉属性魔法攻撃（対抗属性のため、グシオンの【魔法防御力】は０）に、グシオンは《逆上の友誼》を温存しラヴィニアに使用することを選択。結果、ゼロは67点のダメージを与えることに成功。

　そして……。

ラヴィニア：次はわたくしですね。もうやることはひとつしかありません。ムーブで《ウィルスコマンド》、マイナーで《プログラムマジック》、メジャーで《ファイアボルト》＋《ディレイコマンド》でグシオンを攻撃しますわ。

ＧＭ：では、判定の直前に《逆上の友誼》を使用。魔術判定にマイナス２Ｄします。

ラヴィニア：わたくしの魔術判定が２Ｄ＋12。グシオンの回避判定も近い値でしたわね。

ゼロ：《インタラプト》を《逆上の友誼》に使うか、ラウンド終わりに使われる《二回行動》に使うか、迷うところですね。ラヴィニア様はどう思いますか？

ラヴィニア：そうですわね。《逆上の友誼》を通し、《二回行動》を消した場合、わたくしの攻撃はおそらく回避されてしまう可能性が出てくる。そこが気になりますわ。

ゼロ：なるほど、次のラウンド以降は《インタラプト》も使えず、鉄也もポメ郎もいないのでじり貧になる可能性が高い。ならば、ぜがひでもラヴィニア様に必殺の魔法を撃ち込んでもらうべきですね！　《インタラプト》で、《逆上の友誼》を打ち消しましょう。

ＧＭ：「いいんですか？　こんなしょぼいスキルに貴重な《インタラプト》を使ってしまってもウキキ？」

ゼロ：何を言う。この《インタラプト》は鉄也からポメ郎、ポメ郎から私へと託されたラヴ

ィニア様を守るという意思なのだ！　と《インタラプト》を使う。するとポメ郎の幻影が浮かび上がる。

ポメ郎：えっ？　ボクの幻影が!?　じゃあ、つぶらな瞳でグシオンを見つめます。

ＧＭ：や、やめろそんな目でオレを見るんじゃない。と、なぜかポメ郎の瞳にグシオンがひるみ、《逆上の友誼》が打ち消されました。

ラヴィニア：鉄也の命が、ポメ郎の心が、わたくしの魔術判定を４Ｄ＋12に。そしてわたくしは心を研ぎ澄まし、ただひとつのことをイメージする！

一同：おお！

ラヴィニア：それは……前世の上司の顔ですわ!!

ポメ郎：ここでライフパスでできた設定を引っ張り出すポメか!?

ラヴィニア：さあ、世界を越えた恨みの炎を喰らいなさい！　（ダイスを振る）出目は16なので達成値28!!

ＧＭ：こちらの回避は６ゾロ、つまりクリティカルのみ。（ダイスを振る）……出目は６と……５で11！　惜しい、１足りなかった……ガクリ。

一同：あ、危なかったぁー!!

ラヴィニア：ダメージに最後のフェイト１点を入れて、９Ｄ＋63。いきますわよ。（ダイスを振る）……出目は……37。合計ぴったり100点の〈火〉属性魔法ダメージ！

ＧＭ：グシオンは対抗属性なので防御力は０。つまり100点丸々とおります。

ラヴィニア：や、やったか!?

ＧＭ：グシオンの【ＨＰ】は650。そして累計ダメージも650！　ちょうど戦闘不能になります。

一同：やったー！

ＧＭ：では、ここで戦闘終了となります。