　どことも知れぬ、暗き闇の中。

　密かに陰謀が進行しようとしていた。

ＧＭ：では、最後にマスターシーンです。

一同：おや？

ＧＭ：生き残ったジョンが、暗闇にいる誰かに向かって跪いています。

ラヴィニア：暗闇にいるって……黒幕がいたのかよ！（笑）

ＧＭ：いやぁ。実はアドリブです。

一同：アドリブかよ！（笑）

ＧＭ：海賊の背後に黒幕がいる、みたいなことは大まかに考えていたんです。でも、今回ここまでの展開で、こいつが黒幕ポジションにいないのは不自然」というＮＰＣが……。

ゼロ：……なるほど。

ラヴィニア：……よもや!?

ＧＭ：話を戻しまして……ジョンが「申し訳ありません。あのラヴィニアという女、かなりできるヤツでした。ですが、次こそは必ず……」と言うと、彼に対して謎の人物が「もうあなたには任せておけないわ」と言うわけです……女性の声で。

一同：やっぱり！

ラヴィニア：そっかー。そうだよね。やっぱり、「彼女」は敵じゃないと！（笑）

ＧＭ：そして、黒幕が「ラヴィニアさん……今度こそ……」、と思わせぶりなことを言ったところで、シーンの演出を終了します。

ラヴィニア：ふっふっふ！　盛り上がってきましたわよ！。

ＧＭ：……とまあ、以上で第一話は終了となります。お疲れさまでした。

一同：お疲れさまでしたぁーっ!!

『アリアンロッド２Ｅ・リプレイ・フォーリナーズ』

第一話「異世界で南の島の領主になろう」

―ＦＩＮ―

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