◆Climax02◆

●第2ラウンド

▼行動値

ゼロ 18

ラヴィニア 8

ジョン 6

鉄也 5

ポメ郎 2

海賊船長 2


戦闘図版↓(お手数ですが下記URLをコピーして、ブラウザに入力してください。図版を閲覧できます)

http://www.fear.co.jp/kakuyomu_gazou01/22-C_R02-01battle_out.pdf


GM:では、第2ラウンドのセットアッププロセス。

ゼロ:《オーバーリミット》。

GM:ジョンが《司令塔》を船長に。すべての判定に+4です。

ラヴィニア:ジョンは使える男ね。降伏し、わたくしに仕えるなら生かしておいてあげます。

GM:「そうもいかない。義理があるし、今さら裏切るのは筋がとおらねえ」

ラヴィニア:なぜそんな主人公みたいなロールプレイを!?

鉄也:ギ……ラヴィニアさんが悪役ロールプレイをするから、相対的にそう見えるだけでは?(笑)

ポメ郎:《ファイトソング》。ラヴィニア様の《リゼントメント》を復活。あの炎は美しかったので、もう一度見たいポメ。

GM:では、イニシアチブプロセス。まずは、ゼロから。

ゼロ:ムーブアクションはなし。マイナーアクションで《サイドワインダー》、メジャーアクションは《オーバーアサルト》。対象は船長。フェイトを1点使用して……(ダイスを振る)命中は29。

GM:(ダイスを振る)20で回避失敗。

ゼロ:《ストライクブースト》。フェイトも3点使用しきっちゃいます。ダメージは12D+32。(ダイスを振る)70点の物理ダメージ。

GM:けっこう大きい。だが、まだ生きている!

ラヴィニア:ムーブアクションはなし。マイナーアクションは《プログラムマジック》。メジャーアクションで《ファイアボルト》+《リゼントメント》。対象は海賊船長。(ダイスを振る)命中は28。

GM:(ダイスを振る)17で回避失敗。

ラヴィニア:フェイトを2点使用します。(ダイスを振る)178点の〈火〉属性のダメージ。

GM:素通しなんですよね。ゴウッと炎に包まれる海賊船長。しかし、それが治まった後、まだ甲板の上で戦意も露わに立ち続けています。

ラヴィニア:しぶといですわ。鉄也、あとは任せましたよ。

鉄也:ギ……任された。

GM:だが、次はジョン。ムーブアクションは《イーグルアイ》。マイナーアクションで《ゼロイン》。メジャーアクションが《アローシャワー》。対象は、ゼロ以外の三人。(ダイスを振る)命中は23。

ポメ郎:《アンプロンプチュ》。(ダイスを振る)30で回避成功。

鉄也:(ダイスを振る)9で回避失敗。

ラヴィニア:封精頭巾の効果を使用。(ダイスを振る)17で回避失敗。

GM:ここで《ダイレクトヒット》。この効果で、彼女をかばえなくなりました。

鉄也:《カバーリング》を使えなくしてきた!

GM:ダメージは4D+55。(ダイスを振る)72点の物理ダメージ。

ラヴィニア:あら、痛いですね。

ポメ郎:《プロテクション》。(ダイスを振る)ダメージを37点軽減。

ラヴィニア:封精長靴の効果も使用。いろいろあわせて57点軽減。15点ダメージを受けて痛い思いをしましたが、まだ立っています。

鉄也:ムーブアクションで、船長のエンゲージに移動。マイナーアクションは《スマッシュ》、メジャーアクションが《バッシュ》+《ボルテクスアタック》で船長に攻撃。フェイトを1点使用。(ダイスを振る)命中は21。……フェイトを1点使って、振り直しておこう。(ダイスを振る)24。

GM:(ダイスを振る)出目は6。18で回避失敗!

鉄也:ダメージは105+8D。(ダイスを振る)135点の〈光〉属性の魔法ダメージ。


 巨大な鉄の鎧が、鉄塊とも見まがう大剣を振り下ろす。

 いかなるものも粉砕せずにはおかぬ、巨人の一撃にも似たそれは、海の荒くれ者たる海賊の首領を袈裟懸けに捉えた。


イラスト↓(お手数ですが下記URLをコピーして、ブラウザに入力してください。イラストを閲覧できます)

http://www.fear.co.jp/kakuyomu_gazou01/23illust04.jpg


GM:これはさすがに耐えられない。「バカなぁ! 海の上で俺たちがやられるだとぉっ!?」と苦痛と悔しさに表情を歪めた後、海賊船長は戦闘不能になりました。

ポメ郎:これで戦闘終了?

GM:クリンナッププロセスに、ジョンがバッドステータスでHPロスを受けます。ただ、それによって倒れるということはないので、ここで戦闘終了にしましょう。

ラヴィニア:さあ、投降なさい! 我々の下僕になりなさい?

GM:「悪いが、あんたの下僕にはならねぇ」

ラヴィニア:何ですって!?

GM:「今回はあんたの勝ちだ。仕方ねぇ。だが、俺はいつかあんたにリベンジ……」

ラヴィニア:それわたくしの名前。なに? ダジャレ?

GM:そんなつもりはねぇーっ!?(一同爆笑)

鉄也:ギ……シリアスな空気を読んでほしかった(笑)。

GM:ともあれ、ジョンは「チッ」と舌打ちをして、海へ飛び込みました。ここで、戦闘ラウンドを終了します。


 かくして、戦いは終わった。海賊に使われていた船員たちは全員降伏。一同はドロップ品など後処理をした後、船をミナミーノ島の桟橋へと向けるのであった。

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