CLIMAX PHASE

◆Climax01◆海賊たちを懲らしめろ!

 村人たちを騙していたジョンを、みすみす取り逃がすわけにはいかない。

 ラヴィニアたちはジョンを探し、海賊船に乗り込んで逃げようとしている現場に遭遇した。

 このまま逃してたまるものか!


GM:クライマックスフェイズです。みなさんは、逃亡しようとしているジョンを追い、海賊船に乗り込むことになります。まずは、ジョンたちの演出から始めましょうか。


 ジョンが上がってきたのを見て、海賊船の甲板にいた海賊船長は目を見開いた。

「おいおい、どうしたんだ、先生」

「船長、作戦は失敗だ! ギルマンに化けていた仲間が、向こうに捕まってしまった」


ラヴィニア:向こうには、船を沖に出させた頭の良い人がいるはずですよね。

GM:それはジョンの仕業です。

ラヴィニア:ジョンは案外できる子だったのですね。さっさと殺しておくべきでした。

GM:「早いとこ逃げよう。今ならまだ再戦ができるし」とジョンが言います。

ラヴィニア:お待ちなさい!

GM:「何だ、誰だ!? どこだ?」

ラヴィニア:マストに上ったわたくしが言い放ちます。「話はすべて、この耳でしかと聞かせてもらいました」

GM:「何やつ?」

ポメ郎:ポメポメポメ(効果音)。

ラヴィニア:わたくしの顔を見忘れましたか、ジョン。

GM:「お前は……新しい領主!」

ゼロ:これで船長が「領主がこんなところにいるわけがない。斬り捨てろ!」とか言い出すと、話が違うものになってきますね(笑)。

ラヴィニア:ちょっと待ちなさい! マストを降ります!

ゼロ:飛び降りないのですか?

ラヴィニア:落下ダメージが怖いので(笑)。「話は聞かせてもらいました。あなた方の狼藉を許すわけにはいきません。わたくしの名声のために、お縄になってもらいます」

GM:「小娘ごときに怯えているようじゃあ、船長なんざ務まらねぇ。先生、この小娘を殺して、いちからやり直すぜ?」と船長は息巻きます。

ラヴィニア:わたくしは余裕の表情ですわ。さあ、三人とも、やっておしまいなさい!

GM:と、ここで海賊のひとりが怯えて叫びます。「あのツインテール……聞いたことがあるぞ。エルーラン王国の、自称・炎と毒の爆薬令嬢ラヴィニア!」

ラヴィニア:誰が爆薬令嬢ですか!?

ポメ郎:正しくは悪役令嬢ポメ。

GM:「あっれ、俺が聞いた名前と違う……。ところで悪役令嬢ってなんだ?」(笑)

ラヴィニア:ぐぬぬ。いい度胸ですわ! その無礼な振る舞いに免じて、あなたたちを焼き尽くしてさしあげます!

鉄也:(海賊になって)「あいつにマストを焼かせるな! 帰れなくなるぞ!」

GM:「本当だ! ヤツをさっさと殺せ!」

ラヴィニア:あら、マストは焼きませんわよ。この船は、ギルド“ロイヤルリベンジ”が今から徴収します。

GM:「うるせえ! 海賊が船を渡すわけにはいかねぇ! 先生、こうなったら、オレ流でやるけどいいな?」「ここまできたら、しかたない」

ラヴィニア:さて、先生――ジョンの武装をチェックさせてもらおうかしら。

GM:ヒューリンで、弓を持っています。

ラヴィニア:ジョンは弓なんだ、“先生”とか言われてるのに刀とかじゃないんだ?(笑)

GM:レンジャーなんですよ。弓を使う用心棒先生がいたっていいんです!(笑)

ラヴィニア:まあ、いいです、とっととタタキにでもしてさしあげます。

鉄也:ギルマンじゃないんだから……(笑)。

GM:「そんな気楽なことを言っていられるのもいまのうちだ!」 では、まずは配置から。PCで1エンゲージ。そこから、5メートル離れた位置に、ジョンと船長が別エンゲージに。ジョンのエンゲージには、ギルマンニンジャっぽい海賊が、船長のエンゲージには、ゴブリンリッパーっぽい海賊が一緒にいます。


ゴブリンリッパー(海賊)イラスト↓(お手数ですが下記URLをコピーして、ブラウザに入力してください。イラストを閲覧できます)

http://www.fear.co.jp/kakuyomu_gazou01/20lipper.jpg


ゼロ:船長の武器は?

GM:グレートアックスです。なお、ボスキャラは船長なので、船長を倒すとクライマックスが終わります。

ラヴィニア:戦闘がはじまる前に、フェイト2点使用して、《スペシャリストⅠ:火》+《スペシャリストⅡ》を使っておきます。

ポメ郎:ボクは、フェイト1点使用して、《ハンズオブライトⅠ》。

GM:では、戦闘準備プロセスを終了し、戦闘ラウンドに移りましょう。


●第1ラウンド

▼行動値

ゼロ              18

ジョン 16

ギルマンニンジャ(海賊)A、B 16

ゴブリンリッパー(海賊)A、B 15

海賊船長            12

ラヴィニア           8

鉄也              5

ポメ郎             2


戦闘図版↓(お手数ですが下記URLをコピーして、ブラウザに入力してください。図版を閲覧できます)

http://www.fear.co.jp/kakuyomu_gazou01/21-C_R01-01battle_out.pdf


GM:第1ラウンドのセットアッププロセスをはじめます。

ゼロ:《オーバーリミット》+《オーバークロック》。【行動値】が10上がりました。

GM:ジョンは《司令塔》を使用。「指揮官は俺だ! 俺の指示に従え!」 ジョン以外のエネミーは、すべての判定に+4です。

ラヴィニア:何!?

GM:さらに海賊船長が《アクアスタンス》。「いくぜ、俺は海の中にいる!」と叫び[遊泳状態]。


《アクアスタンス》

 自己暗示により水中にいるように感じるバイキングのスキル。遊泳状態によるペナルティを受けずにすみます。また、遊泳状態でなくても、「使用条件:遊泳」のスキルの効果を受け、使用することができるのです(バイキングのスキルは「使用条件:遊泳」が多い)。

 

ポメ郎:ギルマンに変装していた海賊たちも、自分たちはギルマンだって思い込もうとしていたし……、この海賊たちの思い込みの激しさはいったいなんなんだポメ(笑)。

ラヴィニア:頭が痛い連中ですわ。ではわたくしは《メタモルフォーゼ》。剣が、杖に変形しました。キラキラとした変身バンクシーンが映し出されるのですわ。

GM:「うわ、なんだか分からないが破廉恥な映像が!?」

ラヴィニア:見~ま~し~た~わ~ね?(地の底から響くような声で)

鉄也:ギ……自分から見せておいて、それはない(笑)。

ポメ郎:《クイックソング》+《スレノディ》で、船長がいるエンゲージを、〈水〉属性にするポメ。(ダイスを振る)……達成値は28。


 ラヴィニアの決め技は〈火〉属性の魔法攻撃です。これを〈水〉属性のものがくらうと対抗属性というルールにより、【魔法防御力】を0としてダメージを算出することになります。つまり、ポメ郎の狙いは彼女の魔法の効果を最大限に引きだすことにあったのです。


GM:これを抵抗できないと厳しいが……。こちらは【精神】で抵抗します。ゴブリンリッパー(海賊)Aは、(ダイスを振る)9だから18で失敗。Bは……(ダイスを振る)達成値20で失敗。海賊船長が、(ダイスを振る)……24。全員抵抗失敗。「感じる! 肌に、海の感覚を!」と、これから起きる悲惨な展開も知らず海の男たちは恍惚とした表情です。

ラヴィニア:喜んでもらえたようで何よりですね。

GM:セットアッププロセスが終わりましたので、イニシアチブプロセス。

ゼロ:では、【行動値】28で動きます。ムーブアクションで船長にエンゲージ。マイナーアクションは《サイドワインダー》、メジャーアクションで《ワイドアタック》。フェイトを1点使用して、4D+13。(ダイスを振る)出目は13。命中は26。

GM:海賊船長は、2D+12で回避。(ダイスを振る)20で回避失敗。ゴブリンリッパー(海賊)は、3D+9で避けます。ゴブリンリッパー(海賊)Aは、(ダイスを振る)17。ゴブリンリッパー(海賊)Bは、(ダイスを振る)22。全員回避失敗。

ゼロ:《ストライクブースト》+《アーシアン:召喚》。7D+34。(ダイスを振る)54点の物理ダメージ。

GM:海賊船長は《フィンジアスソング》をゴブリンリッパー(海賊)Bに使用。歌を歌って、ダメージを軽減するバイキングのスキルです。「俺たちは~♪ お宝を持って、故郷の海に帰るんだぁ~♪」と、ダメージを15点軽減。

ラヴィニア:小ざかしい。でも、その希望はここで潰えますわ。

GM:「何だと!?」

ラヴィニア:死か服従、どちらかを選びなさいな♪

GM:「お断りだ! 俺たちは勝利を選ぶ!」

ラヴィニア:主人公みたいなことを言いますわね。

GM:そっちが悪役めいた台詞を言うからでしょう!?(笑)

ゼロ:今回、どう見てもPC側の台詞回しの方が悪者ですよ、菊池さん(笑)。

GM:次はジョン。ムーブアクションで《イーグルアイ》、マイナーアクションが《バッドステータス付与:放心》、メジャーアクションで《アローシャワー》+《アローレイン》。対象はPC全員です。ジョンは矢を4本つがえて放とうとします。

ラヴィニア:[放心]を受けるとメジャーアクションの判定にマイナス1Dでしたわね。それは困りますから……ゼロ、やっておしまいなさい。

ゼロ:では、領主様がそうおっしゃるので、《アローシャワー》を《インタラプト》。ワイヤーで矢を絡め取りましょう。そして、そのまま粉々に砕いてしまいます。

GM:「チッ、いけ好かないヤツだと思っていたが、こんな隠し技を持っていたとは。お前は一体何なんだ」

ゼロ:私、こういうものでございます(名刺を渡す仕草)。

GM:「わざわざご丁寧にどうも……って、つい対応してしまった!」(一同爆笑) 海賊たちは「ジョンさんのいつもの技が防がれた!? どうなってやがる!?」と戸惑っています。

ポメ郎:次は、ギルマンニンジャ(海賊)の番ポメ。

GM:まずは、ギルマンニンジャ(海賊)A。ムーブアクションはなし。マイナーアクションが《バッドステータス付与:毒(3)》。メジャーアクションは、《遠隔攻撃》。対象はランダムに決めましょう。(ダイスを振る)ラヴィニアです。シュッとクナイが飛びます。

ラヴィニア:来なさい!

GM:(ダイスを振る)命中は29。

ラヴィニア:回避は2D+3。(ダイスを振る)12。回避失敗。

鉄也:ギ、ラヴィニアさんを《カバーリング》する。ガシャンと飛来するクナイの軌道上に入り込みます。

GM:ダメージは、4D+28です。(ダイスを振る)出目がいい。47点の物理ダメージ。

ポメ郎:《プロテクション》。7D+6。(ダイスを振る)30点軽減。

鉄也:【物理防御力】とあわせて、ダメージは0。

GM:これは厳しい! しかたない。これじゃあダメージが通らないので。ジョンが「そっちはダメだ! サングラスのヤツを狙え!」と指示を飛ばします。続いて、ギルマンニンジャ(海賊)B。スキルの組み合わせはAと一緒で、攻撃対象はゼロです。(ダイスを振る)……クリティカル!

ゼロ:こちらもクリティカルを出さないと回避は無理ですね……(ダイスを振る)出目は10で回避失敗。

鉄也:ギギ……《カバーリング》+《カバームーブ》でゼロを庇う。快速フルバックとしてならした走りでゼロの所まで飛び込む。

GM:なん、だと。(ダイスを振る)……だが、出目はいい! 54点の物理ダメージ。

ポメ郎:《プロテクション》。(ダイスを振る)29点軽減。

鉄也:(計算して)……またダメージは0だな。

GM:クリティカルしてダメージアップしても、また駄目なのか!?(笑)

ラヴィニア:もう降伏してしまった方がよいのではなくって?(笑)

GM:まだまだ! 続いて、ゴブリンリッパー(海賊)A。(ダイスを振る)鉄也に攻撃。ムーブアクションで、鉄也のいるエンゲージに移動。マイナーアクションはなし。メジャーアクションは武器で物理攻撃。(ダイスを振る)命中の達成値は28。

鉄也:ギギッ……(ダイスを振る)10で回避失敗。

GM:(ダイスを振る)ダメージは、43点の物理ダメージ。

ポメ郎:《プロテクション》。ダイスを振るまでもなく、固定値だけでダメージが0になる。

GM:どんだけ堅いんですか!?(笑) 次は、ゴブリンリッパー(海賊)B。(ダイスを振る)対象はラヴィニア。行動宣言は先ほどと同じ。(ダイスを振る)命中は、また、28。

ラヴィニア:(ダイスを振る)7で回避失敗。

鉄也:ラヴィニアさんを《カバーリング》。

GM:(ダイスを振る)43点の物理ダメージ。

鉄也:ギ、このぐらいなら《プロテクション》はいらないよ。7点だけダメージを受ける。それでも【HP】はまだ90点あるよ。

GM:次は、海賊船長。ゼロに攻撃!

ゼロ:おや、私を狙いますか。

GM:ボーナスが入っている今ならば、当てられる気がする! ムーブアクションはなし。マイナーアクションが《スマッシュ》。メジャーアクションで《ストラグルクラッシュ》。対象はゼロです。

ラヴィニア:船長、上級クラスじゃねぇか!


 《ストラグルクラッシュ》はクラスレベルが10以上になって初めてなれる上級クラス、ウォーロードのスキル。ラヴィニアはそのことから海賊船長が10レベル以上であると把握したのです。


GM:あなたたちは7レベルなんですよ!? これくらいのボスが出てきてもおかしくありません! まず、一回目の攻撃。(ダイスを振る)6が1個しかないので、《バーストスラッシュ》を使用。もうひとつダイスを6にして、クリティカルです。

ゼロ:これをどうにかする手段はないですね。

GM:この攻撃が外れてしまうと、《ストラグルクラッシュ》の利点である連続攻撃の二回目が発生しませんからね。ここは《バーストスラッシュ》の使い時ですよ。

ゼロ:フェイトを使っても、クリティカルが出そうにないし、素で振る。(ダイスを振る)……達成値27で回避失敗。

GM:ダメージは、クリティカルの分もあわせると、9D+60点。(ダイスを振る)89点の物理ダメージ。

ゼロ:【物理防御力】は12点。

ポメ郎:《プロテクション》をゼロさんに。(ダイスを振る)いい出目ポメ。40点軽減。

ゼロ:37点ダメージを受けましたが、まだ立っていますよ。

GM:では、二回目の攻撃。(ダイスを振る)きた、クリティカル!

ゼロ:なかなかに厳しい……(ダイスを振る)出目が9、回避失敗。

GM:ダメージは、11D+60。(ダイスを振る)104点の物理ダメージ。

ポメ郎:《アフェクション》! ピカーと光って、ゼロの前に何かの幻影が浮かび上がって、その攻撃を打ち消すポメ。

ゼロ:このポメロは神の使いでしたか……!

ラヴィニア:次は、わたくしの番ですわね。ムーブアクションは《ウィルスコマンド》で毒を仕込み、マイナーアクションが《プログラムマジック》でダメージを増やします。メジャーアクションは、《ファイアボルト》+《スペシャライズⅢ》+《ディレイコマンド》。対象は敵全員です。命中は4D+13。(ダイスを振る)……クリティカル。

ポメ郎:クリティカル出たぁぁぁーっ!! 毒と炎の悪役令嬢ラヴィニア様の魔法がすべてのものを焼き尽くすポメェーッ!! ラヴィニア様のなんという無双ぶり!!


 ポメ郎が実況口調で興奮するのも無理はない。

 ラヴィニアが放とうとする炎の魔法は、とてつもない大きさに膨れあがっていた。

 滾る熱量と、炎に編み込まれた[毒]による二段構えの攻撃。

 それが、この戦いの場に立つすべての敵に降りかかろうとしていた。


GM:くっ、では敵の回避。ジョンは(ダイスを振る)……達成値12で回避失敗。ギルマンニンジャ(海賊)は……(ダイスを振る)Aが20、Bが26で回避失敗。ゴブリンリッパー(海賊)は、3D+9。(ダイスを振る)Aは17で回避失敗。Bはクリティカルで回避成功!

ゼロ:む、嫌なところが避けましたね。

GM:海賊船長は2D+12。(ダイスを振る)18で回避失敗。

ラヴィニア:《マジックフォージ》。ダメージは、12D+63。(ダイスを振る)106点の〈火〉属性の魔法ダメージ。1点でもHPダメージを与えた場合、[毒(3)]、[ノックバック(2)]が乗ります。

ゼロ:7レベルとは思えないダメージですね。

GM:海賊船長は、属性が書き換えられたため、106点を丸々食らいましたが、まだ立っています。ジョンは、船長の《フィンジアスソング》を受け、15点軽減してこちらも健在。ギルマンニンジャ(海賊)A、Bと、ゴブリンリッパー(海賊)Aは戦闘不能になりました。

ラヴィニア:けっこう雑魚をつぶせましたわ♪

GM:そいつらは既にダメージを受けてましたからね。船長とジョンは、[毒(3)]、[ノックバック(2)]を受けます。【行動値】は、船長が2、ジョンが6になりました。

ラヴィニア:勝ったも同然ですわ!

鉄也:俺の番。では目の前に残ったゴブリンリッパー(海賊)Bに攻撃しよう。ムーブアクションはなし、マイナーアクションで聖水を使用。

GM:剣が聖水をゴクゴクと(笑)。

鉄也:ばしゃっと刀身にかける(笑)。メジャーアクションは《バッシュ》。フェイトを2点使用して、命中は5D+9。(ダイスを振る)出目は11。命中は20。

ラヴィニア:出目がひどいですわね……。

鉄也:“達人の武具”の効果を使用して、振り直し。(ダイスを振る)クリティカル!

GM:(ダイスを振る)出目は9。回避失敗。

鉄也:《スラッシュブロウ》。ダメージは16D+26。(ダイスを振る)61点〈光〉の魔法ダメージ。

GM:ゴブリンリッパー(海賊)Bも戦闘不能になりました。

ポメ郎:ムーブアクションはなし。マイナーアクションで、MPポーションを使用。(ダイスを振る)8点回復。メジャーアクションは、ラヴィニア様に《ジョイフルジョイフル》!

ラヴィニア:《リゼントメント》があるから、ボスを落としにいきましょうか。

GM:「かかってこい!」

ラヴィニア:ムーブアクションはなし。マイナーアクションが《プログラムマジック》。メジャーアクションが《ファイアボルト》+《リゼントメント》で船長に攻撃。(ダイスを振る)クリティカル!

GM:(ダイスを振る)出目が9。「すまねぇ! 先生の支援があっても、避けられねぇ!」

ラヴィニア:ダメージは、10D+133点。(ダイスを振る)168点の〈火〉属性の魔法ダメージ。

GM:対抗属性なので、そのままダメージを食らいます。「いくらでも撃ってこい!」

ラヴィニア:すばらしい! 何発耐えられるか、試させて?

GM:「この女……恐ろしすぎる!?」(一同爆笑) クリンナッププロセス。こちらは、ジョンと船長が、バッドステータスの[毒(3)]によるダメージを受け、【HP】マイナス15点。

ゼロ:《フックダウン》で、ハイHPポーションを使用。(ダイスを振る)18点回復。

ポメ郎:《フックダウン》でMPポーションを使用。(ダイスを振る)9点回復。

GM:では、クリンナッププロセスを終了します。

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