今すぐ大和撫子になるには?

 今すぐ大和撫子になる方法 〜お稽古事

 人というのは、形だけでもそうすると、中身も伴うようになる。できるだけ、形からだけでも、そのように努めよう。女らしい上品な服装で、しとやかにお稽古事に通って自分を磨く。おもてなしの精神を古い日本の文化から学ぶ。


 結婚したい人が、お茶やお花を習ったり、料理教室、着付け教室などに行くと、新しいご縁が生まれるもの。そういう古いしきたりの世界にいる人は、結婚に繋がる良い人脈を持っていたり、結婚に繋がる恋愛の仕方のアドバイスをくれたりもする。また、結婚が無事決まった後は、結婚式に来賓として呼んで、いかに自分が、おしとやかで、しっかりと結婚を意識して、娘時代、高校・大学時代を真面目に過ごしてきたか、その証拠として、スピーチを頼んだりすることもある。


 お茶やお花の先生は、いわば、大和撫子のプロ。自分の恋愛を結婚に繋げるために、自分一人だけのお稽古が終わった後、先生に相談に乗ってもらったりできることもある。先生選びは、慎重に。お茶やお花の世界では、一度、ついた先生を引っ越しや転勤以外では、簡単に変えたりはできない。


 着付け教室は、本当に着物が好きなだけの人が、先生として運営していることがある。また、特殊な道具を使ったり、結局、自分一人では、普通の着物は着られないままのことも。マナーを教えてもらうというよりは、単純に”難しい衣装を着る”というだけの教室もあるので、できれば、お茶の先生についてから、着物について尋ねるのが良い。お茶の行事の時は、先生が着せてくれるので、着付け教室に通わずとも、そのうち着れるようになる。


 料理教室も然り。マナーまで教えてくれるところかどうかまでは不明。単なる料理好きの主婦や、海外帰りの女性が教えている教室や、パンやお菓子に特化した教室もあり、事前に調べよう。


 数は少ないけれど、話し方教室もある。本当に洗練された言葉遣いの人は、容姿と全く関係がなく、上品で素敵に見える。


 日本舞踊やお琴、ピアノ、バレエなどは、美しい立ち居振る舞いが身につくので、子供の頃からやっている方がいい。受験などで忙しくなったりして、途中で挫折した人も、もう一度、挑戦してもいいかもしれない。


 お茶やお花のお稽古事は、古いしきたりの世界であれば、”チケット制”などは望めない。たとえ休んでもお月謝は払う。お中元やお歳暮、行事ごとにどんな風にするのがこの世界の常識なのか、習おう。結婚のためのご挨拶に、未来の配偶者の家にご挨拶に行くのでも、物怖じすることなく、板についた上品さに自信が持てる。常に自分が気品に溢れていれば、その雰囲気に見合う男性と出会うことができる。


 

 

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