選ばれる女性になるには

 今までの論調で、サムライ男子は家事しない、と読者は誤解したかもしれない。決してそうでない。女性がそういうことを夫にさせないだけであって、夫側はいつでも、家事くらいこなす。(仕事中心なので、適当に。)


 そういう”実は何でも自分でできる”男性が結婚したい女性になるには、その男性に足りない部分を補える女性であることが必須。なので、料理もでき、洗濯、裁縫までこなす男性の場合、正直、生活の面で女性の出る幕がないため、むしろ女性とは”遊び相手”くらいで良し、と考えている風がある男性もいるので、注意。「女性」がもたらす事が限られていると、それだけ不利ということ。一緒にいて楽しい、癒される、自分がのびのびと認められていて、思うように生きられそうだ、自分を助け、サポートしてくれ、頼もしい。男性がそう思えるなら、その女性の条件や容姿にかかわらず、選んでもらえる。モテる男性には、女性が常に寄ってきて、自分を選んで欲しい、とアピールがあるから、その中で勝ち残るには、ある程度、男性のわがままや身勝手さも、”それでもいいの、愛しているから”と受け止める度量のある女性でないと選んでもらえない。


 素敵な男性を何とかものにしたいと思う女性であれば、その男性に”メリット”をしっかり提供できるように戦略を練るしかない。そこで女の武器を使うと、軽く遊ばれて終わるため、だから、料理などの家事の高度な技術と、相手が求めることを瞬時に読んで、その欲求を満たせる能力が必要になる。


 一緒にいて、居心地がいい、離したくない、というのはそういうこと。容姿などよりも、実のところ重要なのはその部分で、うまくいっているカップルは、目配せで、さっと”自分の思うもの”が、出てきたりするものだ。


 そんな風になるためには確かに時間もかかるかもしれない。でもここで重要なのは、相手の言いなりになることでない。この女といると、”自分が成長できる、自分が最も自分で誇りに感じられるような立派な男になれそうだ”そういう事故実現可能な、”夫をきちんとあるべき方向に操縦できて、育てることができる女”が、結局、選ばれる。男だって、いい加減で軽薄な、欲望に任せた生活を送りたいわけでない。子孫繁栄の意味でも、出来の悪い畑に種を蒔いても、無駄。


 なので、しっかり子供を育てられる、上品で貞淑な、常識のある女性がいいに決まっている。理想は現実とは違うから、できるだけ、最も良い結果が出せそうな人間関係を選び取っていくのが自然の法則。


 そのことを踏まえ、相手の人格が最も高められるような最高のパートナーとして存在する。そうすれば、相手に選んでもらえます。

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