サムライ男子の心得

 今すぐなれる、サムライ男子

 大和撫子を探したり、養成するには、自分がサムライ男子でないと無理です。

ここを読んでいる男性は、”俺、サムライじゃないしな”と思う人もいるかもしれません。


 いや、サムライ男子は心意気なので、実のところ、今すぐでも可能です。


大抵の男は、よほどのへなちょこを除き、サムライになれます。その心意気を今から書きます。


 まず、俺はサムライ、と知ること。一つ、質問しますが、妻子や彼女を守る気がありますか?緊急事態に、自分はタコ殴りにされても、女を逃すことをまず第一に考えられるなら、合格です。そうでない男は、ここで諦めて帰ってください。


 二つ目、妻子を守るのは当たり前なので、その妻子にできるだけいい思いをさせてやりたい、と思えるかどうか。ここをクリアできない男も、ダメですね。実力はともかく、幸せにしてやりたい、と思えるかどうか。そうでないなら、適当に、人の女と、つまみ食い程度に責任取らずに、遊ぶとかで満足しましょう。


 三つ目、毅然とした態度が女に取れるかどうか。言い訳したり、女の色香に迷わされないこと。サムライは、武士は食わねど高楊枝でないとダメです。仕事優先であるのは、第一条件です。女ごときの誘惑に簡単に流されるような、軟弱な男は、サムライを諦め、自らの弱さを噛み締めながら、妻の尻に敷かれたり、楽しんだ後の尻拭いに、格好悪い醜態を晒して生きましょう。それもまた人生。サムライでない方が、欲の体現がしやすいです。


 四つ目、武士たる者、潔く命をかける覚悟で生きていきましょう。実際に死ななくてもいい。妻子は、”この人は私たちを守るために命がけなのだわ”と思うと、自然に尊敬して、黙って付いてきます。そうでない世俗的な欲にまみれた女とは、縁を切りましょう。独身も厭わない、


 それくらいの気持ちでいると、着いてくる女のグレードが上がります。俺の良さをわからない女など、要らない。お世話させてください、と女に思わせるには、一緒にいる限りは全力で守ってやる、その気概と、自らの鍛錬が必要です。具体的に、どんな奴らが襲ってきても、返り討ちにしてやるくらいの、精神力をつけるために、日々ストイックに努力しましょう。


 自然界は、やるか、やられるか。


 弱い男は捕食される運命にあります。自らを鍛え、すべての責任を引き受け、仕事に全力。女、子供には優しく。それがサムライです。

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