時代は、大和撫子〜サムライ男子の復権

サムライ男子の実態〜女性が大和撫子でないと、こうなる

男に忍び寄る誘惑

　社会的なステータスがあり、真面目に働いていると、結構な確率で女性が近づいてきます。それでも、妻が魅力的でしっかりしていれば、大事にならずに済みます。

　自分が聞いたケースは、ほぼ全て、女性からアプローチされ、迷っている、という話でした。ちょっと仮に男の自慢が入っているにせよ、まるっきりの嘘ということはないでしょう。どのケースも、大体、職場関連や部下など、女性側には一石二鳥の相手です。自分を仕事で優遇して欲しい、というような。

　まさに体を張った作戦です。相談されると、まず聞くのは、奥さんとうまくいっていないのか？ということです。そんなことはない、奥さんとは別に何もない、うまくいっている、と言います。

　じゃ、止めとけ、家庭を壊したいのか、と俺は当たり前ですが、そう言います。

その前に、バレたらどうなる？とは、聞きます。たいてい答えは、バレたらアウト、です。なので、答えは、はっきりしています。お前も馬鹿じゃないだろう、そんな遊びで全てを棒に振るつもりか、そんなにその子が好きなら、別れてから付き合え、と。

　もちろん、妻子を捨てる気がないのだから、子供と会えなくなってもいいのか、そんな一時の気の迷い、自分で始末できないのか、と、俺は結構、辛辣なので、そのまま言ってしまいます。

　その後、遊んだのか、踏みとどまったのか、聞きませんが、どちらにしても、言わないでしょう。それにしても、俺もモテる、と言いたがるのは、学生時代、モテなかったからじゃないか、と思います。俺もとうとう、モテるようになってきた、と言いたいのかもしれません。まあだから、俺も、話半分に聞きます。

　昔、学生の時にモテなかった男は、こんな風に遅れてきた春に危ないです。妻なら、上手に察知して、釘を刺すに越したことはない、と思います。家庭を持ち、出世し、金回りもよければ、男はモテて、当たり前です。金の匂いに敏感な女が寄ってきますし、会社でも、当たり前ですが、仕事ができると部下にモテます。

　そこで勘違いして、手を出す男は馬鹿です。彼女達は無意識であったとしても、自分がその誘惑になびけば、結果的に利用されることになるのだ、と冷静にその状況を客観視できないと、舞い上がって不倫したりします。

もう一個のケースは、もうちょっとだけ深刻目な恋。既婚の男も恋をするのです。