大和撫子とサムライ男子〜結婚のメリット
女性の自由と特権とは?
散々に色々勝手な意見を書いてきましたが、貴方の言うことに従ったら、”女性であるがゆえに、男性には許されている自由がない!”と言われるかもしれず、”自由とは何か”と考えることにします。
俺は、別に女性が、真夜中に襲われそうなキャミソール姿で終電から降りてきたり、酒に酔っ払って、男に介抱されたり、確かに個人の自由であるとは考えます。
そんな風にしておきながら、”なぜ私は結婚できないのだろう?”と30過ぎて言われたら、そりゃあ、男にとって魅力がないからじゃないの?としか、答えられないです。実際には言いませんが。
少なくとも俺は、そういう子を多分、選ばないでしょう。今までを振り返り、好きになった子はみんな、何と言うのだろう、ものすごく清らかなタイプでした。大抵の男性はそうじゃないかな、と思います。遊んでる子と結婚したいというような男は、あまり聞かないです。
清らかそうに見える子でも、裏はどんなか分からない、と反論されそうですが、自分が好きになる子は、どちらかというと、苦労してるような子が多かったです。堅実で、親からの仕送りで生活するとかでなく、自分でバイトして学費を親に返すとか、どちらかというと、地に足がついた甘えたところのない、常識的な子たちでした。上品で可愛い、勉強もしっかりする、優等生というよりは、真面目に勉学に取り組む子たちという感じでした。
共通点に驚くのですが、そういう子たちからすると、俺みたいなタイプはちょっと頼りなかったかもしれない、と感じます。だいたい、俺よりも優秀な子も多かった。好きになっても、俺はどちらかというと付き合いたい、というよりは、いつもその子に理想を見ていたいので、切磋琢磨はしても、あまり近づきすぎることはしなかった。俺は自分の欠点もよくわかってるから、俺よりもっと素晴らしい奴と出会って、幸せになって欲しい、と考える方でした。
思うのですが、崩れそうな微妙なバランスの上の橋を歩いている、そういう時に、俺は自分の奥から湧き上がる衝動と闘いつつ、葛藤しても、理想的な女性像というものが壊れてしまうことの方を、嫌悪した気がします。がっかりしたくないし、清らかなイメージを
かくいう俺も、聖人君子などではなく、いろいろと人に言えないこともありますが、そういうことを踏まえた上で、女性達には、結婚をゴールに見据えて男性とお付き合いするのなら、”自由に単に楽しく思うままに彼氏と遊ぶ”ということは、それと真逆の結果を導くことになりがちだから、注意、と警告しているのです。
結婚すると思って付き合ってた、いつでも結婚できると思ってたんだけど、別れてくれ、と言われた、そりゃそうだろう、と俺なら思います。
先に書いたように、男にとって、女性と深くお付き合いして結婚を迫られるということは、無料の試食をした後に「やはりさっき食べた分、代金払ってね?一生払ってね?」と言われたのと同じことになります。無料の試食だから、気軽に試した、食べたら今ひとつ、だから買うとこまではいかないな、そういうこともあるかもしれないし、試食しすぎて、お腹いっぱい、こういう風に言うと、どれだけ女性を傷つけるか知らないけど、そもそも試食させるのが大きな間違いだから。
身も蓋もないけど、ベッドの中や密室で囁かれる男の”愛の言葉”なんて信じるに値しないです。愛の言葉なんてなしに、いきなり襲いかかるような男もいますが、それを”愛”とか勘違いしたりするのは、あなたが相手に惚れてしまってるから。男に隙を見せてはいけない。
別に減るわけでなし、と考える女性がいたら、そこまで深く付き合って、結局別れた心の痛手がゼロで、何も減ってないのか、考えてみて欲しい。
好きな人だったから別に良い、そう思うのなら、もしもっと気をつけてお付き合いをしていたら、別れずに済んだかもしれない、とは思わないのか、と俺は考えます。純粋な恋であればあるほど、もし仮に、そういう好奇心や衝動、もしくは相手の求めを、もっとお互いが本当に結婚したいほど求め合ってから、と、女性が意思強く、跳ね除けていれば、結婚という形に成就した”本物の恋”になったろうに、女性の見解が甘く、軽はずみに男の欲望を愛という言い訳のもとに、受け入れてしまったことに寄って、自らを傷つけ、そしてその恋自身の価値も下げてしまう結果を自分で引き寄せる。男が女性を求めるのは当たり前、と言うとこれも、勝手なんですが、男とはそういうものですから。
俺のような”据え膳食わない”タイプはむしろ稀。とはいえ、俺もいつもいつも聖人君子でもないし、俺の場合は、地雷原を避けているだけ。
先に書いたお茶の先生じゃないけれど、結婚に繋がるような実りのある恋をしたいなら、決して一線を超えないこと、結婚まで超えさせないこと。俺もその意見に賛成です。
そうすれば、女性も男性から、もっと尊ばれることになり、女性の特権をその後も、十分に発揮でき、大切に扱ってもらえます。
男としては、どうしても欲しい、でも手に入らない、自分の一生と引き換える結婚でしか、手に入らなかった価値のある女性を、結婚と引き換えに、やっと手に入れたことになる。なので、その後の結婚生活に雲泥の差が生まれます。軽い遊びのつもりが、結局、責任取らされて、しぶしぶ試食代金を払わざるを得ない、と思ってるような男を旦那にしたいですか?男の方が、あなたとどうしても結婚したくて、待ちわびて結婚するのと、同じ結果になる訳がないです。
「別れよう」と男から言われるのは、もう十分遊びきって、何の興味もあなたに湧かなくなって、すっかり飽きたから。どんなに素敵な女性でも、舞台裏の隅から隅まで全てを見てしまい、自分のものになってしまったら、次に行きたくなって当たり前です。ミステリアスなところも何もない退屈な日常の繰り返しになってしまったら、そろそろ潮時だな、と男は考えます。
結婚したら、いろいろ義務も生まれるのに、今でさえ何だか古女房のようで、慣れきって、口うるさくなって、うざったいし、おまけに嫉妬深い。結婚してないのに、自由がない。もっと他に良い子がいるかも、と男が考えるのは、自然の成り行きです。
女性も同じかもしれませんが、男性と女性の違いは、体の構造の違い。体を重ねて不利なのは女性です。女性は嵌っていきますが、男は飽きてくる。自分のいいなりになるような女性ならなおさらに、ぞんざいな扱いになっていきます。どんな風に扱っても、自分を慕ってくる女性を男が大切にすると思いますか?結婚、結婚と迫られたら、なんとかして逃げることを考え始めるでしょう。特に女性の旬は短い。じっくり遊んで飽きてしまった年増より、もっと若くて素直な、スレてない子がいるかもしれない。
女性にはショックでしょうが、男はちょっとでも若い方がいい。綺麗な年増より、多少、不細工であっても、若いピチピチした肌がいいと思う男がほとんどです。生物学的にも当たり前です。卵子の受精能力は加齢で劇的に変化しますから。ショックでしょうが、ごく自然のことなので、知っておくべきです。でないと、子供が欲しい頃には、卵子の受精能力が下がっていて、妊娠に苦労することになり、知らなかったことを後悔することになる。
男女が真の意味で平等には決してなれないため、女性は自分の身を守らないと結果的に損をします。ましてや妊娠や病気のリスクさえあるのに。愛は損得ではないけれど、愛される努力をしない女性が、結婚できなくても当然です。愛される努力というのは、二人の恋愛の炎を上手に絶やさないように燃やす努力であり、これらの技術、コツは、結婚してからも有効なために、本当に知的でなおかつ夫を愛する女性は、夫が自分から離れていかないように、常に自分が一番愛されるように、夫にとって、最も居心地の良い、楽な存在を目指します。
男は結構、単純なので、自分の選んだ人が、やはり最も良かったのだ、遊んでもいいと言われれば、それだけで満足し、いつでも遊ぼうと思えば遊べるけれども、そんな危ない橋は渡らない、と家に帰ってくる。自分の見た中で、外に女性を作り、外に家庭を作るほど本気になった人は、妻にもある程度、非がある人ばかりだった。
たとえ遊んだとしても、長続きするには各種のファクターが揃わないと無理なため、結婚している女性の特権は、”最も法的に守られる奥方”で、結局のところ、外からいくら不倫女性が頑張ろうと、有利なのは、”結婚している方の女性”ということになり、大抵の男は、体裁を重んじるため、妻が聡明であれば、たとえ浮気しても、不倫しても、外に家庭を作っても、離婚を選ばないでしょう。
そういう意味で立場が強い”結婚”、その切符はある意味、本当は結構、簡単に手に入る。男というのは、俺は例外ですが、大抵の男は、自分がものすごく好かれたら、清純で真面目そうな子から一途に好かれたら、イチコロのはずです。
俺のような男をどう攻略するか、俺ならその方法を知っていますが、それはまあ、秘密にします。(苦笑) 俺のようなタイプはいる、と思います。俺は結婚したいので、ちょっと違いますが、彼らは独身主義のように、いつまでも結婚しない。
恋愛相談にはたくさん乗ってきましたが、好きになった人と、どうしてもダメな時は、諦めて次に行くのが正解です。でも、むしろ、男を追いかける女性は、特にモテる、条件の良い男性からは敬遠されます。
自分磨きしましょう、と俺は言いません。女性の考える自分磨きは、方向性が間違っていることが多いから。この話はまた書きたいと思います。
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