彼氏がいる女性・いない女性

 俺が、女の子を見る時に最も気になるのは、”彼氏の有無”です。


 本当に正直に書くと、”彼氏がいる”子、”他の男性の影が見える子”に、全く興味がありません。縄張り争いじゃありませんが、生理的なものです。


 全く、というと嘘になります。俺は、気になってる女性が、以前、”お付き合いした人がいた”という事実を、知りたくない方です。できるだけ、その部分は、”俺だけが彼女を一番知っている”と、独占したい方です。


 自分に自信がないのかもしれませんが、自分の好きな子が、以前に他の男と……と、考えるのはかなり厳しいです。できるだけ、彼女の過去はクリーンであって欲しい。もし彼氏がいたことがあるのなら、絶対に言わない、知らせない、そのことを決して、匂わせないで欲しい。勝手な願いかもしれませんが、俺が初めて、が理想です。昨今、正直言って、22歳、いや、高校生でも難しい。俺は、女子高生と付き合う気はないので、この辺りが本当に難しいところです。


 もしも自分が、こういうこだわりと関係なく、好きになったから、相手そのままを受け入れたい……そう思えたら、もちろん、問題じゃないです。今、問題なのは、そこまで魅力ある人などいない、ということです。出会いがあっても、相手からアプローチされても、俺はこだわりがありすぎて、ダメなのだと思います。友人以上になれる気がしないし、女性の友人というのは、俺にとって、一度そのカテゴリーに入ると、彼女に昇格することは一生ありません。


 その理由ですが、近親相姦のタブーと少し似ています。”友人”と一度カテゴライズされた人の垣根を簡単に超えさせると、人間関係が崩れます。俺は、女性の友人とそういうふうに、絶対なりたくない方です。酒の上での事故を狙ってくるような策士の女性がいますが、俺は、そういう子は嫌いです。誰にでもそんな風にするのだな、と感じてしまって、自分から誘ってくるような感じの女性だと、引いてしまいます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る