一話 海原憶絵に見えるもの


 目覚ましの音に、俺は布団の上でゆっくりと重い瞼を開いた。午前七時前。家族はまだ寝ている。いや、母はそろそろ起きていたりするだろうか?

 掛布団を蹴飛ばして、立ち上がる。まだぼーっとする頭で、ふらふらと歩いて部屋を出た。

 行き先は、下の階。二階は俺と、妹の部屋がある。あと物置と化してる、元親父の部屋。一階には、母の部屋と、リビングやら台所やら、生活に必要なスペースが一通りそろっている。

 洗面所で軽く顔を洗い、俺は台所に向かった。

 朝飯はいつも通りでいいだろう。卵を三つ、ウインナーを袋ごと冷蔵庫から出してきて、フライパンを火にかける。温めている間にトースターにパンを放り込む。家族そろって、朝はパン派。たまにご飯も食べたくなるが、気付けばトーストを食べている気がする。

 そろそろ温まってきたフライパンで、まず目玉焼きを三人分作った。続けてウインナーを投入し、あとは焼けるのを待つ。我が家の朝食は、基本的にこれだけだ。いろいろめんどくさいのでサラダなどは省略。母も、昔からそういうのは作ってくれなかったし。

 ウインナーの焼け具合を確認し、ちょっと放置気味に台所を離れる。焦げないよう、もちろん弱火だ。

「瑞樹ー、朝飯できるぞー」

 階段越しに声をかけると、部屋の中から妹の瑞樹が眠たげに目を擦って出てきた。

「お兄ちゃん、朝から声大きいよ……」

 まだ眠いのか、階段を降りながら悪態をつく瑞樹に、すまんすまん、と平謝りする。

 瑞樹は、いつもなら二つに結んでいる髪を降ろしていた。長い細めの黒髪が、寝癖ではねてしまっている。着ているパジャマは水色の可愛らしいもので、これは母の趣味だ。体は小さく年相応、だが目つきは鋭く目元は大人っぽい。そのため、寝起きは特に、なかなか怖い。

 まだまだ寝ぼけた様子の瑞樹を横目に、今度は母の部屋をノックする。

「起きてるかー?」

「起きてるよー」

 扉越し、これまたぼんやりとした声が返ってくる。放っておけば着替えて出てくるだろうから、こっちはこれ以上何も言わず、俺は台所に戻った。

 二人分のトーストを皿に乗せ、リビングに運ぶ。瑞樹がぼーっとテレビを見ている横に座り、何とはなしに話しかける。

「今日は帰り何時頃だ?」

「今日はたぶん二時ぐらい……」

「了解」

 すると、母が部屋から出てきて俺の左側に勢い良く座った。

 母は、瑞樹と比べてずっと柔らかい顔立ちをしていた。俺もそれなりに目つきが悪いと言われるが、おそらく俺ら兄妹は父似なのだろう。ショートカットの髪を揺らしながら母は目の前のトーストにかじりついた。だが、

「あっ、バター塗ってない! 翔ちゃんバターは?」

 すぐに口を離した。おいおい。

「その口をつけたところは齧ってから使えよ」

 呆れながら、俺はバターとジャムを取って来た。瑞樹は横でイチゴジャムを塗り始める。母はバターを塗り塗り、口の中に入っている一口分のトーストをもぐもぐ咀嚼している。

 俺はそれを少し見てから、台所に戻っていい感じに焼けたウインナーを皿に移してまたリビングに持っていく。

「そういや翔ちゃんさー」

「んー?」

 目玉焼きに塩をぱらぱらかけ、母は呑気な声を出した。俺はそれに適当に返事をして、自分のパンをトースターに放り込む。

「最近仕事はどうよ?」

「ぼちぼちってとこかな……」

 自分の目玉焼きとウインナーが乗った皿を手に、俺は瑞樹の隣に座る。胡椒を目玉焼きにかけて、のんびりと言う。

「大変なこともないし、家も近いし、上司との仲も、まあ、良好。順調だよ」

「それは良いことだ! めんどくさがりの翔ちゃんにバイトが務まるか不安だったけど、なんとかなってるみたいで母さんは安心したよ」

 うんうん、と頷く母は、黄身だけが残った目玉焼きを箸で掴むと、残りを一気に口に放り込んだ。確かに数日前までニート同然の生活を送っていた俺がちゃんと働けるか心配なのはわかるが、そんなはっきり言わなくてもいいと思う。

 微妙な顔で母の方を見つつ、俺は俺でウインナーを齧る。

「就職とかはそのうちでいいさ。まだまだ若いんだしね。のんびり決めるといい。あ、でもお母さんがぶっ倒れる前に生活は安定させとけよー。人は、いつ死ぬか分からんからね」

 にやり、と笑って言う母に、俺はなんと答えれば良いか分からず、黙って箸を動かした。うちの母が言うと、こういう言葉は重みが違う。

 我が家には、父がいない。瑞樹が生まれる前に死んでいる。交通事故で即死だったらしい。俺と瑞樹はちゃんと血の繋がった兄妹だ。父が最後に残していったのが、瑞樹だった。父が死んだ後、母の体に瑞樹が宿っていると判明したのだ。

 母は女手一つで俺と瑞樹を育て、今日まで我が家の大黒柱として頑張ってくれている。そしてそれは、もうしばらく続きそうだった。

 俺は今年、十九歳になる。だが、大学や専門学校に通う予定はない。では就職しているかと言えば、そんなこともない。いわゆる、フリーターだ。いや、正確には先日まで、仕事を探そうともしない、ニートだった。

 在学中の就職活動に失敗し、気付けば高校を卒業していた。そのまま、仕事を探すこともせず一か月。さすがにそろそろ何か動くべきだろう、と感じてきた俺は、近所の古物屋がアルバイト募集をかけているのを見つけた。ダメ元で面接を受けたところあっさり合格。そのまま働き出して、今に至る、というわけである。

「それにしても、翔ちゃんが店員さんねぇ。似合わないねー」

 けらけらと笑う母に、俺はなんとでも言え、と思いながらトーストを齧る。

 うちの母は、見た目だけならやたらと若い。二十代、はさすがに厳しくとも、三十代前半だと言い張っても通りそうな見た目だ。実際は四十代も半ばなのだが。

「お母さん、そろそろ着替えないの?」

 瑞樹が淡々と言う。母は時計をちらっと見て、残りの朝食をさっさと片付けた。

「ん、おー、そうだね。じゃあ翔太朗、洗い物よろしくー」

「へいへい」

 息子の呼び方が相変わらず安定しない母である。この間なんて「宮城ぃ!」と元気いっぱい呼ばれたこともあった。苗字はあんたも一緒だろ、と思わず突っ込んだのも記憶に新しい。

「瑞樹は髪どうする?」

「自分でやるからいいよ。ごちそうさま」

 立ち上がり、瑞樹は母と自分の食器を重ねて台所へと向かった。シンクに食器を入れて、とっとと自室に戻って行ってしまう。

 良い子なんだが、もう少し愛想が良くてもいいと兄ちゃんは思う。言ってもたぶん聞いてもらえないだろうが。

「俺もとっとと食っちまうか」

 皿の上に残る朝食を口に放り込み、俺も席を立つ。瑞樹がつけていたテレビでは天気予報がやっている。今日は晴れるらしい。

 良い天気になるといいな。



「……暇だな」

 今日も、古物屋『橿原』は閑古鳥が鳴いている。常に人通りが少ない住宅街の一角にあるため、ほぼ毎日お客が少ない。いや、来ない日の方が多いかもしれない。

 仙台駅から地下鉄で三十分、そこからさらに歩いて十分ほどの、ギリギリ仙台市内にあるこの店。駅に面した大きな通りから、横道に逸れて、さらにしばらく行った先にあるのも問題だろう。駐車場もなく、交通の便もよろしくない。

 築何年になるのかも分からない程古い、もはや真っ黒になった木造二階建て。その一階部分、道路に面したところを開け放ち、この店は商いをしている。俺が座っているのは室内のカウンターの内側。カウンターと言ってもかなり小さなものであり、一人入るだけで内側は埋まってしまう。

 丸椅子に腰かけて、店番するのが、俺の今の主な仕事。

 店内の内装は、薄暗く、ちょっと不気味だ。古い器が棚に並んでいたり、ガラスケースの中にフランス人形がしまってあったり、壁にかけられたラックにビニールに入れられた昔の玩具が入っていたり、様々な物が陳列されている。

 かなり雑多に古物を扱っており、買取、販売、どちらも行っているらしい。店の前には、『あなたの思い出、お見せください』と書かれた立て看板が置かれている。

 入口頭上には木製のデカい看板、店名が真っ黒な字で書かれているそれは、地震でもくれば落ちてきてしまいそうだ。

 まあ、そんなことが起きることもなく、この店は今日も平和そのものである。最初は不安に思ったりもしたが、なんやかんやと、上手くやっていけそうだ。

「お茶淹れたんですけど、飲みます?」

「うおっ」

 背後から突然声をかけられて、俺は跳び上がりそうになった。マズい、ぼーっとし過ぎた。

「だ、大丈夫ですか?」

 俺の方を心配そうに見るその女性は、店側に面した襖戸の向こう、居間の方からこちらに声をかけてくる。出て来ようとする彼女を手で制しながら、俺は軽くぶつけた膝を摩った。

「だ、大丈夫っす……えーっと、お茶、お茶ですか。ありがたく、頂戴します」

「大丈夫なら、良いのですけど……では、用意しますね」

 戻って行ったのを見て、ホッと胸を撫で下ろす。

 危ない危ない、暇だな、なんて店の人に聞かれるところだった。

 暇なのは事実だが、思っても口に出すべきではないだろう。たぶん。

「お待たせしました」

「ありがとうございます」

 カウンターの上、お盆に載せた緑茶を出してきてくれた彼女に、俺はぺこり、と頭を下げた。

 それに、彼女も同じように頭を下げて返してくれる。小さく微笑んだ姿に、ちょっとだけどぎまぎしてしまう。

「今日も、暇ですね」

 そして、彼女は隣になんとなく立ったまま、会話を始めてしまった。しかも第一声がそれだ。

 さっきの、聞かれてたかな、なんてことを思いつつ、吹き出しそうになったお茶をなんとか飲み込んだ。

「平日の昼間っすからね……人通りもほとんどないですし」

「元々そんなに忙しくないお店ですから、いつも通りと言えば、そうなんですけど。こうも暇だと愚痴りたくもなりますね」

 いい天気なんだけどなぁ、と外を見る姿はどこか神秘的で美しかった。長い黒髪を揺らす細身の姿は、薄暗い店内からは逆光で真っ黒な影そのものに見える。黒いエプロンにグレーのTシャツ、そしてジーパンと、左目を隠す真っ白な医療用の眼帯。シンプルな服装だが、手足の長い海原さんには良く似合っている。俺もだいたい同じような格好なのだが、美人は何を着てもだいたい絵になるからすごい。

 ぼんやりとその姿を見つめていた俺に、クスクスと、笑みを浮かべる姿は妙に魅力的だ。

「ふふ、学校にいた頃のままですね、宮城くんは」

「そう、っすかね」

 楽しげに笑う海原さんに、俺は後頭部を掻きながら答える。高校時代からこんなもんだっただろうか、なんてことを思いながら、目の前に来た元同級生を見つめる。

「宮城くんは、変わりません。変わらないのは良いことですよ」

「海原さんこそ、変わらないと思いますけど」

 海原憶絵と言えば、ほぼ他人に興味を示さず生活していた俺が、名前を覚えていた数少ないクラスメイトだった。高校時代の友人がやたら気に入っていたせいで毎日名前を呼んでいたから、それで覚えてしまったのだ。さらに言うなら、彼女は高校時代からずっと眼帯を身に着けていたため、少し目立っていた。キャラ付けのためではなさそうだし、病気か何かだろう、とは思ってたが、詳しくは知らない。

 彼女と初めて出会ったのは、高校一年生の時。現在十九歳の俺と彼女だが、実はちゃんと話すようになったのはここ最近だ。というか、俺がこの店で働くようになって、初めてまともに口をきいてる気がする。

「なんだかんだずっと同じクラスでしたから。結構覚えてますよ」

「そんな、特徴的でしたか、俺?」

「いえ、むしろ……目立たな過ぎて目立つ、といった具合でしょうか」

 どういう具合でしょうか、と聞き返すこともできず、俺はまた後頭部を掻く。

 高校時代の俺、そういえばどんな感じだっただろうか。そんなことを考えながら同時に薄ぼんやりと、高校時代の海原さんを思い出す。

 と言っても、覚えているのは曖昧な記憶ばかりで、友人が言っていた情報ぐらいしか出てこない。この世の者とし思えない美しい外見に対し、可愛らしい、ちょっと子供っぽくも思える内面がギャップ萌えだとか、なんとか。実際、男子の中では人気が高かった。

 そんな彼女が、まさか俺のことを覚えているとは。

「いつだって空気に溶けるような雰囲気でいましたよね」

「……よく見てますね」

「職業柄、見るのが癖みたいなものでして」

 困ったようにふにゃりと笑う姿は、確かに聞いていた通り、可愛らしい。

「まさかその人が、うちで働くことになるなんて、想像もしてませんでしたけど」

「俺も、まさかバイト先に元同級生がいるなんて予想してませんでしたよ」

「まあでも、お互いある程度気心の知れた元同級生、ということで。なんとかやっていけてるじゃないですか」

 海原さんは、呑気にそんなことを言う。

 今日までの暇な日々を頭に浮かべつつ、俺はこれまた呑気に応える。

「まだ雇われて二週間ですけどね」

「けっこう長いと思いますよ」

「そうっすかね」

「そうです。一日は二十四時間。これの十四倍ですからね、長いでしょう」

 確かに、単純計算だと長いかもしれない。

 もちろん、ずっと家にいるわけではないし、一日のうち店にいる時間は全体の三分の一程度だ。そこまで長くはないと思うのだが、どうだろう。

 いやでも、一日八時間近くを、労基法的に取らなきゃいけない休みを除いて、十二日程度……確かに、長いか?

「長くいればそれで仕事ができるようになる、というわけでもないですが……うちは覚えることも少ないですし、慣れるのにはさほど時間は必要ないかと」

「そうっすね。基本的な仕事は慣れましたし……」

 やることは、掃除と、店番。これだけだ。だからこそ、俺みたいな特にスキルも持っていないやつでも店員が成り立っている。

「あとは、実際に見てもらえるといいんですけどね。思い出読み、お客様相手にやっているところ」

「あー……そうっすね」

 曖昧な返事しかできないのは、彼女の言う『思い出読み』について、未だに俺が半信半疑だからだ。

 道具の持つ思い出を読む、という名前のままの業務。なんでも憶絵さんはそういうことができる、らしい。確信を持って言えないのは、俺も説明を聞いただけだからだ。

「全てのお客様にやっているわけじゃないのですが、大切なサービスの一つなので、ぜひ宮城くんにも見てほしいですね」

 サービス、か。

「その、失礼なんですけど、この店の経営、大丈夫なんですか? お客さんもこの通りですし、その上でそんな特殊なことをサービスでやったりして……」

「大丈夫ですよ。うちは基本通販で稼いでますから。冬次さんが全部やってるので、私が知ってるのは帳簿上だけですけど」

 彼女が言いながら見る先、半開きの襖戸の向こうにいるのは、一応この店の店主だという、信濃冬次さんだ。炬燵布団を外した小さ目のちゃぶ台前に座り、テレビをじっと見つめている。

 二人は昔から交流があり、冬次さんにとって彼女は『恩人の子供で妹みたいなもの』で、海原さんも、冬次さんは『親戚のお兄ちゃんみたいなもの』だと言っていた。実際、二人のやり取りは家族のようであり、色気は皆無である。勘ぐる方が馬鹿馬鹿しくなるぐらいだ。

「ああ見えて、頭はいいんです」

 この通り、酷い言い様だ。冬次さんがちょっとかわいそうに思えてくる。

「へぇ……」

 ただ、海原さんの言葉に、今回ばかりは失礼ながら頷いてしまう。普段から、冬次さんはずっとあんな感じだ。黒いスウェットの上下を身に着け、そしてテレビの前から動かない。たまに話しかけても二言三言声を発して、おしまいだ。

「人は見かけによらない、ってやつか……」

「宮城くんは、けっこう心の声が漏れますね」

 あっ、と思った時には遅かった。慌てて口を押えて冬次さんを見るが、あの人はこちらを気にもせず、テレビに視線を向け続けている。ホッとしたような、逆に不安なような。

「憶絵」

 と、油断していたら冬次さんが口を開いた。驚いてまたカウンターに膝をぶつけかけたが、今回はセーフ。

「どうしました?」

 海原さんが聞くと、冬次さんはテレビに視線を向けたまま、気だるげに応えた。

「煎餅、まだあるか?」

「あると思いますけど、台所ですね」

「取ってくれ」

「動きましょうよ、たまには……」

 海原さんは呆れた様子でため息をつき、居間の方に戻って行った。

 いつものことだが、冬次さんのぐうたら具合は俺でさえどうかと思う。これでも経営が成り立っているらしいのだから、通販とやらではなかなか稼いでいるのかもしれない。

 店主のあんな姿を見てしまった以上、さすがに少しぐらい働かねば、とカウンターの上にあった布巾に手を伸ばしたその時、

「ごめんください」

 入口に人がやってきて、ただでさえ薄暗い店内がさらに暗くなった。

 ずいぶんと小柄なそのシルエットは、どうやら、お婆さんのようだった。

 薄い藤色の着物を着て、風呂敷包みを片手に持った、上品な印象のお婆さんだ。歳の頃は六十から七十、といったところか。俺に向かってニコリ、と微笑んで見せる姿は、どことなく可愛らしい印象を抱かせる。

「こちらが橿原さんで、間違いないかしら?」

「はい、いらっしゃいませ。どういったご用件でしょうか?」

 俺がにこやかに笑って応対すると、お婆さんは少し迷ったような様子で、小さな声を出した。

「その……変な話でごめんなさいね。私、大和さんに紹介されてここに来たのだけれど」

「はい」

「その、ね、ほら、こちらのお店では、道具の心が読める、だなんて伺ったものだから……いえ、ごめんなさいね! 変なこと言っちゃって!」

 お婆さんはそう言って恥ずかしそうに笑うと、ペコリとお辞儀をして店を出て行こうとしてしまった。

 俺は慌てて、それを引き留める。

「あの、ま、待ってください!」




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思い出読みの憶絵さん/著:吉田しく 富士見L文庫 @lbunko

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