第19話 生理現象

 煙草を吸うことによる、身体への影響は様々ある。

肌に良くなかったり、もちろん、直接の影響のある肺もそうだ。

一酸化炭素によって、動脈硬化の確立が高くなったりとか、内臓関係にも影響があるらしい。高血圧の人は相乗的に悪影響がある。


女性にとってはそれに加えて、不妊になりやすくなったり、更年期障害が早まったり、例を出せばキリがないくらいに弊害があるのが煙草だ。


歯にヤニが付着して、色が変わってくるし、歯槽膿漏にもなりやすくなる。


とにかく、良いことはほとんど無い。


ただ、煙草に関する様々な記事があるが、正反対のことを言っている部類がある。

それが、『煙草を吸うと、便秘に良い』とか何とか…


俺もそれに関しては調べてみたことがある。

『便秘に効く』という記事もあれば、『便秘には効かない』という記事もあった。


俺の場合は、煙草を吸うとトイレに行きたくなる。

まぁ、つまりはそういうことなのだが、どうやら、括約筋が緩むおかげらしい。

しかしながら、それだけで『便秘に効く』と思ってはいけないらしい。


確かに、便秘に効いているように感じるが、それは短期的なことらしく、

長期的にはむしろ『便秘になりやすくなる』とのことだった。


詳しいことは是非とも、これを呼んでくれた方たちに調べてみてもらいたいが、

簡単に書くと、上記のように、長期的には良くない傾向が見られるようだ。


俺の父は、もともと便秘とは無縁の人だったが、朝寝起きに煙草を吸うようになってから、その後すぐにトイレに行くようになった。


つまりは、もともと便秘にあまり縁が無い人は、

煙草を吸うことによって、括約筋が緩むことは間違いないので、その後トイレに行きたくなる。ということらしい。


便秘気味の人に『煙草が便秘に効くか?』と効かれた時には

『長期的な目線で治したいと考えているのならば、お勧めしない』

と答えてあげてほしい。


俺の祖母は便所にこもりながら煙草を吸うということをやっていたが、それが表しているように、長期的には良くないのは間違いないと思う。


世の淑女の皆様は、それを覚悟して喫煙していただきたい。



今日の喫煙所教訓【煙草を吸う時は、身体的影響があることにしっかりと留意しましょう】

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