第5話 豚狩りを開始する!了解! 一時間目

「いったいどこまで歩くの~?」


既に歩き続けて数時間となる。

「情けない、まだ数分ほどだろうが。やはり街で待機したほうがよかったのではないか?」

「敵艦の姿が見られない。」「索てきを要請する!」「了解」「ダメだ!」「了解!」「ダメだ!」「ダメだ!」「了解!」


「お前らの時間間隔どうなってんの!?」



 私達はヘルデーモンボアを討伐するため闇の草原へと進んでいる。

ここら辺はレベルの高いモンスターが出現すると有名なのだが‥‥‥。


と、噂をすれば巨大カエルのようなでっかい両生類達がこちらへに向かってきた。

「敵の潜水艦を発見!」「敵の潜水艦を発見!」「敵の潜水艦を発見!」「敵機を発見した!」「数は‥‥‥10!」


「大和魂を見せてやる!!」

「「ばんざーい!!!」」


『どーーん!!!』

「「「ゲロゲロゲロげぇー!!!」」」


このように爆弾を使い、容赦なく相手を粉々に吹き飛ばしている。もはや異世界ではあるまじき光景なのだが‥‥‥。


(慣れてしまっている自分が怖いわ‥‥‥。)


ときどき他の冒険者達とすれ違うが必ずの確立二度見してくるのだ。


「‥‥‥なんだ今の。魔法呪文構築せずに爆発を起こしたぞ?化け物かよ‥‥。」


とても恥ずかしかった。



◆結果

ビッグゲロッグを討伐した。

ビッグゲロッグのレベルは300ぐらいだったが日本兵達は特攻し、カエルを爆死させた。


蛇足

後の話だが、カエルの一部分は美容にいいらしく高く売れるらしい。使いたかったが兵士に今後の資金のためと使わせてもらえなかった。まじ朽ちてしまえ。


女神一行の豚狩りはまだまだ続く。


               








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