Episode05:雪片の踊り

第30話 雪片の踊り-01


 長距離列車の連絡駅であるリルは駅周辺が極端に発達して、併設されたショッピングモールには生活に必要な施設がほとんど揃っているという。葬儀場さえあればそこで生まれて死ぬまで過ごすことも不可能ではない、とはリルの住民が交わすお決まりの冗談だった。

 幾つもの枝分かれした道を持つモールの末端、両隣を派手な店舗に挟まれて、ひっそりとそのビルは建っている。

 かつては店舗だったのか、ドアの上には塗りつぶされた看板が掲げられていた。

 死んだ自動ドアを手で開いて入っていくと、通路は物に溢れて足の踏み場もない。

 天井にもネットを張って衣類や何かを保管しているため、アレックスは少し背をかがめて通る必要があった。

「フラン。頭、障害物に注意して通って」

「はい」

 照明のない通路に何度か赤い光が瞬く。

 フランが障害物を認識し、最適な足運びを計算しているのだ。

「博士。クランコ博士」

 物にあふれて、部屋の全体の広さがよく判らない。どこが壁かも定かではない。

 足元が何かを踏んでも構わずに進み続け、ようやく部屋らしき空間へ出た。

 来客用のテーブルと椅子、壁際に青く淡い光を放つモニタが数機。

 静かな駆動音は、どこかに隠れたコンピュータから響くものだ。

 部屋自体が何かの生き物みたいだった。

 ほんのりと温かく、かすかな振動に包まれている。

「……レフ。不在なら、荷物を置いて帰ります」

 視線をめぐらせて、気付く。

 作業台の上に自動人形メイトの半身が横たわっていた。

 小柄な体型は子供ほどの大きさで、どうやら少女人形のようだ。

 肩から先が外れ、下半身もない。首から上にはまだ貌のない頭が載って、無感動に来客を見つめている。

 いつか使いを命じられて届けた部品が台の上に空けられていた。

 実用に不向きな剥き出しの関節はガラス球だ。

 見るからに脆くて、アレックスには好ましく思えない。趣味の人形だ。

「おお、レディ・ドール・フラン!」

 唐突に背後から声がした。

 振り返ったそこに傅く老人の姿がある。

 彼が目当ての人物、レフ・クランコだ。

 うやうやしくフランの手を両手で包み、頭を垂れて、自動人形の貌をじっと見上げる。やがてレフの顔いっぱいに笑みが広がって、黄ばんだ、けれど一本残らず健在している歯がむき出しになった。

「うん」

 一つ頷いて、ようやくアレックスを見る。

「大きくなったな。アレックス、いくつになった?」

 アレックスはずっとレフと対面するのを避けていた。

 直接会うのは一年ぶりだ。彼は放っておけば勝手に連絡を寄越すので顔を合わせるまでもないという気持ちと、こうして親戚の子へするように成長の度合いを確認されると思ったからだ。

 成長の――時の経過の再認識など、憂鬱な気分になるだけだ。

「今年で十五になります」

 歳月の経過を苦く感じて、すぐに口を閉ざす。

「違う。レディ・ドールだ」

「……四年程です」

 そうだった。

 レフは人より自動人形を優遇する。

 アレックスは彼の性質を失念していた己を省みた。

 一気に疲れを感じて椅子に腰掛ける。

「自動人形は大きくなりませんよ」

 だからこそ追い詰められているのに。

 恨みがましくレフを見ると飽きずにフランを眺めていた。

「成長はする。それを指した表現だ。誤解があったか?」

「紛らわしい。誤解を招こうとする意図を感じる」

「それこそ、誤解だよ、アレックス。さ、一息つきなさい。いまお茶を淹れよう。おなじみのジンジャー・ティだ」

「砂糖は結構です。甘いものは――」

「それは結構。いい蜂蜜が手に入ったのでね!」

「お気遣い、どうも」

 甘いものが嫌いだとついぞ言い出せない。

 言わせないようにレフはいつも言葉を回りこむ。

 レフがキッチンへと引っ込んで、彼の視線から解放されたフランを椅子に座らせた。改めて部屋を眺める。得体の知れない物で破裂しそうな箱、隙間から空管が飛び出した箱、衣類がめいっぱい詰め込まれた箱、箱の下で潰れかけている箱、箱、箱。壁を埋め尽くす勢いで積み上げられ、危うい均衡で保たれている。

「アレックス」

 唐突にレフに下から覗き込まれ、アレックスは息を呑んだ。

 反射的に仰け反った背中が背もたれにぶつかる。

 レフはトレイをテーブルに置き、作業台の前から椅子を引き寄せ腰かけた。

 椅子とは言うものの、ただ木箱を組み合わせただけの代物だ。

「荷物を届けに来てくれたんだったね。わざわざありがとう。旅の調子はどうだい。学校はもう卒業したのかな?」

「ええ。荷物はそこに置きました。フリーク・フェアの収穫品です」

 一度に投げかけられた質問に、まずはひとつ、答えた。

 昨日出発したクロステルではまだフェアの最中だろう。

 ジゼルから得た思いがけない情報を元にアレックスは次の行き先を決めた。

 ここへ立ち寄ったのは荷物を届ける目的と、もうひとつ、彼には報告する必要があると判断したからだ。

「学校は、先月卒業しました。進路の選択はこれからです。それと――旅は、これが最後になります。今度の行き先を尋ねて、何もなければそれきりです。だから一応聞いておきます。何か情報を得ていませんか。些細なことでも、関係のありそうな事なら何でも」

「きみこそ、旅を区切るにふさわしい情報があったんだね?」

 躊躇って、結局頷く。

「ジゼル女史に連絡が入ったそうです。差出人は夫妻共通の仕事用のメールアドレス。ジゼルの助力を請う内容で、彼女を作業所へ招いていました。所在地は区名まで。返信を送ったそうですが反応はまだないようです。それが十日ほど前の話で、僕が聞かされたのは昨日です」

 同じアドレスに、ジゼルは過去何度もメールを送っている。

 しかし受信がブロックされているのか、届いたことは一度もなかったらしい。

 レフは落ち着いてお茶を啜っている。

 カップから口を離して一言「ふむ」と唸った。

「所在地は?」

「ロウェルの旧工場区。ただ、以降の詳細な住所は不明です――」

 言い切らないうちに、椅子の上からレフの姿が消えていた。

 壁を覆うモニタに向き合って何かを始める。

 質問しておきながら、彼が話を聞かないのはいつものことだ。

 だからアレックスは落ち着いてお茶を飲む。いちいち腹を立てては身がもたない。

 何事かをキーボードに打ち込む老人の後姿を見ながら、両親も彼に振り回されただろうかと想像した。

 あるいは仕事をしているうちは、レフ・クランコはもう少しまともな人間だったのかもしれない。そもそも、両親が仕事をする姿をアレックスは知らないから、あまり具体的には想像できなかった。

「旅を終えるのかね」

 思い出したようにレフが問う。

「だから、そう言いました」

「そうか。彼女はなんて言っている?」

「彼女? ジゼルは好きにしろ、と――」

「違う違う違う、レディ・ドールの意向を聞いたのか?」

「フランの? 何故ですか。僕の行動の是非を自動人形に聞いたって仕方がない」

 思わず目を向ける。

 フランの前にもご丁寧にカップが置かれていて、今もまだ湯気がのぼっていた。

 彼女は主の視線に気付き、応えて瞬きをする。

「旅はきみとフランの二人連れだ。一方の意見で今後を決定するなんて身勝手だよ、アレックス」

「フランは僕の自動人形だ。自動人形は主の意向に従うものです」

 意見を聞いたところで、自動人形は己が有意義に活用される手段を提案する。

 例えばフランなら、旅の続行を希望するだろう。

 なぜなら普段の生活にフランは必要ない。アレックスが復学して学校へ通う間、フランはほとんどの時間を休眠状態で過ごしていた。

 実際に稼動するのは週末の休みや長期休暇を利用して遠出する際に限る。

 そうすることでフランの消耗を軽減させる意図も、多少にはあったが――。

「旅が終われば、フランの稼動を停止します」

 フランを見る。

 いまは睫毛を伏せて、カップの中身を覗き込むように俯いている。

 気落ちした仕草に見えるのは、アレックス自身の想像力のせいだ。

 仮にフランに感情があるのなら、主の冷たい言葉に落ち込むかもしれない。

 その想像がフランの何気ない仕草を意味深に見せるのだ。

「残念だな、アレックス。折角――きみは随分フランに優しくなった。彼女もそれを喜んでいる。やっとここまで育ったのに、お終いにしてしまうのかい」

「勝手な想像で話を作らないで下さい。ずっと前から決めていたんだ。今思えば子供じみた考えだけど、悪くない決め事でした。僕が彼女の背を越したら捜索は諦める、と――僕の旅を支援してくれる人と約束しました」

 作業台を離れ、レフが即席の椅子によじ登る。

 さっきからずっとそこで落ち着いてお茶を飲んでいたような顔をして、お茶請けのクッキーをつまんだ。もりもりと食べこぼしも気にせず頬張って、お茶で飲み下す。

 フランとアレックスを交互に見て、唐突に目を剥いた。

「そうだ! 良い脚パーツがあるぞ。フランの身長が十センチは伸びる。真鍮製の鋲がいかしてるやつで、造膚の代わりに培養ワニの革を使っている素敵な代物だ。どうだね、印象はがらりと変わるが、きっと似合う」

「そういう話をしているんじゃありません」

「アレックスは最近コーヒーを愛飲していると聞いたが?」

 咄嗟に言葉が出ない。背伸びしてそんなのを飲むと成長が停まるわよ、とからかうジゼルの言葉を思い出す。平均に比して背が低いことを揶揄されて、腹が立たなくなったのは一体いつからだろう。

「誰に聞いたんだよ、そんなこと」

「とあるレディが教えてくれたのさ」

 ジゼルだ。あとで何かお返しをしなくては、と考える。

 でも、ジゼルが弱みや隙を見せることは悔しいくらいに珍しい。弱みを握るためにはエレシアと結託する必要があるかもしれない。

「……確かに少しは意識していた、けど――ただの気休めだ。本気で期待していたわけではないし、そもそも旅の延長が僕の本意なのかもわからなかった」

 レフが静かに笑う。肩を小さく揺らして、くすくすと声を立てて。

 それが妙に温かく響くから、アレックスは文句を言えずに黙り込む。

「大きくなったよ、アレックス」

「はい」

 今度はフランのことじゃない。

 最近また靴を新調した。前年、一回り大きいサイズを選んで買ったはずの外套はとうに窮屈になっていた。ふいに手の甲に目を落とすと、以前はフランと差の無い形をしていたのに、今は妙に指が長く関節の骨ばった、無骨な形をしていると気付く。

 まるで部品を取り替えたみたいだ。

 無為に過ぎた日々を蓄積して身体が肥大していく感覚に胸が冷えた。

結局|ボックス《感情表現機能》は気に入らなかったんだなあ」

 ぽつりと、レフの呟きは独り言めいて響く。

「少しでも使ってみる気にはならなかったのか?」

 これも快くない話題ながら、話が変わったことに安堵した。

「余計な機能です。僕には必要ない」

「余計なものは嫌いか、アレックス」

 レフはおかわりの茶をカップに注ぎ、ハニーディスペンサーからたっぷり蜜を絞る。ティースプーンでかき混ぜながらアレックスを窺った。

「余計だというなら、自動人形自体こそがそうだ。これひとつあれば暮らしていけるわけでもあるまい。暮らしが困窮したら真っ先に切り捨てられる余計な機械だ。違うか?」

「ずいぶん贅沢な商品が普及している。この国では」

「この国では、昔、孤独死が流行った」

「はい?」

 話題が急に逸れ、思考が付いて行かない。

「人口が少ない国だ。フリーク・フェアの来客数の図解を見たことがあるかね?」

 ある――いつか、エレシアに転送してもらったデータを思い出す。

 祭りの賑わいから自動人形の姿を差し引くと、眺めは閑散としたものになった。

 人間よりも自動人形のほうが数の多い町並みは、その場に交ざっているあいだは違和感を抱かなかったが、データで見ると寒々しく感じる。

「皆、寂しかったのだ。私はそう考えるよ。だから自動人形に親しみを抱き、受け入れ、暮らしを共にしている。町並みは賑やかになった」

「そんなのは、水増しの、誤魔化しじゃないのか。本当の賑わいとは違う」

「でも、それでも活気付く。気持ちが励まされる。皆明るくなった。仮に今この瞬間、世界中の自動人形が全て消滅してしまったら、途端に世の中は寂しくなる」

 確かにそれはアレックスにとっても気持ちの良い状態ではない。

 自動人形を好む人たちまで嫌いにはなれなかった。

「だからね、閑散とした町を歩くよりは、楽しいんじゃないかな」

 本当にそうだろうか。

 事実に気付いたら余計寂しさが身にしみるだけだと、アレックスは思う。

 だけどすれ違う人を、それが人間かどうかなんて逐一確認していられない。

「で……孤独死は減ったの?」

「さあどうだろう。とくに流行ったことはない気もするが」

 無責任な冗談だったようだ。

 アレックスは吐息する。本気に取り合うと疲れるだけだと知っていたはずだ。

「じゃあ、レフは今、孤独死防止の監視役を作っているってわけ」

 視界の隅、自動人形の胎児を意識する。

 レフは嬉しそうに破顔して「よく気がついた」とアレックスを褒めた。

「じきにジゼルの腕を借りて、顔を作るのだ。彼女の腕前は確かだからね、《ボックス》の機能を最大限に活用できる」

 フランを見て、勿体無いと言わんばかりに首を振る。

「今からでも機能をアクティブにするといい」

「必要ないって言っている」

「せっかくの機能だ。使わない手は無い。お喋りができて退屈しないぞ」

「不便はしていません。今だって、聞けば答える。それで充分だ」

 席を立ってレフとフランの間を割る。

 彼の手が触れないようフランを遠ざけた。

「そんなに嫌か、アレックス。まるで怯えているみたいだ。自動人形が人間じみた動きをするのは不気味か?」

「……妙に人間に懐いた姿を卑屈に感じるんです。まるで露悪的な模倣に見えて居心地が悪い。過剰な表情も多弁な様も、必死になって人間味を主張しているみたいで無様です」

 言い切ってから、妙な心地の悪さがあった。

 嘘ではないが、誇張をしている。

 言葉を大仰にして本意を隠している――そんな気がした。

 フランに触れるのは諦め、レフは落ち着いてカップに口をつける。

 もう興味を失ったそぶりで横目に少年を見た。

「誤魔化しているようで、嫌なんだ。人間じゃないことを誤魔化している。それが癇に障る」

「素直なお人形がお好みかね」

「その表現が気に入ったなら、それで構いません」

「では、きみにとってはフランは理想のお人形なのだな」

「どうでしょう」

 文句のひとつも言わず、指示されたこと以外の行動をとらず、後ろを黙ってついて来る。機械的に従う無口な自動人形。労働機械ロボットと何ら差はない。

 たとえば、とアレックスは想像してみる。

 ミカエラみたいに自己主張が激しく個性が強く物分かり悪く媚態を振りまく、そんな自動人形が道連れだったら――。

 想像しただけで疲れた。

「少なくとも……フランなら一緒にいても疲れないかな」

「それは何より」

 と、レフは目を線にして笑う。

「それなら何より、もっともっと、一緒にいるべきだと私は思うけどね」

「フランの時間も無限ではない。限界は迫っている。どこかで区切る必要はあります」

「良い。アレックス。きみが決めたことだ。私の言葉はただの無責任な願望だよ。きみが決めなさい、より良いように。途中で意見を変えても悪くはない。あえて言うなら、フランが傷つかないほうに一票だ」

 レフが椅子を立つ。コンソールへ歩み、何か操作を加えた。

「もうすぐ列車の時間だろう」

 ついでに時計を確認したらしい。

 アレックスも端末を取り出して時計表示を見た。

 丁度、メールが届く。差出人はレフ・クランコだ。

 何をまわりくどいことを、と口に出す寸前、中身が地図情報だと気付く。

「これは――」

「ロウェルの旧工場区、エメス社がかつて保有していたが今は他者の手に渡った建物がいくつかある――と言ったのはもう二年も前かな」

「覚えています。訪ねましたが、それらしい形跡はなかった」

「あの後もしばらく様子を窺ってみた。最近では再稼動する工場も多くてね。再びロウェルが自動人形の一大生産場になる日は近いかもしれない。で、だ。どの工場もこの二年で一度は電気が通っている。建物の電源設備を殺さないためだろう。そのなかで唯一、不自然に電力を遮断している工場がある」

 アレックスの理解の芽生えを待たず、レフは言葉を継いだ。

「希望を含んで説明すると、死んだ工場に見せかけようと偽装したのが逆に目立ってしまったんだな。隠れて何かしているなら、その工場で間違いない」

 地図を開いて位置を確認する。

 ロウェルの旧工場区のなかでも町にほど近い。

 何度か足を運んだ町だ、すぐに道筋を描けた。

「ただ、まあ、希望を潰す言い方をすると、その工場は取り壊しが決定して、機能を保つ必要がなかった。だが取り壊すにも金がかかる、支払いで揉めて今日まで壊されずに建っている――という具合かな」

「ありがとうございます。足を運ぶ価値はありそうだ」

「旅が終わったらまた寄ってくれ、アレックス。今度は指の素敵な自動人形と共に迎えよう」

 作りかけの自動人形の腕を手にとって、レフがそれを左右に振る。

「旅の幸先を祈っているよ。無事に戻っておいで。レディ・ドールも一緒にね」

「はい。きっと近いうちに、また」

 フランを連れ、また獣道じみた通路を戻る。

 いつかは頭を下げずとも歩けた道が、今は身をかがめなくては通れない。

 見送りもそこそこにレフが作業台に向かう気配があった。

 建物の外へ出て、解放感すら抱く。思わず身体を一杯に伸ばして凝りをほぐした。

 気付かず肩を縮こまらせていたようだ。あの部屋は訪れるたび窮屈になっている。

「フラン。駅へ戻る」

「はい」

 言わなくてもいいことをわざわざ伝えた。

 レフの言葉は存在感をもってアレックスの中に残っている。

「お前は旅を続けたいと思うのか? フラン」

 自分への冗談のつもりで問いかけた。すぐには答えは返らない。

 フランの沈黙は適切な回答を計算しているためで、逡巡などでは決して無い。

「アレックス、あなたの望む通りに。それがわたしの本意です」

 自動人形のお手本のような答えに、アレックスは確かに満足感を覚えた。

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