瑠璃色に燃やす
瑠璃色に燃やす
それはまぎれもない
偶然と偶然を重ね合わせて
出会った糸が絡み合う
そんな何億分の一の確率で
君と出会って
小さな火種が
飽和した酸素へ着火して
青臭い炎を灯す
純粋な青さの温度が高いって
君が教えてくれたから
それはまぎれもない
必然だと君が言うので
その指先に手を伸ばしていいと
はじめて 肯定してもらえたようで
未熟な炎が
揺れ動いて迷うけど
泡だつ感情が
瑠璃色に燃やすの
だって君が
だって
私を必要だと
言ってくれて
そんな君たちが
少なからず
私のそばにいてくれて
こんな私だけれど
何度でも立ち上がって
だって 間違っているかもしれないけど
諦めなんか 昨日に捨ててきたから
君と出会って
小さな火種が
飽和した酸素が着火して
青臭い炎を灯すの
純粋な青さの温度が高いって
君が教えてくれたから
泥臭くても
青臭くても
諦めないから
何度でも、何度でも、
瑠璃色に燃やすの。
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