ユタージン

シャッダ

（　けれども……

敵である宇宙植物コゲードに餌を投げて、コゲードが餌を食べてる間に逃げる、等の応用もできるかもしれません

しかし、コゲードの数が多すぎるので、現状では、ランチを味方の宇宙植物であるシャッダに与えて操縦する方が作戦としては立派でありますでしょう

作戦と戦術と戦略は、それぞれ違う分野ととして捉えるべきでありますでしょう

ところで、ランチラックのユタージンであるランチラックは、ユタージンアイテムとして、とても重いのです

ランチラックは、この重いユタージンアイテムを担いで戦うことになります

ユタージンアイテムを置いて戦ったらどうか？との御意見も、読者様から御座いました

ところが、ランチラックを放置すると、そこに居合わせるすべての宇宙植物が餌を食べようとしてランチラックに集まり、収拾がつかないのです

餌だけではなくて、ユタージンアイテムまで食べられてしまえばどうなるか、読者様が御存知の通りであります

それにしても

味方の宇宙植物を生み出す夏田古文時と

味方の宇宙植物を操縦するランチラックのコンビは

宇宙植物に対しては最強コンビと言えるでしょう　）

ランチラックのランチラックから発射された（ややこしい）ランチは

装甲車を包んでいるシャッダに飛んだ

シャッダの口は小さいが、無数に付いている

その幾つかの口がランチを飲み込んだ

すかさずランチラックは

装甲車を包んでいるシャッダを操縦する

シャッダが車輪まで包んでいるので装甲車は自走できないが、シャッダの樹がキャタピラのように回転して、装甲車を高速走行させる。ものすごいスピードである

シャッダそのものには、これ程の高速走行性能などない

ランチラックが操縦することにより、宇宙植物の性能は飛躍的に上昇するのである

重いランチラックを担いでランチラックは走る（ややこしい）

ランチラックの傍を夏田古文時も走る

夏田古文時はシャッダの株を前方に投げる

株はすぐに成長して装甲車の形となる

シャッダの樹は個々の体験情報を共有する

装甲車を包んでいるシャッダの体験情報が、夏田古文時が前方に投げたシャッダの樹に瞬時に伝わったので、装甲車の形状と機能を、生じたばかりのシャッダの樹が完全にコピーすることができたのである

そのシャッダコピーされた装甲車もどきにランチラックが餌を与えた

ランチラックと夏田古文時は

シャッダ装甲車に飛び乗った

ランチラックの操縦によって、シャッダ装甲車は速度を上げる

ランチラックは何体かの宇宙植物を同時に操縦することができる

もちろん、同時に操縦する数が多いほど操縦能力は減少する