第3話 オープニング1:銀の腕
GM:最初のオープニングは時雨支部長から。侵蝕率上昇どうぞ
時雨:はい…9ですね、侵食率を上昇させます。
灰村:上がっていきますわね!
GM:ここは誰もが羨む、FHの活動が少ないD市。貴方はそこの支部長を任されている。君は今日、UGNの日本支部長、霧谷雄吾に呼び出され、市内にある喫茶店を訪れた。喫茶店に入ってくる貴方を見つけると、霧谷は手を挙げて貴方を呼ぶ。
GM:「急に呼び出して申し訳ありません」
時雨:いえいえ。今日はどんな用で?
GM:「実は貴方の支部で預かってほしいものがあるのです。」席に着く際、彼の足元にはアタッシュケースは置いてあることがわかる。
時雨:日本支部長からの依頼であるなら…。そちらがそうですか?
時雨は霧谷の足元にあったアタッシュケースに視線を移す。
気づいた霧谷は、それをテーブルの上に置き直した。
GM:「実はこちらをしばらく、貴方の支部で預かっていただきたいのです」
時雨:中を確認してもよろしいですか?
GM:霧谷は無言で頷き施されていたロックを解除する。中を開けるとレネゲイドを放つ、銀色の義手がありました。
黒山(シーン外):なんかディザイアで似たようなことがあったような気がする(このネタバレに、GMは何も知らない)
時雨:こちらは一体?
GM:「これは近隣のN市に保管されていた遺産(レガシィ)です。この度、より詳しい調査を行うために、海外に輸送することになったのですが、担当のエージェントが輸送中にFHに襲われ負傷。代わりのエージェントが来るまで安全なこちらで預かっていただきたいのです。少なくとも一週間ほどでエージェントが来ると思われますので、それまでお願いできませんか?」
時雨:なるほど、曰く付きで、騒動の中心のようなものですか。…わかりました。日本支部長のお願いというのなら、お引き受けしましょう。
長谷部:なぜ今持っている霧谷や他のエージェントが引き継がないんだ…。
GM:プレイヤー以外が優秀だったらお話しにならないだろ!
大神:無能も困る。
GM:「貴方の支部に厄介事を持ってきてしまい、大変申し訳ありません。ここが安全だということ以外に、貴方の実力も私は信頼していますので、どうかよろしくお願いいたします。」
時雨:私達も仕事をしなければ他の支部から給料泥棒と後ろ指を指されかねませんし、問題ありません。それに、支部のメンバーには平和ボケをしてもらっても困りますからね。
GM:「とんでもない。この街の平和を維持できるのは貴方の手腕あってこそです。」
響(シーン外):単純な質問なんだけど、この義手右腕?左腕?
GM:左腕かな。では霧谷は君のコーヒー代を持って去っていきます。というわけで君は自分の支部でこれを預かることになったのですが、どういった風に保管しますか?
時雨:え?どういった?
GM:まぁフレーバーだよ。調達振ってセキュリティを買った、とかイージーエフェクトで護るとか。(NPCのデータとエフェクトを確認する)
灰村:なぜ徐ろ(おもむろ)にその辺を見るのでしょう?
黒山:エージェントに守らせるとかそんな感じでいいのでは?
GM:はい、じゃぁ優秀なエージェント(エキストラ)に任せるという感じでいいのかな?
灰村:いつもの。
響:これはダメな予感
時雨:うーん。うーん。イージーエフェクト、万能器具で金庫とか作れませんかね?
GM:ほうほうほう。じゃぁRCで振ってみようか。
時雨:……達成値は9ですね
GM:じゃぁ鍵開けスキルが必要な感じの金庫が出来ました。
時雨:これでよし、です。あ、そういえばイクリプススコールに協力を要請するんでしたね。メールでも出しておきましょう。
GM:ありがとう、それでは君が遺産、銀の腕を預かったところでシーンを切ろう。
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