宛名のない手紙

27．神のジャッジが28日に下されるでしょう。

　拝啓、先生。

　今カクヨム壮は岐路に立っているのやもしれません。

　ライアーゲームの様な騙し合いが横行し、ここは何かざわざわって音が聞こえる会場なのでしょうか？金は命より重いと言わんばかりに、はした金で人格を曲げる恐ろしいバトル会場となりかねない。これはもはや、運営さんという神に判断をお任せする状況まできているのやもしれません。

　心配事が尽きないのは世の常でもありますが……

　これが続くようでは、精神汚染を免（まぬが）れない。今後もいくつもコンテストを重ねていく中で過激になっていくのであれば、もうここは小さな戦場でございます。人の心はどこに置いて来たのか……？これが正しいあり方なのでしょうか？私、いち個人は悲しくも現実を受け入れることができません。

　疑わしきは罰せずとは申しても、状況証拠が揃いすぎており、裁判であれば有罪判決が出るでしょう。そして、このやり方を良しと認めてしまうのならば、ルール無用の醜い争いが始まってしまいます。手段を選ばず、正しいことはなく、騙し合う。このような場所に人が集まるわけがない。集まったとしても面白半分にされ、惨状を激化させるだけだと思ってしまいます。

　だからこそ、ここで神にしっかりジャッジをして欲しい。

　やっていいことと悪いことをしっかり提示して頂けたら、住人は安心するのかと思います。審判の日は28日。そこが岐路になりそうな気がします。個人的に。

　P．S

　アメフラシちゃんは、海に帰すことにしました。

　キャッチアンドリリースの精神です。

　平成28年　盛夏